テラーノベル
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不明ちゃん。
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ノヴァが息を呑んだ。いつも冷静な彼女が、初めて明確な動揺を見せる。
「これは……スターライト!!」
「スター……ライト……?」
《アステリア》が激しく脈動する。
ドクン!!
ドクン!!
ドクン!!
村人たちの想い。
守りたいという願い。
諦めない心。
それらが黄金の粒子となって、空へ昇っていく。
そして――星々が応えた。
夜でもない空に、無数の流星が現れる。
キラキラと輝く星の光が、一本、また一本と結界へ降り注ぐ。
ノヴァが叫ぶ。
「古代記録にしか存在しない現象です!」
「“星の意志”による共鳴増幅――!」
《アステリア》の刀身が黄金に染まる。
同時に、結界全体が巨大化した。
ヒビが修復されていく。
「うぉぉぉぉぉ!!」
僕は立ち上がった。
さっきまでの重さが嘘みたいに消えている。
いや違う。
力が湧いてくる。
村人たちの願いが、僕を支えているんだ。
空の黒い巨腕が再び振り下ろされる。
だが――。
ドゴォォォォォォン!!!!
今度は結界がびくともしない。
黄金の壁が、圧倒的な光で巨腕を押し返す。
黒い手が悲鳴みたいなノイズを発した。
空間そのものが歪む。
ノヴァが高揚した声で叫ぶ。
「押しています!!」
「スターライトによって《ステラ・イージス》が完全覚醒しています!!」
「まだだぁぁぁぁ!!」
僕は《アステリア》を天へ掲げた。
すると、空の星々が一本の巨大な光へ収束していく。
まるで銀河そのものが槍へ変わるみたいに。
ノヴァが震える声で呟く。
「まさか……」
「《ステラ・ジャッジメント》を地上で……!?」