テラーノベル
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「《ステラァァァァァァ!!》」黄金の光が空を裂く。
星々が渦を巻き、銀河そのものが収束していく。
黒い裂け目の向こうで、無数の目が一斉にこちらを見た。
だがもう、怯まない。
「《ジャッジメェェェェェントォォォォォォォォ!!!》」
《アステリア》を振り下ろした瞬間――
天が、落ちた。
ズドォォォォォォォォォォォォン!!!!!!
超巨大の星光が空間を貫く。
それは“槍”なんて生易しいものじゃない。
光の銀河そのもの。
黄金と青白い星光が渦を巻き、空の裂け目へ直撃した。
黒い巨腕が蒸発する。
ギャァァァァァァァァァッ!!!!
世界を震わせる絶叫。
裂け目の奥で、無数の目が焼き潰されていく。
星光は止まらない。
そのまま裂け目の内部へ突き進み――
ドゴォォォォォォォォォォン!!!!
空そのものが爆発した。
衝撃波で雲が吹き飛ぶ。
草原が揺れ、村中の窓が砕け散る。
だが、黄金の結界が村を守っていた。
やがて――。
黒い裂け目が、ゆっくり閉じ始める。
ギチ……ギチギチ……。
最後までこちらを睨んでいた無数の目が、闇の中へ消えていく。
そして。
パァァァァァ……。
空から、静かに星の粒が降り始めた。
まるで雪みたいだった。
「……終わっ……た……?」
僕はふらつきながら空を見上げる。
《アステリア》の黄金の輝きが、ゆっくり収まっていく。
村は静まり返っていた。
誰も動けない。
ただ呆然と、閉じた空を見上げている。
その時――。
パチ……パチパチ。
一人の村人が拍手した。
続いて、また一人。
やがて村中から、大きな歓声が湧き上がる。
「助かった……!」
「生きてるぞ!!」
「やったぁぁぁ!!」
子どもたちが泣きながら抱き合う。
アイアンゴーレムの残骸の横で、大人たちが空を見上げていた。
ノヴァが静かに言う。
「侵食反応、消失確認」
「第一次防衛戦……成功です」
だがその瞬間。
ドクン。
《アステリア》が、再び不気味に脈打った。
そして頭の奥に、あの声が響く。
「――観測完了」
ゾワッ。
空の遥か彼方。
一瞬だけ、“巨大な目”が開いた気がした。
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不明ちゃん。
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