黄青 nmmn
蒼翼くんと黄海くん。
第一話:生徒会長ならば当然のことです。
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─青side
青「やばっ、俺勃ってきたWW」┊︎蒼翼(あおよく)ころん(18)
桃「さすがに友達の俺でもそれは気まずいW」┊︎桃河(ももかわ)さとみ(18)
青「くはぁWW」
ザッ……
昼休みに廊下の、外側の窓下に座って友達とエロ本を読んでいる時のことだった。
黄「ちょっと。何見てるんですか。」
声がした方向を向いてみると、高身長の知らない男がこちらを見下ろしていた。
桃青「……」
(だれ、こいつ。)
黄「学校は勉強する場所です。不純な物は持ってこないように。ルールですよ。」┊︎黄海(きかい)るぅと(18)
青「は?お前なに?気安く話しかけてくんなやW」
(ほんとだる、表紙見られたし。)
桃「あ、おいころん!お前本取られてんぞ」
友達に言われて気づいて知らない男の手元を見ると、さっきまで2人で見ていた本があった。
青「あっ!おいてめぇ返せっ!!!」
取り返そうとそいつの手から本を引っ張るも、ビクともしない。
青「うっ……」
黄「うるさいです。…どれだけ見たいんですか……」ペラ…
全力でそいつから本を取り返そうとしている時、その本のページで1番際どいページが開かれた。
青「ぁっ、勝手に見んなよっ。」
黄「………これ没収です。」
青「は?なんで名前も知らないてめぇに私物奪われなきゃいけねえんだよ!」
黄「はぁ……うるさい人ですね。僕はこの学校の生徒会長、黄海るぅとです。」
青(生徒会長…。センコーにチクられたら終わるな…)
黄「そのくらいも知らないんですか?蒼翼ころんくん。」
青「!?」
突然自分の名前を呼ばれドキッとしてしまう。
青「おいお前…なんで俺の名前知ってんだよ。」
黄「生徒会長ならば当然のことです。そのお隣にいるお友達……桃河さとみくんの事も把握済みですよ。」
桃「!」ピク
青「……いくら生徒会でも、この学校の人数分全員の名前覚えてるとか…お前頭イカレてんじゃねぇの……」
黄「はは笑、さすがに全校生徒の名前を1年間ずっと覚えているなんて無理がありますよ。知らない人も数名はいると思います。大体は覚えていると思いますけど……。」
青(知らないヤツがいたとしても数名って…鬼かよ…。)
桃「じゃあなんで何の接点も無い俺ら2人の名前覚えてんだよ?」
黄「…」
青(何コイツ?怖いんだけど。いきなり黙りやがった…。)
黄「…あなた達、『苺高等学校一の不良2人組』って有名じゃないですか?笑」
「入学当時から目立っていてすぐに覚えましたよ笑」
青「…あっそ。」
黄「…笑」ニコ
─キーンコーンカーンコーン…
黄「あっ、チャイム……っじゃあ僕はこれで失礼します。授業ちゃんと受けてくださいよ。」
タッタッタッタッ……
桃青「……」
青「なんだよアイツ。」
桃「…しらね。てかお前本取られたままじゃね?」
青「へ?……ぁ、ぁぁあああああ!!!」
「…っ、黄海るぅと……覚えた…。」
「アイツ……ぜってえ許さねえ!!」
桃「おうおう…笑」
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蒼翼くんと黄海くん。
𝐍𝐞𝐱𝐭⇢1000♡
コメント
8件
フォロー失礼
んふ勃っちゃった
さいこうすぎる つづきまってる!