【サンダー】「なんで俺の名前知ってるの…?」
【?】「なんか…知ってたっていうか…なんというか…よく分かりません…。だけど…名前と容姿は覚えてたみたいで…。」
【サンダー】「なにそれ…?俺らどこかで会ったっけ…?俺が忘れてるだけ…?」
別に会ったことあるわけじゃないはずなのに、なぜかこの人の名前と容姿は思い出せた。
【?】「えっと…あの…俺が誰か分かりますか…?俺…記憶喪失みたいで…何もかも…思い出せなくて…。」
【サンダー】「うーん…すまないけど…分かんないな…君のことは…。」
【?】「そうですか…。すみません…変なこと聞いて…。」
自分のことは何もかも思い出せない…。だけどなぜか…誰かに生まれ変わったような感覚になっている自分がいる。
もしかしてアニメでよくある異世界転生みたいなことしてしまったのかと、思わず一瞬考えてしまった。
【?】「あの…ここは…一体どこなんですか…?」
【サンダー】「あ…あぁ…えっとな…ここは俺らの部屋だよ。ちなみに…それは俺のベッド。」
【?】「えっ!?サンダーさんのベッド!?昨日の夜とか大丈夫だったんですか!?」
【サンダー】「大丈夫だよ。普通にリビングのソファーで寝てたから。」
【?】「そ…そうなんですか…。それじゃ…なんで俺をここに連れてきたんですか…?サンダーさんが連れてきたんですよね…?」
【サンダー】「うん。そうだよ。君が道端で…なぜかぶっ倒れてたから…それで連れてきたの。放置するのも心配だったし…。」
【?】「そうだったんですね…。助けてくださりありがとうございます…。」
【サンダー】「別にいいよ。こう見えてブレイヴだからさ…俺。」
【?】「ブレイヴ…?」
【サンダー】「おう。まぁ…それは後で説明するわ。あと…これ…なんか近くに落ちてたんだけど…これオマエの…?」
サンダーさんはそう言うと、手帳らしき物を差し出してきた。
手帳の裏面を確認すると、[リオン]という名前が描かれていた。
【?】「これって…。」
コメント
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(´ཫ`* )グハッ
サンダーきゅんって無意識にイケメンな対応してくれるよね
サンダーくんめちゃくちゃ優しい… なんかがあって記憶喪失なんかな…?元々なのか…