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🎀もちたん🎀
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#大倉空人長野凌大吉澤要人小泉光咲武藤潤杢代和人桜木雅哉
🎀もちたん🎀
139
#原因は自分にある。
だいふく
1
#げんじぶわっしょーい!!!!!!
だいふく
7
医師たちが病室を出たあと。
かなめは不思議そうにりょうたを見た。
「りょうた。」
「ん?」
「事故の日、俺たちってどこへ行こうとしてたんだっけ?」
りょうたは息をのんだ。
本当は、公園へ返事をしに行く途中だった。
かなめが告白してくれた、その返事を伝えるために。
でも――。
かなめは、そのことを覚えていない。
「……。」
りょうたは少しだけ目を伏せた。
「散歩、かな。」
精一杯笑って答える。
かなめは疑うことなく笑った。
「そっか。」
「俺、何か大事なこと忘れてる気がするんだけどな。」
その何気ない一言が、りょうたの胸に深く刺さる。
病室を出たあと、じゅんたちが心配そうに集まってきた。
「どうだった?」
りょうたは小さく首を振る。
「……かなめ。」
「俺に告白してくれたことだけ、忘れてる。」
その場が静まり返る。
「え……。」
まさやが思わず声を漏らした。
たかとはゆっくり息をつく。
「そんなことって……。」
りょうたは壁にもたれ、静かに目を閉じた。
「やっと……。」
「やっと『俺も好き』って伝えられると思ったのに。」
「かなめは、その約束ごと忘れちゃった……。」
じゅんは何も言わず、りょうたの肩にそっと手を置いた。
りょうたは涙をこらえながら、小さくつぶやく。
「今、伝えたら……。」
「事故のあとだから言ったって思われるかもしれない。」
「それに、記憶が戻る前に言うのは……ずるい気がする。」
そう言って笑おうとしたが、笑顔は作れなかった。
病室の窓から差し込む光は明るいのに、りょうたの心には、また新しい迷いが生まれていた。
コメント
1件
ああもう、第20話、心にじわじわ来ました……。 りょうたが「散歩かな」って精一杯笑って答えるところ、胸がぎゅっとなりました。かなめ自身が「何か大事なこと忘れてる気がする」って言うのがまた切なくて。覚えてないほうも、覚えてるほうも、どっちも苦しいんだなって。 「今伝えたらずるい」って思うりょうたの優しさが、痛いほど伝わってきました。次が気になります。ゆっくりでいいから、2人にちゃんと届いてほしいな……。