テラーノベル
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ぬいぬい
君を好きにならなければ、私、こんなに苦しくなかったはずなのに
好きだったと、君を忘れられれば、
今ごろ、この新しい環境で1つでも恋ができたかもしれないのに
好きな君の連絡先なんて持ってなければ、
こんな些細なこと、送っちゃおうかな、なんて迷わないのに
この文章変かな?なんて考えないのに。
好きな人と乗る電車が一緒じゃなきゃ、
見かけるたびに苦しくならなくていいのに
好きになってしまった代償ってなんでこんなに重いものなの?
恋ってもっときらきらしてて、楽しいものじゃないの?
私が君に一途すぎるだけなの?
みんなはもっと私とは違う恋をしてるの?
周りの人たちはなんで好きな人と付き合えてるの?
ちゃんと気持ちを伝えるのってすごく勇気のいることじゃないの?
応えるのも勇気いることじゃないの?
なんだか私だけ、違う世界の人みたい。
でももちろん私も苦しいことばかりじゃない。
文章でも直接でも、君とやりとりできることは嬉しい
偶然でも君を見かける度になんだか嬉しくて、
声をかけに行くような度胸はないけれど、目があった気がするだけでも満足で。
スマホの通知音に一喜一憂する。
君を好きになって初めてこんな感情を知った。
ちょっとしたことで喜んで、嬉しくなって。
でも同時に苦しくて、勇気が出せない自分が嫌になって。
きらきらしてるけど時に暗くなって。
なんで、君を好きになっちゃったんだろう
君を好きにならなければ、
こんな感情知らないままだったのに。
コメント
1件
第6話読了!「君を好きにならなければ」の繰り返しが切なくて刺さるね…。好きになったからこその喜びと苦しさがリアルで、特に「スマホの通知音に一喜一憂する」ってとこ、めっちゃわかるー!主人公の感情の揺れ方が丁寧で、続きが気になる。らいとさんの繊細な心情描写、素敵でした✨