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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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TV番組収録の日。司会者や演者に挨拶して回る。

事情は聞いてるから。何かあった時は任せて。

とデク・ウラビティ・クリエイティに声をかけてもらってから少し緊張が解けた。

ほぼ雄英出身者の同窓会ですな。

という司会者のジョークから始まり、自宅紹介のVTRや特技の披露。涼は幼少から続けている日舞を披露した。

まるで女性のようですね!!

「男踊りと女踊りがありますから。氷雨はどちっも得意なんです。」

司会者の言葉にすかさず轟がフォローを入れた。クリエイティも博識を披露し、事なきを得た。

収録が終わり、再び楽屋挨拶を終えて。

「ちょっと、一旦、ベスト脱ぐわ。」

「大丈夫か。」

机につっ伏す涼に、轟は飲み物を渡す。

「ありがとう。」

一気に飲み干し、またつっ伏していると。スマホ片手に轟が。

「麗日が、涼もメシに誘ってくれてるんだが。行くか??男装しなくていいって言ってくれてるぞ。」

「良いの??せっかくだからお呼ばれするわ。」

「わかった。返信しとく。」

ということで、隠れ家的居酒屋に集合し、トイレで着替えをする。

「改めまして。氷雨こと日野涼です。」

「男装じゃない涼ちゃんもイケてる!!私、麗日お茶子。ウラビティです!!」

「男装ではない姿では、お初ですわね。クリエイティこと八百万百ですわ。」

「緑谷出久です。ヒーローネームはデク。よろしく。」

「…爆豪勝己。」

さっそく飲み物や料理を注文し、収録時の話に花が咲く。

「2人は一緒に住んでないんだよね??」

「うん。あの部屋全部、事務所が用意してくれたの。」

「お2人の事務所は、タレント性も重視しますから。今後もTV出演は増えると思いますわ。」

「覚悟しとかないと。ボロが出たら大変。」

「できる限りのフォローはするぞ??」

「それはそれで冷や冷やするな。」

「轟君の、今日のフォローは的確やったよ!!」

「日本舞踊の動きも、戦闘に取り入れたりするの??」

「うん。」

爆豪は、会話にはいらずともお酒を飲みながら聞いている。

「今日VTRでみたけど、爆豪君はいつも辛いもの食べてるの??」

涼はおもいきって質問する。

「いつもじゃねぇよ。今日のはTV用に盛っただけで。普段あんなに唐辛子の粉かけねぇよ。」

「それでもあの辛いの食べれちゃうんだ!!スタッフさん悶絶してたよ。」

「かっちゃんの辛いもの好きは相当だよ。」

「高校の時は、皆犠牲になったんよ。」

「てめぇらが食ってみたいって言ったからだろ。」

「興味本位でしたが、あそこまで辛いとは思いませんでしたわ。」

「あれは、確かに辛すぎだったな。うまかったけど。」

「なぁに今さら文句言ってやがんだ。」

「皆仲良いね。面白い。」

「3年間こいつらと一緒だったなんで、今でもぞっとするわ!!」

「そうカッカすんな。次何飲む??」

「ハイボール!!」

「爆豪君今日は飲むねぇ。」

「うるせー。丸顔。」

宴もたけなわなになり、解散することに。涼は轟と一緒に帰る。

「今日は楽しかった。」

「良かった。次も誘ってくれてるからまた行こうな。」

「うん。じゃあここで。」

「また明日な。」

「うん。明日ね。」

ほろ酔い気分の2人は、涼の家の近くで別れた。

轟焦凍のサイドキッカー

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