テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
5件
区切りすぎなのはさ…ごめんて
えー。
これ、もうどこから始めたらいいんだよ。具切りすぎだっつーの。
あ、チョです。
スタート
ぺいんと「……きょーさんが僕に話してくれた理由。」
今、きょーさんが自分に教えてくれた意味を考えろ。
何も無いのに突然教えてくれることはない。
校舎裏でじっと考えていたら、いつの間にからっだぁが校舎の渡り廊下を渡っていた。
いつもよりもその目は黒く染っていて、少し距離を感じる。
いつものような明るい姿はなく、まるで別人の誰かに入れ替わったみたいで少し怖かった。
ぺいんと「……らっだぁ…?」
自分にはらっだぁに何があったのか全く分からなかった。
キーンコーンカーンコーン
チャイムの音がなり、謎のまま授業が始まった。
きょー「んで、これがこうなる訳だ。テスト出るぞ。」
らっだぁ「……」
ぺいんと「……」
ずっと気まずくて話しかけられない。
らっだぁの筈なのに、らっだぁじゃなくなった気分だ。
日常組(ぺいんと抜きグループ
クロノア「どうしたんだろうね」
その様子を遠目から見ていた日常組(ぺいんと抜き)はらっだぁとぺいんとの間の距離が遠くなっているのを一目で気づく。
しにがみ「よく気づきますね…他の人は全く気づいてないですよ」
とボサっと言う。
クロノア「…え、だって2人ともいい感じじゃない?」
その言葉にしにがみは大袈裟な程に反応する
しにがみ「え……え?分かるんですか?!」
トラゾー「……?」
クロノア「聞いたことあるだけだよ。ホントかどうかも分からないから」
と苦笑する。
しにがみ「知ってるんだぁ……」
意外な事を知ったかのように反応するから少しからかったのは別の話だ。
トラゾー「……最近先生の会議が多いらしいね〜」
独り言かのように、されど聞こえるように話題を振る。
トラゾー「成瀬さんとらっだぁでなんかあったらしいんだけどね……」
その言葉にハッとし、盛大な勘違いをしていた事に気づく。
らっだぁとぺいんとが喧嘩したんじゃなくて、らっだぁと成瀬が喧嘩して気まずくなったんだと悟る。
……拝啓、ぺいんとさん。頑張って下さい。敬具
しにがみ
ぺいんと「……はぁ」
帰り道、結局何があったのか全く分からなかった。
すると急に肩を叩かれる。
赤髪のとも「どうしたの?」
ピクト「ぺいんとさんじゃん。良かったら話します?」
ともさんが暗かったからさ!と明るく笑う。
ぐちつぼ「俺がいるの忘れないでくれ…」
そう言い、ぺいんとの頭に軽く手を置く。
ぺいんと「……あ、じゃあ少しいいですか。?」
赤髪のとも「どうしたの?」
ぺいんと「らっだぁが暗い理由を教えてください!」
その目は、真剣で。
真っ直ぐに自分を射抜いた。