パチンッ!!
(ッッイッタ)
「なんで。?なんでこっちに来たの!?
来ちゃダメ!戻って!いのり!早く!」
「え、嫌だよ、あっちゃん1人置いて行けない!」
ドンッ
あっちゃんは私の背中を強く押して
雲の上から突き落とした。
「あ゛っ゛ぢゃ゛ん!!!!」
「ばいばい。いのり」
私が落ち終わる前にあっちゃんの姿は
その場から消えていた。
…………
「先生!!患者さんの、日野さんの意識が!!」
「い、いのり!!いのり!!戻ってきてよ!」
雪湖と美朝はずっと言っている。
いつの間にかか、キリアがいて、ずっと壁にもたれかかっている?
海外にいるはずの母も来ていた。
…あぁ。このまま死んじゃいたいぐらい
初め父も海外だと言ったけど、
私に殴ったりけったりして、ストレスを解消しては
どこか夜遊びっ潰し。
私の事なんかどうでもよかったみたい。
母には伝えてないけど、父は死んだ、
あれは事故だったから別に嬉しくともなんともなかった。
「やっと死んでくれた。」
そういった。
「いのり!!いのりが来ないとキリアが泣くってよっ!!」
「えっ。」
「日野さん!?良かった。良かった」
「いのりぃぃぃぃぃ」
その時間も直ぐに終わった。
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