テラーノベル
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『日常』
k「つむさん!」
t「花粉飛んでるからやだ…」
k「まだ何も言ってないよ…」
t「もう休むって連絡したから」
k「早いね…」
t「寝る…おやすみ…」
k「…僕も休もうかな」
h「辞めとけ、狛枝」
k「…予備学科が話しかけないで」
h「お前な…」
k「だって、事実だもん。」
h「つむ…こいつを家に入れてよかったのか…」
k「しー、つむさんが起きちゃうでしょ 」
h「いや、むしろ起きて欲しいんだが?」
k「超高校級の才能を持つ彼女の邪魔をしない方がいいよ」
t「仲良くして欲しいから入れたの…ダメそう?」
h「俺はこいつと仲良くしたくない」
k「日向クン!そんなことを言わないでよ〜…」
t「…まえちゃん、しばらく静かにしてて…」
k「…うぅ…絶望的だよぉ…」
t「…命令って言えば言うこと聞いてくれるんだっけ…」
h「どこ情報だよそれ…」
k「kuropediaに載ってる…」
h「便利だな、それ」
『ちっちゃくなっちゃったその1』
t「…これ、何…?」
k「…こま…」
h「帰り道に変なやつに連れられてちっちゃくなったらしい」
t「…幸運の力ってすごいね…」
k「こま…✨」
h「うわ…狛枝が目を輝かせてる…」
k「こま💢!」
t「あ…約束破った」
k「…ま?」
t「…火炙りの刑、ひなちゃんお願いしていい…?」
h「おう、つむは寝るんだよな?」
t「そうだよ〜…」
h「なら、できるだけ声出させないようにするな」
t「…別に出させても大丈夫だよ…?」
t「つむは成長したから…zzz」
h「言ったそばから寝てるし…」
k「こ、こま…」
h「狛枝、怖がることはないぞ」
h「これはあいつが望んだオシオキだ。」
k「こま…」
h「…つむ…俺にはできない…!」
k「こまぁ…✨」
t「あ…手が滑ってコンロの方へ投げちゃった…」
h「つむ!?」
k「こ゛ま゛え゛た゛な゛き゛と゛ッ゛!」
h「…美味しくなって帰ってこいよ〜」
『ちっちゃくなっちゃったその2』
t「…」
k「…」
h「…」
t「…今度はひなちゃんなんだね…」
k「うーん…つむさんが、ちっちゃくならなくて僕は残念だけど…」
t「幸運で戻れたから、それでリセットされたんじゃないかな…」
h「ひな…?」
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t「…よく見たら可愛いね」
k「…はぁ?」
h「ひ…?」
k「じゃあ僕は可愛くなかったってこと…?」
t「うん」
k「即答だ…」
t「…嘘、可愛かった」
k「…その顔、ずるいよ」
h「…ひな?」
t「…」
k「…」
t「…眠くなってきちゃった…」
k「寝るかい?」
t「うん…そうする…ひなちゃん見てて…」
k「任せて!」
h「ひ…」
k「…さて、日向くん?つむさんとの出会いでも聞かせてもらおうか?」
h「ひなたぁ…」
『ちっちゃくなっちゃったその3』
t「…」
k「…」
h「…」
t「…なーんで2人とも戻ってるのかなぁ…」
k「こま…」
h「ひな…」
t「空気的に私がなるべきなのになんでこうなるの…」
h「…」
k「…こまぁ」
t「…なんでかな…可愛いと思ってるはずなのに気色悪くなってきた…」
k「…こま!」
h「ひな…」
t「絶望的だね!とか言ってそう…ひなちゃん、とりあえずまえちゃんと距離置こっか」
h「ひな!」
k「こま…!」
t「うーん…あっ、そうだ」
t「クレーンゲームの中に置いたらまえちゃんどっかに行ってくれるかな」
k「こまえだ!?」
h「ひっ…」
t「嘘だよ、嘘」
k「…こま!」
h「お前な…」
t「あれ?ひなちゃん、喋り方だけ治ったね」
h「あ、本当だ 」
k「こま…?」
『バウムクーヘン』
t「…」
k「あれ?つむさん、珍しく本読んでるんだね」
t「まえちゃん、居たんだ」
t「本に集中してて気づかなかった」
k「…なんの本を読んでたか聞いてもいいかい?」
t「ただの恋愛小説だよ」
k「そっか。ところでなんでバウムクーヘン食べてるんだい?」
t「あー…今日がバウムクーヘンの日らしくて、ついでに買ってきたの」
t「それに、これもバウムクーヘンに関係してるからね」
k「…バウムクーヘンエンドだっけ?」
t「そうそう…名前だけ知ってるから実際にはどういうことを示すのか知らないんだよね…」
k「…僕は知ってるけど、言ったらネタバレになりそうだからやめておくね」
t「うん…ありがとう」
k「それじゃ、僕は用事があるから、またね」
t「…たまにはこうやって本を読んでてもいいかも…」
t「今まで眠くなって内容全部飛ぶと思ってたから読んでなかったけど…そんなことも無いんだね」
t「うーん…ネタバレなんて食らってなんぼだからな…後で調べてみよ…」
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