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第七話【一緒に行こう】



________________________________________

💚視点


パーティがさっき終わった。みなゆっくりと帰っていく。車に乗り、1人また1人と人数が減って行か中、蓮とラウールが


康二くんと一緒に帰りたい!と駄々を捏ね始めた


🤍康二くんと一緒じゃないと家帰らないもん!


🖤久しぶりにあったんだもんいいじゃん!


💚いや俺たちがよくても康二の親とか心配するでしょ⁉︎


💚諦めな?


🤍やだやだやだ!いーやーだー!


🖤やだもん、、、


今ここにいるのが俺たちと康二の家族だけでよかった思う。こんな高校一年生滅多にいないと思う。甘やかしすぎたな


🟠別にいいですよ?


💚へ?


🟠別に康二、一泊や二泊大丈夫ですよ。学校も休みに入ったばかりですし


🧡え?ええん?


🟠たまにはいいだろ!久しぶりにあったんだろ?お母さんには適当に言っておくから楽しんでおいで?


🤍やったぁ、ありがとうございます!


💚いやまだ許可してな

🖤亮平ありがとニコッ


💚、、、


くそっ!悔しい‼︎



______________________________数分後



押し切られた。


悔しいあの顔狡いだろなんであんなかっこよく育った訳?同じ環境で育ったんだけれども元々持って生まれた遺伝子だよなぁ、、、と痛感した。


🤍は!ねぇおつる家近いし歩いて帰りたい!


まだ駄々を捏ねるかそう思ったが、俺も正直運転してもらってる人に話を聞かれるのもな、と思ったのめ承諾した。


______________________________帰宅中


ラウールが後ろにいて康二と話している。

俺と蓮は前で明日の話とか色々していた。


数分くらい経った時急に静寂が訪れた。うるさい2人の声が全くしなくなった。


🖤え?置いてきたって距離じゃないもんね?


家を目と鼻の先にして一本道曲がり方も多い訳じゃないから一瞬にして消えた2人の声に驚いた。


その時車が通った。夜中にしては車が通っていることに違和感を持った。


💚蓮、れん!あの車‼︎ナンバー覚えて!


🖤え?は?えっと〇〇〇〇!

💚わかった


何がわかったってあの車結構前に俺達が歩いている横を通り過ぎて行った車と同じことに気づいた。


多分通り過ぎたあと歩道横に止まって、俺と蓮が通り過ぎた時に康二とラウールを乗せて動き始めた。つまり


誘拐だ。


ラウールを雑に乗せてくれてよかったあの長い足が後部座席の窓からはっきり見えた。今日履いていた靴、ズボン全て同じなので間違えないだろう。


🖤〇〇〇〇、〇〇〇〇、、、、〇〇


💚もう大丈夫だよ!メモした


このまま追いかけてもいいけど足じゃ勝てないし何もなしに勝てる見込みがなかったから一度家に帰ることを選んだ。


2人共どうか無事でしてくれと願った。



________________________________________

目黒家ハウス🖤視点


どうしようか。この家にいまただならぬ重い空気が流れている。


俺がいつも着ている怪盗の格好で助けに行っても、ってどこにいるのかわかんないんだった。


🖤亮平、警察に連絡、、、


💚で、できないよ、、、蓮が捕まっちゃうから

🖤っごめん


💚蓮は悪くない、もっと注意して歩いてればよかった。


俺らは一応大富豪の御曹司だからな、誘拐して身代金取ってってされてもおかしくないわけだが、


🖤電話まだ来てないな、、、


🖤ねぇ、亮平!警察に言おう?正直に言ったらさ!


💚正直に言ったら蓮いなくなっちゃうじゃん、本当に会える兆しすらなくなるんだよ?泣


それはそう、怪盗と言っても上手くはやってなかったから、そこまで悪いやつには見えないけど、まぁ捕まってもおかしくはないか、と思う。


🖤2人の命の方が大切でしょ?俺は捕まっても死ぬことは多分ないでしょ?だから通報しよう


🖤亮平お願い。


俺はこの際警察に捕まってやろうじゃないか、そう決心した。

ポンコツ怪盗にご慈悲を

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