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ああっ、第1話読了したよ〜!🌸 杏美くん(中学生男子)がなんでか駄菓子屋の前で突然涙が止まらなくなるシーン、めっちゃ気になる…!何か忘れてる大事なこと、絶対あるよね?それに中宮くんの「注意深さ」も伏線な気がしてならない〜😭💕 のるちさんの文章、匂いの描写がすごくていねいで情景が浮かぶんだよね。続きが気になりすぎる!次話も絶対読むっ📖✨
物忘れのニオブヤスニーマ
のるち
プロローグ
俺の名前は杏美(あずみ)
中学生男子。
俺は最近…………….
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梅雨の時期。山小屋のような木の甘い香り。俺はベッドから降りて、学校に行く。上履きに履き替える。
教室に入るとすっきりとしたやや苦い香りと、湿った空気が漂って来た。
今日はやけに教室がザワザワしている。
何かあったのだろうか。友達の中宮に聞いてみよう。
「なあ、今日何かあったのか?」
肩を叩く。
「…んぇ?僕?」
中宮のアホ毛が揺れている。
「ちゃうて。なんか今日、騒がしくね?」
キョロキョロと辺りを見渡してみる。
「うぅえ?うーん。ん?」
「まあいっか。」
中宮の視線に少し注意深さを感じた。
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昼休み
「ね、ねぇ。」
中宮に声を掛けられる。
「ん?」
「これ、この間の写真。現像しといたよ。」
目の前に写真を差し出される。
夏休み前の学校帰り。いつもの駄菓子屋に三人。手をピースにしている俺が写っている。
「おお。あざぁす。」
その日はガムの当たりを中宮が連続5回引いた。
「豪運すぎるだろ!!」
と、騒ぎながらハイテンションで帰った日だった。
中宮が何か言いかけたが、チャイムがなってしまった。
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下校時間になっていた。重いバックをしょい、学校を出て、中宮と別れ、気付くと駄菓子屋の前に来ていた。旨味と甘味の混じった匂いがする。その香りにツンと鼻先が熱くなる。悲しい気持ちになる。やがて目頭が熱くなっていき、いつの間にかボロボロ泣いていた。
「は?なんで?おれ、泣いてんの?なにこれ、止まんねえ。」
どれだけ涙を拭っても。抑えようとしても。とめどなく流れ落ちる。恥ずかしい。もう中学生だというのに。でも、涙が止まらない。顔が涙でグチャグチャだ。
幸い駄菓子屋のばあちゃんがハンカチを貸してくれた。
そのまま家に一人でトボトボ帰った。
家に着くと、味噌汁の良い香りがした。が、あまりお腹が空いていない。そのまま部屋に行き、制服のまま寝てしまった。