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桃赤だよ !!!
ただいまーという声を聞きつけて、玄関の方へ迎え入れるとりうらがいたことに驚いたのかないくんは目を大きく見開いた後ににっこりと微笑む。
今日、4月12日はないくんの活動周年の日。普通に生きてちゃこんなに盛大に毎年祝われることなんて誕生日くらいしか無いからこそないくんとかりうらたちは普通に生きてじゃ味わえない幸せを毎日、毎日リスナーさんから貰っている。
ないくんは今日は俺の周年だから!だとかバカなこと言って出社下のにも関わらず、12時には帰って来るからもしかしたら出社してた社員さんが帰れって言ったのかな、だなんて考えると思わず笑みがこぼれる。そんなりうらになにを思ったか知らないけれどぎゅうっと強く抱きしめてはその場に抱きしめたまま座り込む。玄関なのにね。
「今日、俺の周年だから家に来てくれてたの…?」
「お仕事で疲れてるないくんを癒せる人はりうらしかいないので」
そう伝えると、心底嬉しそうに笑うからりうらはそっと頭を撫でてあげる。そのままずっとずっとぎゅうしてるとないくんは疲れちゃったのかそのまま意識を手放した。…流石にりうら一人じゃ運んであげることも出来ないから、優しく声をかけて肩を貸すという形で寝室まで運んであげるとそのままぐっすりと深い眠りについていた。…その間もりうらは話されること無くがっちりホールドされてるんだけどね。
次に目を覚ましたときにはもう2時すぎでないくんもゆっくり寝れたのかすっきりした表情をしている。
「ねぇ、見てこれ。 俺のリスナー可愛すぎてやばいでしょ?」
バックハグの状態でそれぞれがスマホをいじってるとたまにりうらの目の前にスマホを持ってきて、見てこれって声をかけてくれる。ないくんはしっかり自分の周年タグを検索に引っ掛けてリスナーの投稿を見て回ってるみたいで、リスナーのお祝い投稿をこちらに見せてくれる。
その投稿には沢山のグッズと一部には可愛い女性が写っていたりとか、…ちょっと嫉妬。
「…ふふっ、可愛いねりうらちゃんは」
そう言ってりうらのほっぺたをつんつんと突っついてくるから、もっとわかりやすくほっぺたを膨らませてやると今度は顎の下に手をやってむにむにしてきた。…もう楽しんでるじゃん。
「…、明日はたくさんりうらにかまって」
「今日はだめ?」
「今日はだめ」
「えー、なんで」
「…今日はリスナーさん優先してあげなよ、りうらよりもリスナーさんの方が大事だよ。…今日は誕生日じゃなくて周年だし。」
本当はりうらだけに構ってほしいけど、そんな本音をないくんに伝えたところで困らせるだけだから、今日は我慢してあげる。いつもの最年少ムーブしてびたびたに甘えてあげてもいいけどそれは明日にお預け。
だから、明日はたくさん構って愛してね
end
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