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zm視点

 


俺はゾム!この我々国の軍の幹部の一人だぜ!


今日は潜入任務でb国に来てるんやけど、実はここ、俺の故郷やねんな。

俺は昔ここに住んでたんやけど、ある日とある国に滅ぼされてしまってな…。

その後ここの総統がなんとか頑張って国は復活したらしいんやけど。


潜入するとなるとなんか複雑やんな…。


『さーてと、総統室はここやな』


ダクトから総統を見下ろすと

b国の総統は仕事に専念していた。国をより良くしようと。


『まぁ今回は調査やから殺したりはせぇへんけど』


目を凝らして総統の手元にある資料を覗き込んだ、そこには…


〘✕月○日、我々国に宣戦布告する。〙


という内容が書かれていた。


『…帰って詳しく調べよ、報告はその後やな』










〜ゾムの自室〜


『んーとb国b国……ん…?』


[b国は我々国に滅ぼされ、地図から消された。b国の国民は避難のため近くの森へ逃げ―――……]


『……え?』


我々国がb国を滅ぼした…?


『信じられへん…確かこの頃俺は既に我々国にいたはず…でも軍には入っとらんか…』


そんなことをかんがえていると、b国から手紙が届いた。



〘味方最大の脅威、私はb国の総統だ。まず、旧b国を滅ぼし、私の父…元b国の総統を殺したのは我々国だ、b国はお前の故郷だったろう?憎らしくないか、お前の親も、友も、みな我々国に奪われたのだ、それで、お前にはb国の幹部になり、我々国を私と共に滅ぼそうではないか。一週間以内にb国へ来い、他の奴らには言うでないぞ、いいな?しかし、一週間以内に来なければ、一方的に我々国総統を暗殺する。では、待っているぞ。〙


『な、なんや…これ………!』


親も、友達も、みんな我々国が殺したって言うんか…?…でもいくら調べてもそれしか出てこんかったし、今のb国の総統が言うんや、間違いはないやろ…。


………行くか、b国に







gr視点


zm「グルッペ〜ン、調査の報告しにきたで〜」

 

『お、どうだった?』


zm「✕月○日に俺らの国に宣戦布告するって」


『なるほど、では他の幹部にも伝えておく、下がっていいゾ』


zm「失礼しやした〜」



zm視点


……ふぅ


『b国の総統さんよ〜、来てやったぜ〜?』


b国総統「おお、ゾム、よく来てくれた。部屋を用意してるのでそこで体を休めたまえ」


『……っす』





〜b国のゾムの部屋〜


…来てもうたなぁ…みんな今頃何しとるんやろ…



ーそれから数日が経ったある日の我々国ー


kn「おいみんな!!ゾム見なかったか!?」


tn「落ち着けシッマ、ゾムなら見てへんけど…部屋におるんちゃうの?」


kn「それがどの部屋にもいないんや!ここ数日ゾムを見たやつ一般兵にも一人もおらんかったで!?」


sho「そうなんだよ!インカムも反応せぇへんし…」


rb「ゾムの部屋調べてくる…なんかあったのかもしれん」


shp「俺も行きます」





〜ゾムの自室〜


rb「ショッピ君なんかあったー?」


shp「いえ今の所なにも………ん?」


rb「どした?なんかあったか?」


shp「これは…」


ショッピが見つけたのは、b国総統からゾムへの手紙だった。


rb「ゾムはb国に行ったんか…!?」


shp「b国との戦争は明後日…ゾムさんが敵になったかもしれません」


rb「んなバカなっ…!グルッペンに報告や!行くぞショッピ君!」




〜我々国総統室〜


gr「…それは多分、昔我々国がb国を滅ぼしたからだな」


rb「え…?」


gr「ゾムはb国出身や、おそらくむこうの総統がそれを利用し、ゾムを引き抜いたのだろう」


kn「なんやて!?じゃあ明後日の戦争は…」


gr「…あぁ


ゾムが敵となるだろう。




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