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はいっ!!rbr!!これあげるつ!!
「ありがとう!!
でも、これなぁに?」
これはね、俺とお揃いのネックレス!!
ずっと仲良しの証ね!!
「へぇ〜✨️
ずっとつけておくね!!」
ごめんね、rbr、俺転校することになっちゃったんだ…
「え…?やだよぉ、行かないで…」
だから、ばいばい…
「ねぇ、待ってよ!!」
rbr side
「っは!? あ、夢か。 」
俺はrbr。至って普通な男子高校生だ。
「久しぶりにあの夢見たな、」
あの夢、さっきの記憶というなの夢は俺が幼少期の頃にあったこと。
ずっと仲の良かった友達が転校することになり、そこから一切会っていない。
ただ、今でもあの子を忘れたことは無い。
「いい加減、忘れろよな。」
ちゃり…
金属と金属がぶつかり合う音を鳴らしながら、俺はひまわり色の宝石が付いてあるネックレスを付ける。
それをバレないように制服で隠す。
このネックレスをつけ忘れたことは1度もない。
俺の、大切な友達であるあの子と、
俺の初恋であるあの子とお揃いなんだから。
学校はあまり楽しいとは言えない。
別にそんなに親しい間柄も無ければ、嫌われたりもしていない。
ただ、推薦で生徒会長になったことには後悔している。
面倒くさいし、仕事が多い。
〈生徒会長、〇〇をこう、改善したいのですが〜…〉
「あぁ、すぐ手配できるよう頑張るよ」
〈rbr君と話していると大人と話しているようだよ。〉
「それは光栄です」
〈この調子でもっともっと頑張ってね。〉
「はい。この〇〇学校をよりよくできるように今後も最善を尽くしていきたいと思います。」
一通り仕事も終え、帰るよう支度をする。
すると、
〈あ、ねぇrbr君。明日転校生が君のクラスに来るもんで対応を君に任せたい。任せてもいいかい?〉
「転校生、ですか。了解致しました。具体的にどのような事をすればよろしいのでしょうか?」
〈えぇと、ねぇ〜…などの事を教えてあげて。〉
「了解致しました。では、こちらでお暇させて頂きます。今日もありがとうございました。」
がらがらがら、ばたんっ
はぁ…やっと帰れる。
俺に仕事押し付けすぎなんだよ。
転校生なんてどうでも良くないか?
愚痴を心の中で発散しまくりながら帰路につく。
がちゃ
「ただいま〜…」
誰もいない空間だが、挨拶をする。
勿論、返事はない。
一人暮らしを初めて結構経つため、慣れては居るが、誰も居ない部屋の中に自分の発した言葉がすっと消えていくのには少し、寂しさを覚える。
今日は何時もよりも仕事が多く、どっと疲れている。
ぱっぱっと飯や風呂等を終わらせ、ベットに寝転がる。
ふわふわなベットに身体が溶けてしまいそうだ。
スマホを閉じ、目を瞑る。
そのまま意識は夢の中に入っていった。
何時からだっけ、こんなに冷たい人になってしまったのは。
昔は太陽のような眩しい笑顔であの子のことを見ていたはずなのに。
君がいなくなってから?
君がいなくなったから?
違う。
君にもう会えないと感じてしまった時からだった。
君は死んでいたりしないのに、もう会えないって感じてしまったんだ。
「っ、は、夢…
今日も変な夢かよ…」
今日の夢はうろ覚えだが、なにか大事な事を話していた気がする。
それに今、あの子に会いたいと何時も以上に身体が感じている。
これが夢の影響か分からないが、そうだとすればあの夢で話した内容は大事なんだろう。
「ふぁ〜…」
欠伸をしながら通学路に足を進める。
最近は変な夢ばかりで寝た気がしない。
そのせいか、目の下に隈が出てきていて、とても体調が悪そうな顔になっている。
そういえば今日は転校生がくるのか。
その案内を任せられたの少し、嫌、かなり面倒くさいが言われたことはやりきる。
こんな顔で怖がられないか心配だが、正直まぁいいか。という心意気で学校に着く。
〈はい。ホームルームをはじめます。
日直、号令。〉
〈起立、気をつけ、礼。お願いします。着席。〉
〈えー、今日は転校生が来てくれている。
どうぞ入ってきてくれ、
sho。〉
「はっ!?」
転校生の紹介が先生にされた時、shoという名前が出てきた気がした。
そう、shoは俺の幼少期の唯一の友達であり、初恋相手である人だ。
その人にまた会えるなんて…
人違いかもしれない、聞き間違えかもしれないが、彼だと信じて教室の扉が開くのを待つ。
がらがらがら、ばたんっ
『おはようございます!!shoと申します!!これからこのクラスの一員として頑張っていくので、どうぞよろしくお願い致します!!』
「ぁ、shoで間違いない、」呟
大きくて美しい向日葵色の瞳、色白な肌、少し茶色みが、がかった綺麗な髪。
変わっていない。
髪の毛はボブで可愛らしくなっているが、声は少し低い。
ただ、女だと言われたら信じるような外見をしており、とても可愛い。
〈じゃあ、お前らshoと仲良くしたってなー…
あ、rbr。今日は授業に出なくてもいいから、shoに学校の案内をしてやってくれ。〉
「ぁ、はい。了解致しました。」
久しぶりにあった、初恋の人と2人きりで学校案内なんて、そんなの平常心で居られる自信ははっきり言ってゼロだ。
ただ、言われたからには全力でこなす。
出来る限りの平常心を保って、shoを学校案内しきる。
そう、心の中で誓った。
「よろしくね。shoくん、だっけ?俺はrbr。この学校の生徒会長を努めさせて頂いてるよ。同じクラスだから楽しんでいこうね。」
『ぁ、はいっ!!よろしくお願い致します!!』
「あ、敬語は外してくれて結構だよ。同い年なんだから。」
『ほんと!!じゃあこれからはタメで話すからね!!』
喋り方もそんなに変わっていない。
みんなを引き寄せるような明るく、元気のある声。
声の高さが変わっても、この喋り方は昔からずっと好き。
「じゃあ、案内していくね。ここが〇〇室で、ここを曲がれば〜…」
「ざっとこんな感じかな。意外と校舎が広いから迷子になったりしないように気をつけて。」
『あ、ありがとう!!
ね、ねぇrbrくん、呼び捨てで呼んでもいい?』
「ぇ、あぁ。全然いいよ。」
『ほんとっ!!ありがとう!!
じゃーrbrも、俺の事shoって読んでね!!』
「んふ。分かった。よろしくねsho。」
俺も思っていた。
shoに君付けするのが違和感でしか無かった。
昔はずっと呼び捨てで読んでいたし、呼び捨てで呼ばれていた。
だから、呼び捨て許可されたのはありがたい。
『あ!!今日初めてrbr笑った〜!!』
「え、ぁそう?」
『うん!!案内の時もずっと愛想笑いみたいで楽しくなさそーだったもん。』
…たしかに、言われてみれば最近あまり笑った記憶が無い。
友達もいなかったし、何時も勉強していたこともあって、あまり笑ってかい無かったかもしれない。
でも、shoと話していると無意識に笑みが溢れ出てくる。
これが好きな人としか出ないような現象?なのか。
これからももっと距離を縮めて行きたい。
shoは覚えているのだろうか。
昔俺と仲が良かった事や、もう少し明るい人間だったこととか。
覚えていても覚えていなくても構わない。
また、思い出して俺と仲良くなってくれればいい。
そんなことを考えていたら学校が終わった。
今日1日はとても楽しかった記憶がある。
ただ、これから…
〈生徒会長、ここの改善はどうしますか。〉
「あー。どーしよーかね。」
地獄の生徒会の時間が始まる。
早く帰りたいのに。
この思いが先走ったのか、今日はいつもより早く仕事が終わった。
早く帰りたい。
その思いが家へと進める足を早めた。
sho side
やっぱ。覚えてないよね。
俺は教室入った時から分かってたよ。
覚えてたよ。
rbr、また、仲良くしてくれる?
3,100文字 2026/05/27 00:17:47
長くなっちまった。
マブダチです。rbsho。