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コメント
2件
解釈ばっちりどころかマヨさんの考えたくさん聞かせて欲しいくらいです🥹勉強になります🫶🏻いつもありがとう💛💛💛💛💛
そうだよね、あんなこと言われ慣れてたとしてももしかしたらって期待が多分⚡️さんにもあったんですよねきっと🥲その淡い期待があっさり壊されてると思うと涙止まりません😭めっちゃ自己解釈だから多分違うだろうけど本当に大好けよ😘❤️ほんとほしちゃんLove🫵🥺💞
「tt!、、、待って!お願い、、止まって、、!」
実家を飛び出し、かなりの距離を走ってきた。
追いかけるjpはttを見失わないように必死で気付かなかったが、いつの間にか住宅地や商店街を抜けオフィス街の外れに来ていた。
「t、t、、ゴホッ、待、、、」
ゲホッゲホッ、ゴホッ
日の入り後とは言え、蒸し暑さが当たり前に居座るコンクリートの街中を全力で走り限界だった。
一度立ち止まりなんとか呼吸を整え顔をあげると、前の方にttは立ち尽くしていた。
「…」
ttはひとつの建物を見上げていた。
5階建てくらいの、横に長い建物。
マンションのようだった。
jpが後ろに立つと、ttは小さく話しだした。
「…ここ、俺が家を出て住んだ社員寮。 初めての給料で自分だけのパソコンを買った。気の合う友達もおらんかった俺はゲームばっかしとったな…」
振り返ったttは目を真っ赤にしていた。
「そこでたまたま見つけたんだ、jpを」
「…」
「お前から声かけられて上京するってなったとき、俺なんて言ったか覚えとる?」
そう問いながら微笑み目を閉じると、ttは胸ポケットに手を伸ばした。
落陽の当たらない左目は光を呑み込んでしまったかのように暗澹と影を落としている。
それを隠すように眼帯をつける手つきは慣れきっていて、感情の揺らぎを感じさせないものだった。
「…もちろん覚えてるよ」
「俺の人生、お前に託す」
「…そ。ほんま正解やったな。託したのがお前で良かったわ」
笑ったttの手を、jpは引き寄せた。
ttが伸びた影に呑み込まれて、そのまま夕闇の向こうに消えてしまいそうだったから。
守るように、奪われないように、光すら入り込めないほど強く腕の中に抱きしめれば、小さな嗚咽が聞こえてきた。
「…tt、大丈夫だよ」
「…ぅ、、、、ぅぁ…」
「大丈夫、俺がいるから」
「かえる…、ヒック、いえに、かえりたい…」
「うん、帰ろう。俺たちの家に」