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中原:「おいおい、なんで銀の名前がここで出てくんだよ…待てよ、芥川、お前それ本当か?」
芥川:「ええ。銀が紹介してくれて、互いに話したことがありますが…いさな、まさかこんな場で会うとは思いませんでした。」
いさな:「俺もびっくりだよ。銀が君のお兄さんだってこと、全然気づかなかった…」
「彼女が君の家族なら、何かあった時にはよろしく頼むよ、芥川。」
森:「ほほう…これは面白い繋がりだねぇ。」
「いさな君が銀と付き合っていることも驚きだが、幹部に名乗りを上げる理由を聞きたいね。何か覚悟があるのかな?」
いさな:「理由か…。まあ、銀を守るためだな。それが一番の理由だよ。」
尾崎:「ふふ、若いわね。けれど、その理由だけでポートマフィアの幹部席が務まるかしら?」
いさな:「他にもあるよ。…この街が好きなんだ。」
「横浜は俺にとって居場所そのものだ。ここで生まれて、ここで育った。そして、ここで銀と出会った。だから、俺はこの街を誰にも壊させない。たとえそれが、マフィアの中からであっても。」
中原:「ほう、随分と高尚なことを言うじゃねえか。でも、口だけじゃねえだろうな?」
いさな:「もちろんだ。中原さん、俺を試したいなら遠慮しないでくれ。俺は“海中の死神”だ。名に恥じない力を持っている。」
森:「いいねぇ、実力を見せてもらおうか。」
森はふと笑顔を浮かべながら中原に目配せする。
中原:「面白い。じゃあ、ちょっと試してやるよ。外の倉庫でな。」
いさな:「準備万端だよ。いつでもどうぞ。」
中原:「さてと、いさな。どれだけやれるか見せてもらうぜ。」
いさな:「…水がある環境で、俺と戦うのがどれだけ愚かか、教えてあげるよ。」
空気が冷たくなり、床に水がじわじわと広がり始めた。中原の目が一瞬驚きに見開かれる。
中原:「おいおい、こんな手品で俺が驚くとでも思ってんのか?」
いさな:「俺はただの手品師じゃないんだ、中原さん。」
中原:「くっ…これは何だ…!」
いさな:「痛みは始まりにすぎないよ。もう少し楽しませてあげる。」