加賀美ハヤトside
そんな高飛車な雰囲気とは裏腹に
『え~っとぉ…、、、』
と明らかに焦っている
加賀美「それ、
校則違反ですよ?」
『デスヨネすみませんっ!』
そう言い終わらないうちに急いでアクセサリーを取り外し始めた
床に落ちるて汚れるのも構わずに、
加賀美「落ち着いてください、
これ落ちてますよ」
『アッすみません、
ありがとうございます…、、、』
『ホントすんません…、
この時間だけ見逃してクダサイ、、、』
申し訳なさそうにこちらを見るその表情に
加賀美「…仕方ないですね、
今回だけですよ?」
と言ってしまった
その言葉を聞いて やった、
とガッツポーズした彼女は私の顔をパッと見た
加賀美「ん?」
『せんせも行こ!』
ぐい、
と手を引っ張られて廊下を駆け抜ける
新任になにさせてんだよ…
という気持ちと
面白い人では…?
の2つで揺れ動いている
…いや、
そもそも前提がおかしいな
私は彼女の事を何一つも知らないのに
そう考えるとなんだか楽しくなってきた
加賀美「どこ行くんですか、w」+15
『ぉ’’っ!』
『なんでだ…?』
加賀美「なにか?」
『いや何も!』
『せんせは何が好き?何してる?何がしたい?』
ニコニコ笑うその顔は無邪気に輝いていて噂を嘘だと思わせるほどには無垢に見えた
加賀美「私は…体とか鍛えたりしてますね…」
『ストイック~w』
『ぽいね』
加賀美「そうでしょうか…w」
『はいッ!そうと決まればやるぞ!』
加賀美「…ん?何を」
『筋トレ』
スクワットからか~、
とスカートをまくり始める彼女は本気らしく
加賀美「いやいや、
貴女スカートじゃ!」
『せんせしかいないし』
『私のパンツどこに需要あるんだよ』
加賀美「…」(指 . 向
晴「…」(にやにや、わくわく
加賀美「あの人性癖やらなんやらねじ曲がってると言うか…」
加賀美「アレなんで」
加賀美「ストッキングとか好きらしいですよ」
『へんたい、w』
晴「ッ//」(どき、
『今日に限って黒ストッキング履いてきたし』
『…あの人なんて言う?』
加賀美「晴さんですか?貴女と同じ2年ですけど…」
『はーぁるー!!!』
晴「えっ!?僕!?」
『そうそう!』
晴「どうしたの…?」
『一緒に筋トレしよっか!』
晴「…………………え?」
『私二重跳びやる』
『縄跳び取ってくるねー!』
加賀美・晴「…」
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