シェアする
「買い物……でもする?」
「「……」」
「おーい」
「「……」」
ラドミラとロレッタは俺を間に挟んで歩き、話しかけても無言だ。しかも仏頂面。
「二人とも具合悪い? 帰って休む?」
「休みませんよぉ」
「休まないわ」
じゃあ何でそんなに不機嫌な態度なの!?
「ど、どこかでお茶でもする?」
「ロレッタはさっきクレープ食べたのでお腹いっぱいですぅ」
「わたしもお腹は空いていないわ」
「そ、そっか……じゃあ……歩く?」
「「……」」
否定されないってことは、正解なのだろうか。
どこに行けばいいのかわからないまま道なりに歩いていると、ロレッタが口を開いた。
「ラドミラの好きなタイプってぇ、強い男の子ですよねぇ?」
「突然何かしら?」
「強いほうがいい***********
*****
************
**********************
***************
*********************
**********
*******************
続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。