「「「「「えっ。えーーっ‼︎」」」」」
「終わりましたよ。へ、兵士さん大丈夫ですか。」
「セイーン。無事か!」
「怪我一つしていませんよ。父上。」
「これは、マートサンス公爵様。」
「おぉ、これは、ハプスブルク公爵家の馬車ではないか。よく守ったぞ。セイン。」
「ありがとうございます。父上。」
「兵士たちの怪我の具合はどうだ。」
「それなのですが。こちらの子供が、広範囲治癒魔法を使い兵士みんなの怪我を全て治したのです。」
「・・・自己紹介をしていなかったのか。セイン自己紹介を。」
「はい。僕はサータス・マートサンス公爵の三男セインダスト・マートサンスです。」
「なるほど、息子殿でしたか。それならこの強さも納得です。」
「ん?どういうことだ?話してくれ。」
「はい。実は、『オーガ』が50体が森から出て来まして、私を含めた兵士が全滅状態だったところにセイン殿が現れ、全て倒してくださったのです。」
「セイン。危険はないと言っていなかったか。大有りではないか。」
「マートサンス公爵様もう少し聞いていただけないでしょうか。」
「話してもらおう。」
「はい。しかし、セイン殿は危なげなく一瞬で『オーガ』50体を壊滅させました。しかも、使った魔法は火魔法の下級魔法のみです。」
「やはりか。セインは強すぎる。この事は公にしないでほしいと兵士全員に支えてほしい。」
「わかりました。」
カチャ
「「あ、あのー。」」
「王女殿下、ナターシャ様。」
「なんと。王女殿下も取っておられたのか。セインこれはお手柄だ。セイン、自己紹介を。」
「はい。お初にお目にかかります。僕はサータス・マートサンス公爵の三男セインダスト・マートサンスです。王女殿下、及びハプスブルク公爵令嬢におかれましては無事で何よりです。」
「子供とは思えない振る舞いです。素晴らしい。」
「申し訳ないのですが、心が楽になる魔法をかけてもいいでしょうか。」
「「お願いします。」」
「『光魔法リラックス』」
「っ。これは。」
「っ。これは。」
「爽やかですね。」
「リラックスができて心が楽になりました。」
「私はアイリス・レスターです。」
「私はナターシャ・ハプスブルクです。」
「「助けていただきありがとうございます。セイン様。」」
「ところで、セイン様はどちらに向かっているのですか。」
「王都です。」
「なら、今度は王都で会いましょう。セイン様。」
「はい。喜んで。」
「「では、また。」」
・・・王都到着・・・
「セイン。王都についたぞ。」
「はい。」
ここが王都か。前世よりは賑やかだが、技術はやはり遅れている。どうしてだ?そして、前世から何年後かも分かっていない。この機会で知れるといいのだが・・・
「セイン。明日は王女殿下の誕生日パーティー兼セインのステータスを国王陛下に知らせる日だ。準備しておけよ。」
「はい父上。ところで、パーティーとは何をするのですか。本でしか読んだことがありません。」
「そうだったな。説明をしておこう。」
父が言うに、パーティーでは王宮に行って息子や娘のお披露目会兼結婚相手探しらしい。
「セインにくる貴族は多いと思うから用心しておくように。それと、パーティーが始まるのは夜がだ、セインは昼にの呼ばれているから昼から行くぞ。」
「えーーっ!なんで?」
「『オーガ』50体を倒し、王女殿下、ハスプブル公爵令嬢を助けた件についてだそうだ。その時にセインのステータスを陛下に報告をする。そういえばセイン。今のステータスはどうなっている。陛下に見せなければならないからな。見せてもらえるかな。」
「はい。『ステータスオープン』」
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名前:セインダスト・マートサンス 5歳
称号:公爵家の三男 魔剣士 努力家 オーガの天敵
ステータス
レベル:12
体力:860/860
魔力:860/860
物理攻撃力:380
魔法攻撃力:380
物理防御力:530
魔法防御力:530
知力:620
素早さ:410
運力:400
一般スキル
剣術:5 魔力操作:7 火魔法:5 水魔法:4 風魔法:4
氷魔法:3 雷魔法:4 闇魔法:3 光魔法:5 無魔法:6
空間魔法:3 付与魔法:3 索敵:4 鑑定:4 弓術:2
刀術:2 アイテムボックス:2
固有スキル
魔剣士:4 魔剣術:3 魔法創造:3 スキル創造:2
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「本格的にやばくなっているな。まあいい。明日、朝には出発する。準備しておけよ。」
「はい父上。おやすみなさい。」
「ああ、おやすみセイン。」
「行くぞ!セイン。」
いざ、王宮に出発だ!
コメント
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文章の推敲をしたほうが良いと思います。ところどころ変ですよ