TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
最強は力を隠したい

最強は力を隠したい

「最強は力を隠したい」のメインビジュアル

3

第3話 魔剣士王宮へ

♥

35

2023年12月12日

シェアするシェアする
報告する

「「「「「えっ。えーーっ‼︎」」」」」

「終わりましたよ。へ、兵士さん大丈夫ですか。」

「セイーン。無事か!」

「怪我一つしていませんよ。父上。」

「これは、マートサンス公爵様。」

「おぉ、これは、ハプスブルク公爵家の馬車ではないか。よく守ったぞ。セイン。」

「ありがとうございます。父上。」

「兵士たちの怪我の具合はどうだ。」

「それなのですが。こちらの子供が、広範囲治癒魔法を使い兵士みんなの怪我を全て治したのです。」

「・・・自己紹介をしていなかったのか。セイン自己紹介を。」

「はい。僕はサータス・マートサンス公爵の三男セインダスト・マートサンスです。」

「なるほど、息子殿でしたか。それならこの強さも納得です。」

「ん?どういうことだ?話してくれ。」

「はい。実は、『オーガ』が50体が森から出て来まして、私を含めた兵士が全滅状態だったところにセイン殿が現れ、全て倒してくださったのです。」

「セイン。危険はないと言っていなかったか。大有りではないか。」

「マートサンス公爵様もう少し聞いていただけないでしょうか。」

「話してもらおう。」

「はい。しかし、セイン殿は危なげなく一瞬で『オーガ』50体を壊滅させました。しかも、使った魔法は火魔法の下級魔法のみです。」

「やはりか。セインは強すぎる。この事は公にしないでほしいと兵士全員に支えてほしい。」

「わかりました。」

カチャ

「「あ、あのー。」」

「王女殿下、ナターシャ様。」

「なんと。王女殿下も取っておられたのか。セインこれはお手柄だ。セイン、自己紹介を。」

「はい。お初にお目にかかります。僕はサータス・マートサンス公爵の三男セインダスト・マートサンスです。王女殿下、及びハプスブルク公爵令嬢におかれましては無事で何よりです。」

「子供とは思えない振る舞いです。素晴らしい。」

「申し訳ないのですが、心が楽になる魔法をかけてもいいでしょうか。」

「「お願いします。」」

「『光魔法リラックス』」

「っ。これは。」

「っ。これは。」

「爽やかですね。」

「リラックスができて心が楽になりました。」

「私はアイリス・レスターです。」

「私はナターシャ・ハプスブルクです。」

「「助けていただきありがとうございます。セイン様。」」

「ところで、セイン様はどちらに向かっているのですか。」

「王都です。」

「なら、今度は王都で会いましょう。セイン様。」

「はい。喜んで。」

「「では、また。」」


・・・王都到着・・・

「セイン。王都についたぞ。」

「はい。」

ここが王都か。前世よりは賑やかだが、技術はやはり遅れている。どうしてだ?そして、前世から何年後かも分かっていない。この機会で知れるといいのだが・・・

「セイン。明日は王女殿下の誕生日パーティー兼セインのステータスを国王陛下に知らせる日だ。準備しておけよ。」

「はい父上。ところで、パーティーとは何をするのですか。本でしか読んだことがありません。」

「そうだったな。説明をしておこう。」

父が言うに、パーティーでは王宮に行って息子や娘のお披露目会兼結婚相手探しらしい。

「セインにくる貴族は多いと思うから用心しておくように。それと、パーティーが始まるのは夜がだ、セインは昼にの呼ばれているから昼から行くぞ。」

「えーーっ!なんで?」

「『オーガ』50体を倒し、王女殿下、ハスプブル公爵令嬢を助けた件についてだそうだ。その時にセインのステータスを陛下に報告をする。そういえばセイン。今のステータスはどうなっている。陛下に見せなければならないからな。見せてもらえるかな。」

「はい。『ステータスオープン』」

______________________________

名前:セインダスト・マートサンス 5歳

称号:公爵家の三男 魔剣士 努力家 オーガの天敵

ステータス

レベル:12

体力:860/860

魔力:860/860

物理攻撃力:380

魔法攻撃力:380

物理防御力:530

魔法防御力:530

知力:620

素早さ:410

運力:400

一般スキル

剣術:5 魔力操作:7 火魔法:5 水魔法:4 風魔法:4

氷魔法:3 雷魔法:4 闇魔法:3 光魔法:5 無魔法:6

空間魔法:3 付与魔法:3 索敵:4 鑑定:4 弓術:2

刀術:2 アイテムボックス:2

固有スキル

魔剣士:4 魔剣術:3 魔法創造:3 スキル創造:2

______________________________

「本格的にやばくなっているな。まあいい。明日、朝には出発する。準備しておけよ。」

「はい父上。おやすみなさい。」

「ああ、おやすみセイン。」


「行くぞ!セイン。」

いざ、王宮に出発だ!

loading

この作品はいかがでしたか?

35

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;