テラーノベル
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こちらは続編です。
1話から見た方がわかりやすいと思います。
痴漢表現があります。苦手な方はそこだけ飛ばしていただけたらなと思います。
「なぁ蛍」
「はい?」
「この後どうする?」
「あー……うーん……じゃあ……」
「行きたいとこあるんで、付き合ってもらって大丈夫ですか?」
「おう、もちろん。どこ行くの?」
「昨日できた本屋に行ってみたいなと思いまして、」
「……あー!あれか、渋谷のか」
「はい、ダメですか?」
「んーや、行こう、車無いから電車になるけど、大丈夫?」
鉄朗さんは車の免許も車もある。
え?じゃあなぜ無いって?
……
木兎さんに渡してるんです。貸してーって。たまったもんじゃない。
「はい、構いませんよ。」
「あとしたいことはある?」
「ショートケーキ食べたいです」
「おし、そうしようか」
「ありがとうございます」
「さ、準備しろよー」
鉄朗さんはいつでも優しい。
多分、男女関係なくモテるだろう。
なんだかそれが気に食わない。
まあ、別にいいケド。
あ、服はどうしようか……
まあ、いっか、自分ので。
「鉄朗さん、着替えました」
「ん、おかえ……り……」
「えっと……おかしいです…か…?」
「いや、あの、ダボダボで可愛いなって……」
女体化したことによって身長、体重、全てが変わっていた。
元々190以上あったから前と比べたら二周り以上小さいだろう。
それでも高い方だけどね。
「ありがとうございます…」
「ふはっ、じゃ行こうか、」
「はい……ってなんですか、その手は」
「え?手、繋ごうよ」
「はっ?!」
「あ、ダメだった??嫌なら無理にとは言わないけど……」
「いや、えっと……つ、繋ぎます……(照)」
「よしよし、じゃほい。」
差し出された手に自分の手を重ねる。
僕は鉄朗さんの手が好きだ。
大きくて包容感のある手だから、安心出来る。
「さ、行くぞ〜」
「はい。」
この後起きることなど、誰も予想してなかった……
「えーっと?電車が来る時間はーっと」
「次は11︰35 分ですね。」
「今は、」
そう言い鉄朗さんは腕時計を見た。
ああ、かっこいいな…。
「20分か、後15分ぐらいあるけど駅で待つ?なんか入る?」
「いえ、駅で待ちます。」
「そ?じゃあなんか飲みもん買うか?」
「え、いいんですか」
「もちろん、自販機でいいなら笑」
「ありがとうございます」
今でもずっと手を繋いだままだ。
周りの人が僕たちを見てコソコソと話している。
『金髪の女の子可愛いね……』『あの男の人かっこよくない?!』『それな!』『ワンチャンあの女の子兄妹説ない?』
『あるある!お兄ちゃんが危ないから手繋いどこ?って聞いたかもしれないもんね!』
違う。僕は妹じゃない。れっきとした恋人。
いつもなら気にしない言葉だけれど、女体化したからかわからないけど、あんまりいい気分にはならなかった。だって傍から見たら兄妹に見えるんだって思ってしまったから。
恋人なのに。
“僕” の鉄朗さんなのに。
「ぃ……け……ぃ……蛍?蛍!」
「はい?!」
「大丈夫?蛍、ぼーっとしてた?」
「あ、いえ、大丈夫です。」
「そう?さ、何がいい?」
「えーっと……じ、じゃあ、これで……」
「ふはっ、恥ずかしがらなくていいのに。いいよ。」
ガラン
「ほい、」
「ありがとうございます………鉄朗さん。」
「ん?」
「えっと……す、好きです……///」
「……」
「あ、えっと……?」
「蛍、もっかい言って」
「は?」
「録音したい……切実に録音……寝る前に聞く……」
「いや、隣に僕いつも居ますよね????」
「ふっ、ありがとう蛍。俺も好きだよ。大好き。」
「……///」
「お?顔赤i」
「調子に乗るなバカトサカ。」
「さーせん。」
この時、僕は違和感を覚えていた。
誰かにジロジロ見られてるような感じ。
ま、気にしなかったけど。
間もなく5番線に普通列車が参ります。
危険ですので黄色い線の内側にお立ち下さい。
グイッ
「うわっ!」
「危ねーぞ?蛍。」
「だ、だからって後ろに引っ張らなくても!!」
「ははっ、俺が居たから大丈夫だったろ?」
「ま、まあ、そうですけど……」
「ん?なに?」
「い。いえ、なんでも…ない……です……と、とりあえず離してくれませんか……」
「えー?やだ。」
「ちっ」
「こら、舌打ちやめなさい」
ここから渋谷まで7駅ぐらい。
少し遠いような気もするけどそれまで鉄朗さんと居れるからいいかな。
「よし、うわー、人めっちゃいるな……」
「まあ、しょうがないですよ。今日日曜日ですし。出かける人も多いんでしょうね。」
「そーだな。大丈夫?蛍。」
「なんでですか?」
「いや、蛍人混み苦手だろ?気分悪くねえ?」
「はい。大丈夫ですよ。」
「気持ち悪くなったりしたらすぐ教えてな?」
「はい。ありがとうございます。」
暫く乗って3駅を過ぎた頃、鉄朗さんが
「あれ、おばあさん……」
「何か困っているんでしょうか……」
「ごめんな。蛍、ちょっと見てくるわ。ここに居てな?」
「はい、大丈夫ですよ。行ってらっしゃい。」
「行ってきます。」
ちゅっ。
鉄朗さんは人の目を気にせずキスをしてきた。恥ずかしい人…
その直後僕の後ろに人が来た。
異様に息が荒い方だった。
もしかして風邪ひいたりしてるのかな?なんて呑気なことを考えていると
ゾワッ……
お尻を触られた感覚がした
「……うぁっ?!」
「ふふっ……」
生ぬるい吐息が耳にかかった。
鉄朗さんはおばあさんの方を向いていて顔色は伺えない。
やだ……気持ち悪い……
そう思い、誰でもいいから近くにいる人に声をかけようとしたら手を捕まれ口を塞がれた。
「ふーっんーっ!!」
「可愛いね……」
「んー!んっ?!んっ…///」
「いいね……我慢してる感じ……来るよ……ハァハァ……」
「んーっ…!!んぁ……//」
感じたくない快感。
やだやだやだやだやだやだ……気持ち悪い……
そして手を取られ、男の局部に僕の手が触れた。
明らかにわかる。スボンが濡れていて勃っていた。
「お兄さん……勃っちゃった……抜いてくれる……?ハァハァ…///」
「んーっー!!んっー!!!」
僕は全力で首を振った。だって嫌だから。
鉄朗さん以外のモノに触るのは。
「?!」
全力で振ったのにそれを気にすることなく僕の手を局部に持っていく。
やだやだやだやだやだやだ……気持ち悪い……きもちわるい。
「んやっ……んーっ!!」
「ふっ……ハァハァ……」
「んーっ!!!」
局部に持っていったってことは、つまり
この男は下半身が出ているってことだ。
気持ち悪い……
「ねぇ……」
「?…………んひゃっ!!?」
体を触られた。慣れた手つきで。
ナデナデ
「んやっ!!」
「なんで嫌がるの〜?」
「ゃだっ…///触んなぃ……で……んゃっ!んぁっ…///」
「ふふ。いいね、その顔……///」
「うぁっ…………んっ?!」
そう、口をつけられた。キスをされた。
え?キスされた?
ヌルッ……
「んっ?!」
それだけじゃない、舌を入れてきた。
気持ち悪い……気持ち悪い……気持ち悪い気持ち悪い!!!
そう脳内でも思っているけど身体は素直で、快感を感じる。
気持ち悪いのに気持ちいい。
なんだこれ……
「んっ……ふっ……ふ…ぁ…ん……///」
「ふっ……」
やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ……
助けて……
声には出来ないけれど鉄朗さんが来ることを願う。
「んっ……ふっ……んぁっ♡……ぁんっ///」
こいつ、服の中に手を入れてきた……
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い……
「ふふ、さあ、次は……」
「次は、なんだ??」
聞き覚えのある大好きな低くて男らしい声。
頼りになって優しい僕の恋人。
「言ってみろよ。なぁ?」
「次はなぁ……俺のやつをこの子に挿れt(((ドゴッ
「あぁ……そうか……残念だけどこいつ俺んだからさ。」
「クソガキが……」
「てめえだけには言われたくない言葉だわ。」
「て、鉄朗さん……」
「くそじじいが。」
初めて聞いた怒りに満ちた声。
人目も気にせず怒鳴っている。
「大人をなめんなよ……?クソガキが……」
「あぁ、上等だよ。くそ変態が…」
「や、やめて、鉄朗さん!落ち着いて!!」
鉄朗さんは僕のことが目に入ってないようだった。
ただ怒りに任せて動いている。
だめだ、止めないと……
ここは電車内だ。降りる人が少なくても万が一の事がある。
止めろ……止めないと……
そう思っていると電車が止まり1人の女性が大声を出した。
『だれか!駅員さんか車掌さんを呼んできて!!』
と。
なんて勇気のある言葉だろう。しかも大声で、
「は、はい!」
と皆が反応をする。
しばらくすると
「離れなさい!!君たち!!」
と駅員さんが鉄朗さんと痴漢野郎の元へ行った。
僕はホッとしたせいで膝から崩れ落ちた。
良かったと思った。
最初から鉄朗さんに声をかければ良かったのだ。
皆の迷惑になるって考えなんて捨てればよかった。どちみち皆に迷惑がかかるのだから。
「クソガキが……」
「ええ。クソガキで結構です。」
「ちっ、こんの!!」
「こら、やめなさい。」
「……」
「さ、黒髪の君はあの女の子の所に行ってあげな。膝から崩れ落ちてたよ。安心したんだね。」
「…!ありがとうございます。」
「蛍!」
「て、鉄朗さん……」
「ごめん、ごめんなぁ……目離さなかったら……」
「いえ、僕が悪かったです。……口を塞がれて声が出せなかったんです。ごめんなさい……」
「…蛍……身体気持ち悪くねえ?大丈夫?」
「さっきは気持ち悪かったですけど今は大丈夫です。」
「そっか、なら良かった…………家帰る?」
「……いえ、せっかくの鉄朗さんとのデートなんで、無駄にはしたくないです…」
「っっ!……怖くない?蛍。」
「今からは鉄朗さんが守ってくれるでしょう?」
「もちろん、ぜってえ離れねえ。」
「ふふ、ありがとうございます。」
そして鉄朗さんが抱きしめようとした。
だが、僕は拒んだ。
鉄朗さんは傷ついたような顔をしていた。
「やっぱ、怖い?」
あ、勘違いさせてしまった。
そう思ったから僕は全力で首を振った。
「違いますよ。あの男に手を掴まれて局部へ持っていかれたんです……しかも生で……だ、だから、鉄朗さんが触ると汚れちゃう……」
「……まじかよ……あの変態ジジイ……」
「……渋谷着いたら、手洗ってもいいですか。」
「もちろん。なぁ、蛍」
「なんですk((ちゅっ。
「んっ?!」
「さ、あと2駅だ。頑張れる?」
「……はい。」
「よし、いい子。」
そう言うと鉄朗さんは僕の頭に手を乗せた。
やっぱりあの男のモノを触った手は触れたくないんだなと鉄朗さんの表情でわかった。
次は渋谷〜渋谷です。
右側の扉が開きます。ご注意ください。
やっと渋谷に着いた。
さっきの事もあり、長い時間乗っていたなと思った。
渋谷に着くまで鉄朗さんはずっとそばに居てくれ、
ずっと頭を撫でてくれていた。
たった本屋に行くだけなのに疲労感が凄い。
「さ、着いたな。大丈夫だった?蛍。」
「はい、大丈夫でしたよ。鉄朗さんが居たので安心出来ました。ありがとうございます。」
「そっか。よかった。じゃ、行くか。」
「はい。」
本屋に着き欲しかった本を買い、満足した僕は鉄朗さんと一緒にケーキを食べに行った。
前から調べていて気になっていたケーキ屋さんも席がまだ空いており、すんなりと入れた。
周りはカップルが多かったけれども。
「うまいか?蛍。」
「はい、とっても」
「よかったよかった。顔色も戻ってきたな。」
「え?」
「本屋に居た時もずっと顔色悪かったからさ。大丈夫ならいいよ。安心安心。」
「……ありがとうございます。」
「ふはっ、いーえ。蛍ちゃんが喜んでくれたら俺は満足。嬉しいよ。」
「ふふ、鉄朗さん。」
「ん?」
「あーん」
「えっ?!」
「ん」
普段僕がしないことを今日はしているんだからびっくりしていた。
今日くらい大丈夫。
「え、蛍の分無くなっちまうよ?」
「僕があげるって言ってんですから、有難くもらってくださいよ。」
「ありがと、蛍」
「ふふ、クリーム付いてます、鉄朗さん」
「え、どこ?!」
「ここですって。」
ちなみにだが、僕は今、女体。
本体ではない。
僕がずっと、女の子なら、ずっとこうやって居れるんだろうなぁなんて思っていたら
「こら、蛍」
ペチ
「いて…」
「また余計なこと考えてるだろ。馬鹿ちんが。」
「……い、いえ、余計なことなんか考えてないですよ……。」
「ほんとかー?『僕がずっと女の子だったらなぁ』なんて思ってねえ?」
ギクリ
「あ、図星か。……はぁ……蛍、あのさ、」
「……汗」
「俺は男が好きとか女が好きとかじゃなくて蛍、お前が好きなんだよ。男であろうと女であろうと、俺は月島蛍に惚れたんだから。性別とか関係ねえよ。だから余計なこと考えんな。」
「っ……はい。」
「よぉし、今日は頑張った蛍にご褒美だ!もう1つケーキ頼んでいいぞ〜!」
「いいんですか!」
「もちろん!食べろ食べろ〜!」
「ありがとうございます!」
やっぱり鉄朗さんはいつでも優しい。
僕も同じだ。
例え鉄朗さんが女とか男だとしても
鉄朗さんが大好きなのには変わらない。
「さ、そろそろ帰るか〜、な、蛍」
「はい、今日は大変だったけど楽しかったです。」
「そっか、よかった。今日はほんとごめんな?蛍。」
「んーん。大丈夫ですよ。鉄朗さん、守ってくれたじゃないですか。周りが見えないほど必死に怒ってて…嬉しかったデスヨ。怒りに任せて行動したのは許しませんけど……
ありがとうございます。鉄朗さん。愛してますよ。」
「〜〜〜〜っ!!!!」
「ふふ、顔赤いですよ?照れてんですか笑」
「う、うるせえ……今顔見んな……」
「ははっ、ねえ、鉄朗さん。」
「ん?なあに?」
「い、家帰ったら……」
「?」
「ぁ、あの……え、えっと……セ……クス……しませんか……」
「〜〜〜〜〜〜!!!!!???」
「あの男にされたこと……なんかいやで……ぁの、上書き……し、してほしぃで……ス…」
「もちろん、!、蛍が満足するまで愛でるからなっ!!」
「ふふ、ありがとうございます。鉄朗さん。」
「なあ、蛍、」
「はい?」
「愛してる。」
鉄朗さんのばーか。
そんなの僕の方が
「愛してますよ。」
……To be continued
さてさて続編なんですが、やっぱ自分で書いてて恥ずかしくなってきました🤗
後悔しそうです😊😊😊😊
あんまりにも痴漢のやつが気持ち悪かったら消されそうで……🥺
次回は番外編とも言えないけど、帰ってからのクロ月を書こうかななんて考えてます( ˊᵕˋ*)
何かとセっ⚫す書けってうるさいリア友が居るんでね。
まあ、書くか知らんけど。考えてますから🤗
さ、
𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑚𝑜𝑟𝑛𝑖𝑛𝑔︎ 🌻 君にいい朝を☀
第2話ご覧いただきありがとうございました!
次回3話、是非見てってください✋(´ᴖωᴖ`)
では!またお会いしましょう〜!
🦕𓈒 𓂂𓏸🍌
クロ月 ᗷᒪᗩᑕK ᗰOOᑎ𓏸𓈒𓂃🌙
コメント
8件
五月蝿いとはなんだよ💢( '-' )まぁ五月蝿いけど
続き待っとる…(*^^*)