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#あべさく
めかぶぷりん
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雪月❄️
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💜「……ふぅ」
楽屋の洗面台の鏡に向かって、深澤辰哉は冷たい水で濡らしたタオルを首筋に当てた。
朝、ベッドから起きた瞬間に体が鉛のように重いことには気づいていた。喉の奥は焼け付くように熱く、呼吸をするたびに肺の奥がジリジリと燻る。視界がときおりぐらりと歪み、自分の足元が酷く遠くにあるように感じられた。
(よりによって、今日かよ……)
今日は、Snow Manのメンバー全員での大事なファッション雑誌の表紙撮影日だった。自分が「体調が悪い」なんて言えば、分刻みで動いている全員のスケジュールを狂わせ、撮影自体を延期にさせてしまう。
グループの最年長として、そんな迷惑をかけるわけにはいかない。
深澤は根が真面目で、何でも一人で抱え込んでしまう悪癖があった。
💜「よし。乗り切るぞ」
いつもの笑顔のお面を貼り付け、深澤は楽屋の重いドアを開けた。
💜「おはよーみんな!」
🧡「あ、ふっかさんおはよ!」
🖤「おはようございます」
楽屋のソファーでは、すでにメイクを終えたメンバーたちが賑やかに喋っていた。深澤は努めていつも通りに立ち回り、冗談を言って場を盛り上げる。
しかし、メンバーたちは馬鹿ではない。長年ずっと一緒にいる仲間だからこそ、深澤のわずかな異変に薄々気づき始めていた。
💚「ふっか、今日なんか声低くない? ちゃんと寝た?」
メイクを終えた阿部が、心配そうに深澤の顔を覗き込む。
💜「ん? あー、昨日ゲーム夜更かししちゃってさー。全然元気元気!」
深澤はケラケラと笑って受け流した。
さらに、衣装チェンジのタイミングで、康二がそっと近づいてきた。
🧡「ふっかさん、顔赤い気がするわ……。おでこ触らせて?」
💜「やめろよ康二、メイク崩れんだろ(わら)。マジで元気だから心配すんなって!」
元気の一点張り。そう言って深澤は頑なにメンバーの手を拒み、絶対に弱音を吐こうとしなかった。
ただ一人、楽屋の隅に座っていた照だけは、何も言わずに、鋭い瞳で深澤の背中をじっと見つめ続けていた。
そして、ついに本番の撮影が始まった。
カメラのフラッシュが激しく焚かれ、スタジオの熱気が深澤の体力を容赦なく奪っていく。
mob「はい、メンバー全員でもう少し距離詰めて! 笑顔で!」
カメラマンの声が遠く聞こえた。
その瞬間、深澤の視界が完全にブラックアウトした。
(あ、ヤバ……)
地面が消えたような感覚がして、深澤の体が糸の切れた人形のように、スタジオの床へ向かって崩れ落ちる。
🤍「ふっかさん!?」
💙「ふっか!!」
メンバーの悲鳴のような声が響いたのと同時だった。
ガシッ、と。
力強い大きな腕が、床に叩きつけられる直前の深澤の体を、横から抱きすくめるようにして強引に支え上げた。
💛「ふっか! しっかりしろ!」
耳元で響いたのは、焦燥を隠しきれない照の声だった。
深澤は照の胸の中にすっぽりと収まったまま、荒い息を繰り返すことしかできない。照が深澤の額に手を当てると、火を吹くほどの熱さが手のひらに伝わってきた。
💚「阿部、スタッフさんに『撮影は延期にしてください』って伝えて。衣装はこのまま俺の私服を上に着せて、車で連れて帰るから」
💚「分かった!」
照の迅速な指示により、今日の撮影は急遽中止・延期となった。メンバーたちも「ふっか(さん)を頼んだ」と照にすべてを託した。
──数十分後。
気がつくと、深澤は照の自宅のベッドの中にいた。
ここはいつもデートのときに泊まりにくる、照の部屋だ。
💜「……ん、……ひかる……」
熱のせいで脳のフィルターが外れ、深澤の口からは、二人きりの時にしか呼ばない愛しい名前が自然と溢れ出ていた。
💛「起きた?」
ベッドの脇の椅子に座っていた照が、冷たいタオルを深澤の額に載せ替えた。その顔は、今までに見たことがないくらい怒っているようで、同時に泣きそうなほど強張っていた。
💛「熱、39度近くある。なんで朝気づいたときに言わなかったの? メンバーにも、俺にさえ、元気だって嘘ついて……。頼ってくれてもよかったじゃん。倒れるまで抱え込むとか、本当にバカなの?」
普段なら優しい彼の、低く冷たいトーン。
深澤は毛布を鼻の頭まで引き上げ、潤んだ目でふいっと顔を背けた。体調が悪いのもあって、いつものツンデレな態度が出てしまう。
💜「……だって、みんなの撮影、延期にしたくなかったし。……ひかるに言ったら、どうせ怒るじゃん。……お前、うざいもん」
💛「うざいって何だよ」
照はハッと短く息を吐くと、椅子から立ち上がり、ベッドの端に腰掛けた。
💛(……うざいって、本気で心配してる俺に言うセリフかよ)
心の中で毒づきながらも、その瞳には隠しきれない熱い独占欲と、愛しさが狂ったような光が灯っている。
照は、深澤が顔を隠していた毛布を強引に引き下げると、深澤の両手首を優しく、けれど絶対に逃がさない力でベッドの上に固定した。上から見下ろしてくる彼の瞳は、底深く熱い「オス」の目をしている。
💜「……ひかる?」
💛「人の心配を台無しにして、そんなツンツンした口叩く悪い口は、こうするから」
💜「んっ……!?」
驚いて開いた深澤の唇を、彼の唇が容赦なく塞いだ。
優しさなど微塵もない、怒りと独占欲が入り混じった深いキス。
熱のせいなのか、それとも彼の唇の熱さなのか分からない感覚の中、深澤の口内を照の舌が容赦なく蹂躙していく。何度も角度を変えて重ねられる激しいキスのせいで、静かな寝室に生々しい破裂音が何度も響いた。
💜「んぅ……っ、ふ、ひか……っ、ん、んん」
深澤が鼻を鳴らして苦しそうに、けれど愛おしそうに声を漏らすと、彼は手首を掴んでいた力を緩め、そのまま深澤の体を後ろから壊れ物を扱うようにギューっと強く抱きしめた。
耳元に、低くて少し震える声が届く。
💛「……怖かったんだからな、マジで。ふっかが目の前で倒れたとき、心臓止まるかと思った。……頼むから、俺の前でくらい、最初から素直に甘えてよ」
背中から伝わる彼の大きな体温と、その不器用なほどの愛の重さに、深澤の心の壁は完全に崩壊した。
深澤は彼の腕の中で体を反転させると、今度は自分から首筋に腕を回し、胸元に顔を埋めた。
💜「……ごめん。……ありがと、ひかる」
💛「……うん」
💜「……ちゅー、もう一回して」
💛「俺に風邪うつるじゃん(笑)」
💜「うつったら、今度は俺が看病してやるから……。だから、して」
彼はふっと嬉しそうに目元を和らげると、今度は驚くほど優しく、とろけるような甘いキスを深澤の唇に何度も落とした。
彼の温もりに完全に満たされた深澤は、握られた手の安心感に包まれながら、ふにゃりと幸せそうに微笑んで、すぐに深い眠りへと落ちていった。
もうそろそろネタがないです!
リクエストお願いします🙇♀️
できるだけ私が今まで書いていないものでお願いします🙇♀️
できるだけ描きます!(もし全部書けなかったらごめんなさい🙇♀️)
誰か助けてくださいー!
コメント
3件
そろそろハロウィンなのでコスプレとか見てみたいです!
もう、照がふっかを全力で受け止める感じ、胸にきました……。39度近くまで我慢してたって知ったときの照の「頼ってくれてもよかったじゃん」に、めちゃくちゃグッときた。普段は優しい人が本気で怒ってるのに、その奥に怖さと愛しさがぎっしり詰まってて、たまらないです。最後の「ちゅーもう一回して」「うつったら俺が看病する」のやりとりも、ツンデレふっかの可愛い本音が溢れてて最高でした。次はどんなリクエストが来るのか楽しみにしてます!