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主の勝手なお話です。通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
別荘にむかう道中
「…皆は、じょうと一緒にいてなにか
こう…不思議な体験をしたとかない
のか?」
hi「…そうだな…さしあたって思いつか
ないな…」
k「…うん…ないな…」
m「突然、真っ青な顔して後ろにさがる
のは、何回もみてるけどね」
si「トンネルの中は?車でも、電車でも
通るだろうけど?何ともない?」
jo「せやな…着いてこられるけど、過ぎ
ればいなくなるし…周りにはわから
へんな」
「そうか…じゃあ…側にいる人に影響が
出るとかはないんだな」
jo「そうやね…友達に怖い思いをさせた
覚えはないなあ…」
「…そうか…しかし、私のことは…図書館
なんぞに置いてある書物には書いて
あるまい?」
jo「…それは…母方の祖父の弟…亡く
なった大伯父やな…母屋の側に離れが…
2LDKくらいかな…あんねんけど…
その方の本棚の中にあってん…どうやら
…俺とおんなしような方だったみたい
やけど…誰も…詳しく教えてくれへん
ねん…おうたことないんやけど…かあ
ちゃんが言うには…ずっと独り身で…
たまに…誰か訪ねてきてたって…占い
みたいなことを生業としてたみたい
やな…」
「へえ…じゃあ、そこからの流れか…」
jo「だろうなあ…でも…占いの本とか…
道具とか…そんなんは全くないねん…
もしかして…ただただ…みえてた方
だったのかもな…」
「…鏡とかも置いてなかったのか?」
jo「せやね…あるのは莫大なそれ関係の
文献や…東洋から西洋まで…幅広く…」
si「しつざに似てるね」
sa「そうだな…でもじょうの伯父貴殿
よりあいつらが来たのは、昔の話
だからな」
jo「そうですね…しつざさんでは
なかったですわ」
si「伯父貴殿は…じょうの言う通り
視える方だったね…道具もなにも
使わない…知識と…視えることだけ
で…占いをしてたみたいだな…」
jo「やっぱり…顧客の情報は燃やして
しまったらしいんやけど…氏名と
連絡先しか、書いてなかったって…」
si「へええ…それはスゴいな…
生年月日も使わないのか…ホント
に視るだけなんだ…」
「…そんな大量の書物の中からよく
みつけたな?」
jo「…丁度大人の目線の高さの段に…
読み込んである1冊があってん…
ページにご丁寧に付箋までしてあって
…訳までつけて…」
s「え?じゃあ大伯父さんも、るうの
こと?」
jo「だと思う…」
si「そうだね…ご執心だった…」
t「呼び出してみたりなどしなかった
のかな?」
jo「挑戦はしたようです…そない
やり方が書いてあるのもあったが…
あまりにも無謀な…」
t「そうだな…まず、あり得ないからな
たま~に成功しても…飲まれてしまう
だろうから…こだまとしつざが奇異
なんだ」
jo「ですね…ああ…じろうさんが昔
大量に刈った村のことも書いてあり
ましたよ」
「はああ?全く…まあな…あれは
酷かったからな…」
si「主様がハッキリ叱らないから
あいつ未だに、ほめられたつもりで
いる笑」
sa「主様のためにしたことだと思って
いるからな…結局全部自分の財産にした
くせに」
si「それにしたって、烏合の衆だもん
大したことない」
「さぶろう?しろう?そんな風に
言ってはダメよ」
si「うん」
sa「ああ」
i「…普段は…あんな感じなのにな…」
w「なあ…こえーよな…」
f「りょうへい、良かったな…」
a「だね…」
sa「…その伯父貴殿の魂が再生して…
じょうになったんだな…」
jo「え?ホンマ?」
si「ああ~だねえ~」
jo「そないなこと…伯父貴!あなたの
片想い!俺が成就したで~!」
f「やさしっ笑」
m「…あいつが…書いてると思うと…
腹が立つな…翻弄され過ぎてる…」
jo「…俺は幸せや…」
「……」
me「じょう!なんとも思わない
って!」
jo「うるさっ」
ta「るう?」
「……どうして私は…幸せを感じると
不安になってしまうんだろうな……
こんなんじゃ…お前達に…」
ta「…壊れるのが怖いんだろう?」
「うん…」
ta「それだけ…その幸せが、るうの中
で大きいものになってるってこと
だよな?」
「うん…」
ta「チュッ♡…皆で壊れないように守って
いこーぜ?」
「うん…そうだな…ありがとう♡」
グイッ))
「え?ゆうだい?え?なに?」
ta「する!」
「え?え?しないよ?しない!」
jo「なあ~俺の話やなかった
のおお?」
ta「チュッ♡…チュッ♡…るう♡…るう♡
…チュパ♡」
ra「…るうのあんな綺麗な涙をみな
がら見つめあってたらそりゃねえ」
s「だよねえ」
ra「…たろうさん…後、別荘までどれ
くらいですか?」
t「20分ほどですね…でも…どこかで
昼食を取らねばなりませんね…」
ra「ああ~そっか…食事だ…ねえ~
なに食べたいかなあ?やっぱり…」
15「るう!」
t「ダメに決まってるだろ!」
・・・
「…ひであきもかずやもゆうだいも
いるし…人数が多いんだから…テイク
アウトとかコンビニがいいんじゃ
ないのか?」
ka「ああ~そうか…ノーメイク
だもんな…さっきはマスクで誤魔化
したけど…」
hi「俺は気になるから、マスクして
買いには行くぞ」
「…マックとか?」
s「ああ~ポテト食いたい!」
「私も!…あ…ごめん…ハハ…」
san「ああ!俺も!」
f「いやいや、謝んないで?…るうも
サンもどーしたの?」
「…まあさが、食べないって言ってる
なあと思って…ダメかな?」
san「俺は、お前らが食べているの
を見て食べたかったんだ!」
ra「ダメなもんか!じゃあ…たろう
さん…ドライブスルーで行けますか?」
s「サンは、いつも覗いてるんだ
もんね」
san「あいつがな!」
t「…車体の大きさが…駐車場に停めて
店内注文ですね…我が君と行って
きます!」
「ああ…そうだな」
si「ん?」
me「俺も行きたいな…心配」
「…ファンのこがいるかもよ?」
me「…マスクじゃダメかな…」
「また…くじ引き?」
me「るうが選んでよ?」
「…選べない…」
a「はい、はい!くじ引きするよ!」
i「れん!るうを困らすなよ!」
me「ごめん…」
「…私こそ…ごめん」
w「なあ!るうが行くから、ややこ
しくなるんじゃねーの?腰抱いて
歩けねーし!俺、るうと車で
待ってる!」
i「しょうた、するどい」
sa「…たろう…そもそもお前と俺で
行けば良いんじゃないのか?」
si「だよね~?」
t「っち…バレたか」
sa「たろう!」
t「私が、我が君とご一緒したかった
んです!」
si「うわ~ゆうぎりに言いつけよ!」
t「待て待て!わかったから!
我が君は車でお待ちください!」
・・・
マクドナルド
駐車場
t「到着いたしました」
all「ありがとうございます!」
カチャ))
t「…じゃあ…私とひであき…
いわもと・ふじわら
さくま・わたなべ
で、3組で注文してまいりますから
大人しくお待ちくださいね!」
「はい!」
ガチャ))
「いってらっしゃい!お願いします!」
hi「ああ…わかった、さぶろうさん
お願いします…かずや!ちゃんと
見張っとけよ!」
sa「承知した」
ka「は~い」
si「なんでよ~?俺にも頼んでよお?」
hi「しろうさん、あいつらが悪ふざけ
しないように、注意しててください
ね?」
si「かしこまりました!」
ガチャン))
「…お店の中…混んでるな…」
jo「…ああ…せやな…時間かかる
かもな」
「ちょっと楽しみだ」
san「俺も」
ta「よかったな」
「「うん」」
si「だてさま?俺ねえ?アップルパイ
も頼んだ」
m「おお!美味しそう、楽しみ
ですね?」
si「うん、だてさまは?なに頼ん
だっけ?」
-しろうさん…人懐っこい…スキン
シップが多いタイプだな…平気で
肩に頭乗せたり、腕組んできたり…
随分年上なのに、弟みたい…
m「俺はビックマックとナゲット
ですね」
si「ええ!」
sa「しろう?俺のあげるからね?
りょうたにもらったら迷惑だぞ」
si「あ…そっか、ごめん、へへ」
m「構わないですよ?ナゲットが
いいの?ビックマック?」
si「いいの?ナゲット!ねえ?
何ソース?」
m「マスタードだけど、平気?」
si「うわ!やった!すきい!」
m「ハハハ、じゃあ、よかった」
ra「ねええ!しろうさん!りょうた
にベタベタし過ぎ!俺だって
りょうた、大好きなんだから!」
k「そうやで?りょうたは、皆のもん
やで?独り占めはいかんよ?」
m「ん?ん?違うでしょ?」
si「だてさまって、人気者なんだね?
…あっ…たつみ君!何してんだよ!」
ta「チュッ♡…チュッ♡…しろうさんの声が
聞こえないように蕩けさせてる」
si「ズッコい!」
a「るうさ?…食事してても、まあさと
同じ感覚ではないんでしょ?」
「ん…あ…そうだな…でも美味しいって
感覚はあるから…それに皆で食べてる
からうれしいよ」
ta「そうか!じゃあ俺らともっと
一緒に食べようぜ!」
「ハハハ…ゆうだい?ありがとう…」
ta「っまあさをどうこうじゃねーよ!
純粋に、るうと一緒に飯が食いたい
だけだ」
「ペチペチ…そうか…うれしい♡」
me「ねえええ~ゆうだい!席
変わってよお!俺も!ペチペチ
されたい!」
ta「やだね!俺のるうだ!」
me「違うだろ!俺んだよ!」
ツンツン))
ta-ん?るうが…スマホ…
<ゆうだい?私のこと、好きか?
ta-え…ウソ…俺に聞いてる…マジ
かよ
<うん、もちろん
<じゃあ、私のことだけ?私のこと
だけ好きか?
<当たり前だろ!るうのことだけ
好きだよ!
<本当に?
<本当だよ!
<私以上には、誰も好きになって
ないよな?
ta-ん?主様なんだ…含みがあるな…
あれは…まあさの時だ…るう以外には
好きになるわけない
<もちろん、なってないよ
ta-え…目に涙溜めて…今は違うよ!
<るう?どうしたんだよ?
<…時間を戻すか?
<戻さねーよ!どーしたんだよ!
はっきり言えよ!
<愛してる…愛してる…ゆうだいの
こと、愛してる
ta「るう!」
「あ…ごめ…」
ta「チュッ♡俺の愛を存分に受け取れ♡」
me「ゆうだい!こんにゃろ!」
ka「…れん?」
me「はい?」
ka「…その勢いで、現場でも、もっと
前に出てみたらどうだ?」
-るうにもっと誉められるチャンス
かも約束もしたし!
me「はい!頑張ります!」
ka「おお!いいね!お前なら
ビジュアル担当でいけるからな!」
me「よし!」
si「めぐ、素敵!カッコいい!」
me「ハハ、ありがとうございます」
ra「ええ~かずや?僕は?何担当
かな?」
ka「お前は、最年少センターだろ?」
ra「え?…いや…だって…センター
取れても最年少じゃないよ…」
me「ゆうだい!脱がしちゃダメ!」
ta「うるさい!俺んだ!」
ka「へえ~そうなのか~お前…
しょうたの力になりたいって言って
なかったっけ?」
ra「言いました…」
f「俺達のところ…丁度、魅惑的な
天使と色気爆発イケメンが不足して
るんだよなあ~」
a「そうだね~果たして…こっちに
きてくれるかどうか…」
m「ああ!そう言えばさ?空気読ま
ないグイグイ前に出る芸人さんみた
いな人もいてくれると安心だよねえ?」
k「誰やねん!それ!」
si「だてさま?そういうこと?ヒソ))」
「もおお~ゆうだい、ダメ♡」
ta「チュッ♡チュッ♡うるさいぞ♡」
m「はい、しろうさんはどう思われ
ますか?ヒソ))」
si「たきざわ君にも、聞かれたけど
最高だと思う!どこよりもいけてる!
兼任とか大変だけど、チャンスだから
ね?応援するよ?ヒソ))」
m「ありがとうございます!ヒソ))」
「アハハハハ…ツッコミはや……
♪♪♪~」
f「え?るう?」
「へへ…ちょっと脳内再生しちゃって
ごめん…だってアイドルと言ったら
この歌かなって…」
ta「るうぅ~♡」
「もお、ダメェ♡」
m「ああ…固定グループ=アイドル=
ってなったんだね?」
「そう…♪♪♪~離れない笑」
ra「ぎゃああああ~」
「え?まいと?」
ra「主様!なんて麗しいお声!
お前ら!ひれ伏せ!」
「…やめろ…大袈裟…」
ka「あながちそうでもねーよ!スゲー
いい声!上手だし!もっと聞きたい!」
k「ほんまや…初めてなんとちゃう?」
a「さぶろうさんは?聞いたことあり
ますか?」
sa「…そりゃあな…滅多に聞けない
けど正しく天使の歌声だよな笑」
a「しろうさんは?」
si「上では良く聞いてたけど
誰よりも良い歌声だよね!」
m「…俺だけがよかった…」
si「ハハ、だよね~」
f「はあ?ウソだろ?それは
ずりいよ!」
ta「やだやだ…俺は…るうの歌声…
初めて聞いた…スゲー好きだし
スゲー上手い!」
「フフ、ありがとう♡チュッ♡」
ta「るう♡もっとぉ~」
ka「ホント…いい声だな…
りょうへい?」
a「はい!録音してます~ホントに
いい声だし、上手!」
「…録音か…忘れてたな…」
me「素敵な歌声ですけど…姐さんの
こと…大丈夫なの?」
「ああ…認めてはいるんだ…嫉妬深い
から気にはなるけど…バスルーム
とかで口ずさんじゃってはいるな…」
ka「…そうなんだ…」
「だからって話題にしないでね!」
all「はい!」
ra「主様?ダンスは?」
「ああ…そうだな…」
m「るうにできない動きはないよ」
「りょうた…」
m「そうだろ?ホテルの部屋のTV
見ながら…一緒に踊れてたじゃん?
あれね?すごい難しいんだよ?」
「りょうただって、できてただろ?」
m「そりゃねえ…なんてったって研究生
だし?るうはさ?なんもしたこと
ないんでしょ?」
「…うん…そうだな…まあ…みては
いるがな…」
ra「お前らね!この御方をどなたと
思ってるんだよ!」
「ラウ…もういいから…ホントに…
なにか努力して成し遂げたもの
じゃない」
me「るうは出来ないことないの?」
「………」
si「時間を自由にとめられない?
あんまり時間を勝手に操っちゃいけ
ないからね~躊躇しちゃってる」
「そうかもね」
me「さぶろうさんは他にご存知
ですか?」
sa「……そうだな…あるだろう」
me「え?なに?」
sa「…俺達とのお付き合いかな…」
「ああ!……さぶろう……」
sa「違うのか?お前の翻訳機は
ポンコツだから…」
「うう…そうだな…確かに…上手に
出来ない…難しい…これでも
頑張ろうとしてるんだがな…
申し訳ない…不快な…」
ra「主様~!僕はどうしたら
いいんだよ!」
「え?」
ra「かわいくて、かわいくて…」
「…まいと…ありがとう♡うれしいよ…
ホントにこれは…私の悪いクセだ…
ひかるにも申し訳ないが…」
ra「…主様…」
「…きっとまいとの私への想いは…
能力の高さによるものだよなとか…
まあさが迫ったらどうなんだろう
とか…そんなことばかり…」
ギュッ))
「ゆうだい?」
ta「…もういいだろ…お前が他の男に
好きとか愛してるなんて告白してる
のをこれ以上聞いてられねえよ」
「……グス……」
ta「さぶろうさんにも、また告白され
やがって…」
「え?え?」
si「たつみ君…もおお」
ta「いいだろ…お前の翻訳機が
ポンコツってことは、お前の解釈が
ポンコツ…さぶろうさんが言った
ことは、別の解釈をしてしまって
いると言うことだろ?」
sa「…まあな…るうがした解釈は…
180度違うな…」
ta「ってことは…さぶろうさんは…」
sa「ゆうだい…後は、自分で言うから」
ta「はい」
f「フハ、さぶろうさんのファンクラブ
作ろっかな!」
sa「…たつや…お前、その調子で
たろうを転がしてるんだな?」
f「うわ~俺、本気になっちゃう
わあ笑」
k「いつもこない調子やもんな…」
sa「ハハハ…本当にしんどい時は
ちゃんと相談しにこいよ?るうでも
いいけどな?俺に話せよ?いいな?
こうじもだぞ?お前もじょうと同じ
で優しいからな…遠慮するなよ?」
f「あっ…はい…ありがとうござい
ます…」
k「ありがとうございます…」
a「やだ~さぶろうさんの推しが増え
ちゃう!」
sa「りょうへい?」
a「ごめんなさい!」
ギリギリギリ))
ka「りょうた…歯ぎしり…」
m「だって…るうが…泣きそう!」
「………」
m「そうだろ?」
「う…」
m「…止めろよな!」
ka「るうが不安になるだろ!」
si「泣かすなっていっただろう
がああ!」
ta「るう…俺は…何回でも言う…
お前だけを愛してる♡」
「…グス…ゆうだい…」
ta「離さねーぞ」
「………」
ta「おら、返事」
「…うん…ありがとう♡」
ta「チュッ♡もうじっとしてろ」
「…うん、愛してる♡」
続く