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ソフィア「柚未さ〜ん!」

イザヤ「柚未〜!…はぁ、ダメだ、いないよ」

ソフィア「昼だから人も多いね…」

イザヤ「ん?あ!見つけた!ソフィア!ソフィア!いたいた!行こう!ついて来て!!」

ソフィア「えぇ!凄い見つけるに速いね…」

私達は急いで柚未さんの元へ走る。柚未さんは食材を手に取って袋に入れている姿が見えたが、ここら辺は特に人が多くて中々進めない…!それなのに、イザヤ君はスイスイ進む。何で行けるんだ???試行錯誤しながら進んでいくとやっと抜けれることに成功した。

その先は、予想外な光景があった。

そこには見覚えのある人物2人がいた。1人はかつて使えていた主で、もう1人は初対面なはずなのに何処かで会ったことのある姿。

ソフィア「え…イザヤ君…これは?」

イザヤ「なんか、俺もよく分かんない。人混み抜けた先がこれだったから」

柚未「だ・か・ら!困ってるの」

メアリード「でも盗んじゃ駄目でしょう」

カヤト「見苦しいぞ〜痴女」

柚未「カヤトもそっちに行くんだねっ?酷いよぉ」

ソフィア「いや〜私達より早くに止めてくれてた人がいて安心」

イザヤ「ありがたいね」

私達は少し距離を置いたところで眺めていた時、

カヤト「あ、ソフィア」

ソフィア「…ん?」

しばらくすると1人がこちらに気がついたのかずっとこっちを見てくる。それに続けて2人も私達に注目する。

イザヤ「なんか、、こっち見てない?」

ソフィア「だよね」

そして柚未さんが急に私達の方へ走って来た。

柚未「ソフィア〜〜!大変!バレちゃったの!」

イザヤ「自業自得だよ」

ソフィア「取り敢えず、あの2人のところへ行きましょうか…」


ソフィア「止めてもらってありがとうございます!」

メアリード「いえいえ、止めるのは当然よ」

イザヤ「カヤト君久しぶり」

柚未「どこ行ってたの〜!」

カヤト「帰ってこないお前らが悪いんだからな」

「見つけたっ」

カヤト「うぎゃっ」

ガシッと後ろから見知らぬ人がカヤト君の服を引っ張る。

メアリード「ん?あら、ご苦労様、シャスカさんにボラスさん」

柚未「は…」

ボラス「的中だったな」

シャスカ「ほら、行くぞ……って、、お、お前、、」

柚未「な、何でいんの!?」

シャスカ「いいや〜???それはこっちのセリフですけどー」

柚未「ちょっと、カヤトに触らないでよ」

シャスカ「何?彼女ヅラ?付き合ってんの?」

カヤト「ふざけんなよ。訳ねーよ」

メアリード「少しの間面倒を見ていたのよ」

ボラス「ありがとう。俺らは、カヤトがまだ完治していなくてな。連れ戻しに来たんだ」

メアリード「そうだったのね」

カヤト「えーまたあれやんのかよ」

シャスカ「飯だけ置いて行ったのは謝るから」

柚未「何それ、拷問だよ!!ていうかそれってシャスカの家に連れて行ってたってこと?!だからいなかったの?!私からカヤトを奪うんだぁ?そうなんでしょ!」

シャスカ「何でそーなんだよ…」

メアリード「2人は知り合いかしら」

シャスカ「…モ、元カノ、、デス」

柚未「元カレとは思いたくない!けど事実…」

カヤト「へぇ、そーなんだ。よくこんな女と付き合おうだなんて思ったな」

柚未「ちょっと何その言い方!」

ボラス「ほら、そろそろ行くぞ」

シャスカ「それもそうだな」

メアリード「少し良い?ついて来ても良いかしら…」

シャスカ「別に良いけど、何で?」

メアリード「どうやってなおしているのか気になってね」

シャスカ「なるほどね」

メアリード「代わりに料理を振る舞ってあげるわ。そのーキッチンはあるかしら」

ボラス「あぁ、勿論。何も食べていなかったからありがたいな」

メアリード「それに…貴方達も来なさい。困っているんでしょう」

ソフィア&イザヤ「「ありがとうございます」」

断罪ヴァンパイア

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