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Chapter7.孤独な守り人
🧊北の氷原
「ん...?朝?ってサムッ!!!」
セラが声を上げる.
「あ,おはよーセラちゃん!」
足に包帯を巻き,がっちりと固定されている.そして,魔法でしっかりと浮いているミナがいた.
「みんな起きてるよ!そこに防寒着置いといたから!」
さすが,私専属の侍女なだけある.用意周到,万能,優秀だ.ただ,怪我と蹴り癖と骨折さえなければなぁ...
🌨守り人との再会
「魔王様,戦える?」
「俺を誰だと思ってやがる.詐欺師」
「詐欺師じゃねぇって!何回行ったらわかる!ちび!」
「だれがちびだ!詐欺師!」
「てめぇら」「お前ら」
ゴゴゴゴゴゴゴ!!!
「「ひぃ」」
「「いい加減にしろぉぉぉぉ!!!!」」
ミナとレオンの怒りが爆発したのか,カイとれる,ゆうが周りで呆然と立っている.
その時ーー
ドゴォォォォォォン!!!
「チッタイミングわりぃんだよ!」
カイがものすごいスピードで外に出て行った.それにミナが飛びながらカイに負けないスピードで出て行った.
「レオン!私たちも行くよ!」
「カイのやつめ...お前らもだぞけんかっぷる」
「「誰がだ!!」」
「変わってないな.カイだったけか?相変わらずの速さだ」
氷の武器を持った守り人ーーヒョウラだ
「ヒョウラ...思い出してよ……!」
「うるさい!お前らは俺を選ばなかった!俺はお前らを恨む,一生涯な!!!」
「だったら,力ずくでも目を覚まして見せろよ!」
ミナがカイの前に飛んで,立った.骨折しているのにも関わらず,ミナは...
「カイ,みんなを連れて王都へ.こいつは,僕がやる」
「は?でも…. 」
「まったく,責任負いすぎだよ~?」
「のんきな奴に言われたくなかろう」
かなめとアルケーが言った.そうだ…ヒョウラをセラとミナが入れなかった理由は....
2人がいたからだ...
決着
「さてと~?ヒョウラ,僕は君を入れるつもりだった」
「そんなわけないだろ!俺のことを無視しやがって!」
「ヒョウラ...僕の話を聞け」
ヒョウラはその場で座った.
ヒョウラはこの氷の地でずっと守ってきた.カリブーやイグルーだ.でも,ヒョウラがいなくなったら?
ここを守るものがいなくなる.
別の人材をここに派遣するという手もあったが,万が一,傷つけてしまった場合,壊してしまった場合,どうすればわからない.
なら,ヒョウラをここにとどめておくことが大事なんだ
それが結論だった.でも,ヒョウラは
僕たちのことを恨み,ここで孤独に暮らしている
そうであってる?ヒョウラ?
「そうだよ!でも,そんくらい伝えろよ!」
「ごめんなさい.でも,真実を知ってしまったら,ヒョウラはどっちかを選択しないといけんかったんだ.ここにとどまるか,一緒に行くか.」
「たしかに,ヒョウラ君には難しいね」
「とどまる以外,ないだろ!ここを守れるのは,俺だけなんだから!」
「ありがとう.ヒョウラ」
「いや,ありがとうな!俺をここに留まらせてくれて」
「フッいいとこあるじゃねぇか.ミナ」
「今,名前呼んだ!?アルケー!」
「気のせいだろ」
「ヒョウラ,また会おうね!元気でな!」
「おうよ!」