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道場部屋にて
ヨヌ「えっ?何で道場なんですか?普通自分の家の部屋に行くんじゃないですか?」と疑心暗鬼になっていた。
プルヘン「お前たち5人のうち3人が武器を持っているからだ。武器を持ってることは戦う意志があるという事だな?私たちはそう受け止めるがお前たちはどうだ?」
オドゥム「戦うって言っても死ぬようなゲームじゃないから安心してね!」
ヨヌの心の声「え?!!そもそもそれ自体が怪しいでしょ?!!私なんて喧嘩したこともない凡人ですよ!!?」
ピッコギ「どんな覚悟があっても私たちと戦え。」
ヘリン「よし、戦うとするか!!」と言って130cmあるサンスド(双手刀)を「シャキッ!」と抜き、左手で鞘を背中に収めるのだった。
一方で、ジウォンは黄金の鳳凰と龍(柄頭についている)直刀「ファンドゥデド(環頭大刀)」の二刀流を抜き、サムジは40cm程短いシンジャンカル(神将刀)と74cm程の金色のサムジチャン(三枝槍)を取り出して構えていた。
ヨヌはハナに「ハナオンニ助けて!!私喧嘩苦手なんです!!」と助けを懇願し、ハナは「うん」とうなづいてヨヌを守るように構えていた。
プルヘン「サムジ、お前の右手のその武器は短いウォルド(月刀)ではないのか?お前はシンジャンカル(神将刀)と呼んでいるが?」
サムジ「ええ、広い意味ではウォルド(月刀)ですがね。イサム(李森)将軍のマサン・ウォルド(馬上月刀)と一緒にされたくもないのでね。なのでシンジャンカルと呼んでいますよ。」
※カルは純韓国語で刀、包丁とナイフをを意味しており、韓国の漢字語はドと表現します。日本語で言う大和言葉と漢語の読み方と例えることができます。
ス三姉妹も臨戦体制に入るのだった。
オドゥムは身長が132cmながらも全長130cmあるテ・ユガン・パホド(大柔剛把虎刀)と言う柄頭には韓国伝統の愛嬌ある「親しみやすい虎」が外側にあり、刀身の根元には、邪悪を噛み砕く金色の伝統意匠「ホドング(虎呑口)」があり、その牙を剥くだんびらで巨大な刀を背中から取り出すの出すのだった。
しかも鞘がないため、背中には生活韓服白ロリータの中に特殊な磁石繊維が仕込むように設計されているのだった。
ピッコギは佩刀装備をしており、右手で朝鮮王朝時代製の朝鮮環刀(チョソン・ファンドと言う伝統的な片刃の湾刀。刀身や柄の左右には「カササギ」の絵が描かれている。)の鞘を掴んで手前に回して抜くスタイルを披露。そして両手で真剣に構えるのだった。
※鞘には鞘と吊り革を接続する金具である帯ドン(テドン)があり、それはテドンが自由に回転するため、刀を瞬時に前へ回すことができる仕組みである。
一方でプルヘンは漆黒なフランス製サーブルを細身な鞘から取り出した。
このサーブルにはピョンイン・サオクで殺されたフランス人宣教師と朝鮮人キリシタンの怨念が詰まっていた。
いよいよジウォン、ヘリン、ハナ、サムジ、ヨヌvsス三姉妹の対決が始まるのだった。
そして不気味な音楽が流れていた。
P.Jの楽曲「THROUGHOUT THE NIGHT 」だった。
韓国伝統楽器であるヒャンピリ(郷篳篥) 特有の竹製の小さな縦笛が流れていた。
まるでピョンイン・サオクで処刑された人たちの怨念を表すような戦慄的な空気感が漂っていた。
※日本語で篳篥は「ひちりき」と読みます。
ヘリンは両手でサンスドを持ってオドゥムに襲いかかるが、オドゥムはもちろんテ・ユガン・パホドを使って両手で「キィンッ!!」と防ぐのだった。
巨大武器同士の対決だった。
オドゥムが「一刀両断!」と言って大胆にパホドを振り回すが、ヘリンは空中ジャンプして避け、サンスドでさらに攻撃し、オドゥムも再度攻撃して火鉢が飛び散るのだった。
ピッコギがチョソン・ファンドを両手で潔く構えてジウォンに襲いかかった。
ジウォンは龍と鳳凰が柄頭に司っているファンドゥデド(シルラ時代製)の二刀流でバッテンのように「カーンッ!」と防いだ。
ジウォン「ホンマに血が騒ぐんやな…今ここでプサンの誇りを見せたるわ!!」と
ピッコギ「やれるモンならやってみせろよ…お前が背負ってる龍と鳳凰の誇りを見せてくれるならな」と皮肉な言い回しをした
プルヘンはサーベルを持ってサムジに襲いかかり、サムジは左手で持ってるサムジチャンを三又槍のように防ぎ、右手で持ってるシンジャンカルを薙刀のように防いでいた。
プルヘン「お前の武器はシャーマニズムとしての誇りが詰まっている。サンシン(山神)様が大喜びしていると思うぞ。」
サムジ「ええ、作用にございます。私の実家が山中でムソク(巫俗)を経営していて、サンシン様を一番崇拝していますから」
プルヘン「アンタのシャーマニズムと私の一族の怨念がぶつかり合ってるようだ。」と冷徹に分析していた。
サムジの心の声「この一家のマンネのプルヘンが一番危険人物かもしれない…サーブルの動きが素人ではない…」と
ヨヌがビクビク震え、「ハナオンニ!!逃げましょう、もう無理!!」と言うがハナはヨヌに笑みを浮かべて、武器もない中、ヨヌの言葉を押し切り、サムジと交戦中にプルヘンに立ち向かった。ハナにとっては耳は聞こえるが、生まれつき言葉を話せないハンディキャップなコンプレックスを抱えながらも健気にプルヘンに挑んだ。
プルヘンはキックボクシングのキックで「バンッ!!」と脛をぶつけて、ハナは床に倒れた。
ヨヌが怖がって逃げる時。
ピッコギ「逃げてんじゃねぇよ、バカ。自分の内面と向き合えるように戦え。」と牽制。
ヨヌの心の声「ピッコギさんの皮肉最高にうれぴー!!」
ヨヌ「ハナオンニまでやられてる…こうなったら」と走ってピッコギとジウォンが交戦中にピッコギの背中に思い切りダイブして抱きつくのだった。163cmあるヨヌが自分の頭をスリスリ擦り付けるのだった。169cmあるピッコギの背中に擦り付けていた。
ヨヌの心の声「ピッコギさんは私にとって理想のお姉ちゃんだ…抱きついてしばかれたくなっちゃった…身長も私より高いし年だって私より上だし…」と。
ピッコギ「気持ち悪ィ…真面目に戦えよ、ド阿呆」と肘で頭をぶつけ、キックボクシングで「バンッ!!」とヨヌのお腹をキック。
ジウォン「ワレ(お前)みたいな人初めてやわ…ソウルにもこんなド変態おる訳なんやなぁ…」とヨヌを見て引き気味になりながらも関心し、ピッコギに挑んだ。
ヨヌが起き上がり、息を吐きながらもジャンプしてピッコギに頭突きを喰らわせるがピッコギの華麗なハイキックを前に1発KOを喰らって気絶。ヨヌは鼻血を出してしまった。
ピッコギ「ヨヌ、お前は面白ぇけどバカ。でも真正面から私に挑んだことは褒めてやる。」と。
一方ハナは脛をさすりながらもプルヘンに挑むが、プルヘンのサーブル柄頭でハナの頭を直撃。そしてハナは気絶するのだった。
オドゥムとヘリンは変わらず互角のバトルを繰り広げていた。
巨大武器同士の攻防戦であるため重装歩兵同士の一対一のバトルを見ているような感覚だった。
そして気絶したハナとヨヌを除き、ピッコギとジウォン、プルヘンとサムジの互角なバトルを披露し、お互いに満身創痍な状態になった。
コメント
1件
おお、第8話読んだわ!今回はもうガチのバトル回やったな🔥 武器の説明がめちゃくちゃ細かくて、韓国伝統武器の知識がすごい勉強になったわ。特に「シンジャンカル」と「ウォルド」の呼び名の違いとか、そういうこだわりが作品の世界観を引き締めてる感じがする。 あとヨヌの「ピッコギさんに抱きついちゃった…///」って展開、予想外すぎて笑ったわw 戦闘中にあの天然行動はヤバいってw でもピッコギの「気持ち悪ィ…真面目に戦えよ、ド阿呆」ってツッコミがまた最高。キャラの個性がバトルの中でしっかり立ってるのがいいな。 ハナちゃんが言葉話せないハンデを抱えながらも立ち向かうシーンは胸にきた。続きが気になるわ!🔥
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