学校でぶっ倒れ、家まで連れていき家で面倒みるオメガの彼女
バタッ
それはある日ちゃんと私が授業を受けていた日(おいこら私がちゃんと受けてねぇみてぇな言い方すんなよ)
……
これはある日私が授業を受けていた日
リエーフがぶっ倒れました
夜桜)!!リエーフ!
リエーフ)はぁ…はぁ……
夜桜)リエーフ!リエーフ!
呼んでも返事がなく額に触れるとものすごく熱くリエーフを急いで保健室まで搬送
夜桜)熱いし重い…
先生がいなくとも取り敢えず職員室に行き「人ぶっ倒れたはよ開けろ」と言うとどっかのよー知らん先生が鍵を開けてくれたためイソイソいとベットへ運び熱を測る
夜桜)リエーフ〜?私だよ〜わかる〜?だーい好きな夜さんだよ〜
リエーフ)ん”……
夜桜)こりゃダメだなぁ…家の人は?居る?って、電話した方が早いか……
リエーフの頭を撫で職員室に行きリエーフの親に連絡をとってもらった結果……誰もいない、なんなら迎えに行くのも難しいとの事
おかげで……一人暮らししておりなおかつ親が遺した家があるこの私に全てを丸投げした教師陣を今から撲滅しに行きます(?)
夜桜)リエーフ〜?わたしの家行くぞー
リエーフ)だるぃ”……
夜桜)じゃあなんで来たの…
リエーフ)……あいたかったから…
夜桜)はいはい、夜さん大好きは分かったから取り敢えず私の家に行くよその後にちょっと教師陣に説教だけど
リエーフ)ん”〜……
夜桜)ほら起きて、つーか車ぐらい出せよ……いや、出させるか
またまたリエーフの頭を撫でて職員室に凸!
そしてやる事は……説教!
夜桜)なんで女子生徒1人にでかい男子生徒の面倒見させるんですか?つーか風邪ひいてるっつーのになんで私に面倒見させるんですか?親が来れないなら来れないで放課後とかまで休ませてお友達にでも連れてってもらえばいいじゃないっすか?
夜桜)どうしても今の状況でリエーフを帰らせたいなら車ぐらい出していただけません?何かあってからじゃ色々と遅いですよね?そこんとこ責任取れるんすか?いいですよまだ私の家に連れていくってのは、リエーフが鍵を持っていないもありちょうどそこに家の鍵を握っている家住みの彼女がいるんでしたら確かに頼りたくなりますよね?ならせめて私の家まで車出していただけません?
教師陣)は、はい…
夜桜)で、どうしますか?誰が車を出してくれますかね?別に急いでる訳じゃないんで誰かが2時間何も無い状況が出来るまで大人しく待っていますよ
理科教師)わ、私がちょうど……
夜桜)ではお願いします、私は帰りの支度をしますので
理科教師)は、はい……
数学教師)あ、あの子あそこまで言うのか…
国語教師)お、恐ろしい……
体育教師)クラス内で密かに囁かれているのが…「体育教師よりも鬼」だとよ……
美術教師)熱血と謳われる体育教師よりも鬼ってどんだけ鬼なんですか…
体育教師)俺も何回も怒られたよ……肝が据わっていると言うかなんと言うか…
全員)夜宮夜桜……恐ろしい子!
理科教師)い、家はここでいい……?
夜桜)はい、ありがとうございます
理科教師)それじゃ灰羽さんのこと頼みましたね
夜桜)それは勿論ですけど少し待って下さい
理科教師)??いいけど……
一回家に入りリエーフを寝かせてからコーヒーをいくつか持って理科教師に渡し「我儘を聞いて下さりありがとうございます、私からのお礼です」とだけ伝えて私はまた家の中に引きこもりリエーフの看病に勤しんだ
夜桜)起きて、着替えるよ
リエーフ)きがえ……ない…
夜桜)いいよ、別に間違えて大きめの服買っちゃったから……多分、行けるよ……ほら起きて
リエーフ)ちょっときになるからやめて……
夜桜)なんかごめんじゃん…
桶の中に水を入れタオルを入れ濡らししっかり絞ってからリエーフの服を脱がせ身体を拭く
夜桜)ほら、冷たいかもしれないけど頑張ってバンザイして
リエーフ)はぃ”…
リエーフは腕を上げ体が拭けたあと流石に上半身裸で布団被せておやすみーってのは可哀想なため私が1枚だけ間違えて買ったメンズサイズの服を着せた
夜桜)リエーフ、ご飯食べれそう?食べれなかったら寝ていいけど……
リエーフの頭を優しく撫でながら聞くとリエーフが何故かベットを叩いていたからベットに座るとリエーフが私の膝に頭を乗せた
夜桜)!?だ、ダメだよ?氷枕に頭を乗せよ?
そう言うとリエーフは首を横に振って「夜の膝で寝る…」と言って聞かなかった
仕方ないくリエーフの我儘を聞くと直ぐに寝た
夜桜)……ごめんね、リエーフ
チュッ
リエーフの頬にキスをしてリエーフを下ろして離れようとしたら引っ張られる感覚がして後ろを見るとリエーフに服を掴まれていた
夜桜)大丈夫だからね〜リエーフ
リエーフの頭を撫でると手の力が抜け離れた
夜桜)直ぐに戻るからね
リエーフの手に軽くキスをしてから私は部屋から離れお粥を作り始めた
夜桜)(後で少し換気してあげなきゃ…後は解熱剤飲ませなきゃ)
お粥を作ったあと蓋をして保温のボタンを押しアイスやゼリー、ヨーグルトを買いに行きたまたま果物も売っていたから果物もの購入
そしてすぐ帰宅
夜桜)ただいま〜(流石にまだ寝てるかな…)
「ただいま」と言うと私の部屋からバタバタっと凄い音がしてびっくりして自分の部屋に向かおうとしたら先に私の部屋の扉が開き目の前には顔をぐしゃぐしゃにして泣いているリエーフが居た
リエーフ)よる…よるー!!
夜桜)へ!?ちょ_ングッ
リエーフが泣きながら抱きついて来てズビズビと鼻をすすった
夜桜)よ、よしよし…ごめんね?寂しかった?怖い夢見ちゃった?1人にさせてごめんね?
リエーフ)グスッ…コクコク
夜桜)そっかそっか、ごめんねもう怖くないし寂しくないからね
優しくリエーフの頭を撫でたり背中を撫でたりするとリエーフは癒され眠くなったのか体重を掛けてきた
夜桜)おっと…ほら、私の部屋に行こ?おねむモードでしょ?
リエーフ)ん”…
夜桜)よしよし、ご飯は要らないの?
リエーフ)コクッ
夜桜)じゃあねんねしようね〜あ、アイスさっき買ってきたよ?食べる?そうそう、ついでにお薬もね
リエーフ)…たべる…
夜桜)よしよし、じゃあアイス食べてお薬飲もうね〜
リエーフを部屋まで案内してベッドに座らせアイスを食べさせ食べさせたあとに薬を飲ませ寝かせた