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第二話 「歓声とともに芽生えたなにか」スタート
[千遥] 「ねぇ今日さ、、2時間目音楽のテストだよ、、、😭」
[紬] 「え、、、ほんと!?公開処刑じゃん、、、」
[美空] 「まぁまぁ、ふたりとも上手いし大丈夫だよ〜!笑」
[千遥] 「えぇ、、、仮病使おっかな、、、、」
[紬] 「あとあとやんなきゃいけないらしいよ、、笑」
[千遥] 「よしやるわ」
[美空] 「なんやそれww」
[紬] 「笑」
[先生] 「じゃあ声出しからね!」そういってピアノの音に合わせて声出しが始まった。
名前順だから席は3人とも離れているけど、美空の綺麗な声は聞こえてくる。陽キャはいいよね、、、、ミスしても笑ってもらえるんだもん、、私達みたいなあんまり目立たない人、間違えたらからかわれる、、ついにはいじめられるんじゃ、、、、?!うぅ、、怖いなぁ、、、でも私歌には自信あるし、、音外さないし、、多分、、あとは声の大きさだけなんだけどね、、
[先生] 「テストの順番はじゃんけんできめるよ!先生に勝った人から初めるからね!」と言い終わると、先生が前に立ち、手を上に上げた。
私は最初から10番目ぐらい。美空は18番目ぐらい。千遥は、、、3番目、、がんばれ、、!私は教科書をみてさいごの確認をする、テストがある事自体は知ってたから、夜に練習してたし、、!
千遥が歌い終わり、私より前の人が歌い終わり、ついに私の番。
口を開けたら、いつものような声は出ず、大きくも小さくもない中途半端な音が出た。音程そのものはあってるものの感情がこもっていないような薄っぺらい歌になってしまった。家では、友達の前では、うまく歌えるのに、、絶対上手いのに、、、、
はぁ、、、
あ、美空だ、上手いんだろうな〜、、、、、
いつも上手いし、、
美空が歌い終わった。私にとってはいつもどおりのきれいな声。ただそれだけ。
みんなが、美空の歌声に驚いたのか、今まで起きなかった拍手が聞こえてきた。意外と上手いんだな とか、すごい。とか 特に引っかかった言葉は、
あれは
だなって
クラスの誰かが言った。すこしもやりとした。その時はあまり気にしなかった。
でも、確かに少し、もやりとした気持ちは実ったのでしょう。
でも、歓声があがったり拍手が聞こえたのはその一瞬だけでした。
だから、目立ってないと信じました。目立たれることが私にはもやもやしました。
授業終わり、美空が話しかけてきた
[美空] 「ねね!さっきのどうだったかな?結構自信あるんだ〜!先生もいい表情してたし!」自信げに語る美空を見て私は、
[紬] 「そっか、、!良かったね、、、!」と、曖昧な返事をしてしまった。
[千遥] 「すごかった!いやぁ尊敬だわ、、」そう笑いながら話している千遥を見ていた。
第二話「歓声とともに芽生えたなにか」終了
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