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yyy
93
きらくる
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あに ·͜·
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第六話 作戦開始
tt「さて、こっからどう接触を図るか…」
ya「近づこうものなら怒鳴られるもんな」
現在俺はyaくんと生徒会室にてガチ会議中。
mf「urねえ…。あの子はかなりの問題児だからね。生徒会も先生もお手上げ状態だからな〜…」
mf生徒会長も横で話を聞いていた。
tt「やっぱああいう相手にはむしろグイグイいった方が良かったりする?」
ya「それはやめとけって。ぶん殴られるぞ?」
tt「いやいやw流石にurくんも殴るまでは…」
mf「ちなみにurは入学して1週間しないうちに三年生のことを殴ってるよ」
tt「…やっぱやめときます」
殴ってたか…。しかも先輩を…。
流石に怖すぎやろ…。
ya「なんか他にないかな〜…。ていうか、urはなんで憤怒の大罪を犯しそうになってんだ?俺がそうだったからわかるけど、多分相当の負の感情がないと大罪を犯すまではいかないよ?」
tt「まあ…確かにそうやな」
yaくんが言ってたことは俺も気になっていた。
urくんがそこまで、何に対して怒っているのか。
おそらくただ色々な人に対して怒っているだけじゃ大罪まではいかない。
何か一つ、大きな怒りの対象があるはずだ。
…ん?待てよ?
tt「urくんの大きな怒りの対象を無くせば…解決できる?」
mfya「「!」」
俺の発言に2人もハッとしたような顔をする。
mf「そうか、怒りの根本的な部分を無くせば必然的に怒ることがなくなって大罪を犯すのを防げるってわけか」
ya「ttナイスアイデア!!」
tt「へへ〜ん!せやろ!」
mf「ただ!」
mf生徒会長の声に俺たちはそちらを向く。
mf「それには一つ問題点がある。…その怒りの根本って、ur本人に聞かないと分からなくない?」
yatt「「…あっ」」
mf「君たち…urに話しかける勇気ある?」
yatt「「…」」
俺たちは顔を見合わせる。
tt「…殴られるのを覚悟してグイグイいくか」
ya「…本気で言ってる?」
tt「殴られるのは嫌やけど、暴言吐かれるくらいなら…俺メンタル鋼やから」
ya「まじかよ」
mf「…覚悟は決まった?」
tt「はい!」
ya「…ttがやるなら、俺も」
mf「よし、じゃあこれから頼むよ」
こうして話はまとまり、俺たちはurくんの怒りの対象を探るべく、urくんに話しかけていくことにした。
・・・
tt「あの〜urく〜ん」
ur「うっせぇ!近づくな!」
ya「…なあ、ur」
ur「は?お前誰だよ。話しかけんな」
tt「urくん、ちょっと話を…」
ur「前に近づくなって言ったよな!?しつこいわ!」
ya「お〜い…ur〜…」
ur「…」
ya「はっ!?無視!?」
1週間ほど粘ったものの…
tt「あ、あかん…あいつまともに話させてくれへん…!」
ya「俺に至っては後半ずっと無視されてたんだけど?」
tt「殴られはしんかったけどめっちゃ睨まれた…!」
ya「俺は見向きもされなかったんだけど?」
tt「…人によって態度にも差が出るのか」
ya「どういう差なんだよ」
tt「ともかくお互いなんの情報も得られずと…」
俺たちはため息をつく。
ya「でも、あのまま放っておくわけにもいかないんだよな?」
tt「うん。urくんを堕天させるわけにはいかんからな」
ya「…まあ、今日は一旦帰るか」
時刻は午後4時。俺ら以外の生徒はほとんど下校している。
俺たちは教室を出て、下駄箱へと向かう。
その最中だった。
ポロン♪ポロン♪
どこかから軽快なピアノの音が聞こえてきた。
ya「…ピアノ。最近この時間になると聞こえてくるよな」
tt「そうやな」
ピアノの音を聞くのは初めてではなかった。
最近作戦会議で放課後教室に留まることが多かったのだが、いつも4時くらいになると聞こえてくるのだ。
tt「…誰が弾いてるんやろ?」
ya「さあ?でも綺麗だよな」
ポロン…♪ポロン…♪
先ほどの軽快なリズムとは異なり、今度はゆったりとした静かで美しい音色へと変わる。
俺はそっとピアノの音に耳を澄ます。
その時、
tt(…ん?)
何か、違和感を感じた。
ピアノの音が綺麗なのは変わりないが…どこか刺々しい感じがした気がしたのだ。
そういえば…
“???「音は人の気持ちが現れやすいんですよ。その人が楽しい気持ちなら楽しげな音に。その人が悲しい気持ちなら悲しい気持ちが音に現れるんです」”
昔、『あの人』がそんなこと言ってたっけ。
『あの人』のことを思い出し、胸がチクリと痛む。
…ダメだ。今は『あのこと』は関係ない。
目の前のことに集中しろ!
俺はもう一度ピアノの音に耳を澄ます。
tt「…まさか」
ya「…?tt、どうかしたか?」
俺はダッと走り出す。
ya「え!?ちょっ!?tt!?」
yaくんも慌てて後から追いかけてくる。
さっき感じた違和感。
それはピアノの音色が優しいものにも関わらず、どこか刺々しい感じがしたからだ。
おそらくピアノを弾いているのはきっと…!
俺は音楽室に辿り着くなり扉を勢いよく開けた。
tt「…はあっ…はあっ」
…やっぱり。
tt「ピアノを弾いてたのは君やったんやな…」
tt「urくん」
音楽室にはピアノ椅子に座ったurくんが、拍子抜けした顔でこちらを見つめていた。
続く…
コメント
1件
いやあ、今回も面白かったです!ttくんの「怒りの根本を無くせば解決できる」って発想、確かにその通りだよな〜って思いました。ただ、urくんに話しかけるのに1週間も粘ってほぼ成果ゼロだったのが微笑ましくもあり、リアルだなと(笑)。でも最後、ピアノの音色に違和感を覚えて音楽室に飛び込んだ場面、グッと来ました。ttくんの中である人の言葉がよぎるシーンも気になる…。urくんのピアノ、何か秘めてそうで続きが楽しみです!