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「ここ数日、学生を多くとする変死体が発見されています。」
「警察の調べによれば、自殺でも他殺でも無く殺され方は不明、恐らくは連続殺人だと言う方向で捜査を進めています。」
───嘘だ
私はあの日、確かに見た。
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夏藝「…まぁ、”フィクション”だもんね!」
そう言って、私は後ろを振り返った。
夏藝「…如月?」
地面に力無く倒れている如月
口からは血を吐き
その中にはハートの形をした「ナニカ」が混ざっていた。
夏藝「如月?ねぇ!如月ってば!」
駆け寄って、声を掛けても、体を揺すっても如月は起きなかった。
夏藝「イヤだ…イヤ…イヤァァァ!!」
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夏藝「連続殺人…何かじゃない」
だからと言って、如月が何で死んだのかは分からなかった。
夏藝「あのハートの形をした物って…何だったんだろう」
吐かれた血と一緒に混じっていたハートの形をした「ナニカ」
───後にこれが、大きな手掛かりになるとは誰も想像付かなかった。