テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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道化としての私とはなにか

第6話 - 第6話教皇の記録

2022年10月23日

#創作

神無月冬空○△□

私

利私欲ではなく他人のために尽くすことを好む献身的な生き方をするタイプ。

自分が損することになっても他人を助けようとする。また、自分の意見を押し通したりせず、常に相手の立場に立って考える。

人に愛されやすく、多くの人から慕われて頼りにされる存在になる。しかし一方で、人の話をよく聞く聞き上手でもあり、周囲からの信頼を得ると同時に、その人柄に惹かれた人たちに囲まれる。

自分の信念に基づき行動する勇気があり、それが結果的に良い結果につながることが多い。また、誰かの意見に左右されることなく、冷静に判断を下すことができる。

自分に対して厳しくストイックであるためには、他人に対しても同じように厳格でなければならない。また、自分だけが正しいと信じているために他人に対して非寛容になるようでは、自分自身にも他者からも愛されることはない。よって、自分だけではなく他者への態度においても誠実でなければならぬ。つまり、自分を律し、他人へ公平に接することが重要となる。

自分に対する厳しさとは、たとえば仕事における失敗やミスを許すことができないことではなく、「自分の責任だから仕方がない」「自分が悪いんだ」といった気持ちになりやすいということ。そういった気持ちを持つということは、自分に甘いということである。そのため、たとえ失敗したとしても、それを受け止めて次に生かすことができるような環境を整える必要がある。そして、そうした姿勢を保つためには、厳しいことを言われたときに言い返すのではなく、素直に受け入れることが必要だ。こうした意識を持つことで、自責感にとらわれることなく成長することができるようになる。

他人に対する厳しさとは、たとえば相手のためにと思ってしたことであっても、それが相手に受け入れられなければ意味はないということである。相手のことを考えたつもりの行動であっても、それが原因でトラブルになってしまうことがある。そのような場合は、まず自分の行動を省みて反省し、その経験を踏まえて次回からはもっとうまくやっていこうと思うことが大事である。しかし中には、自分のことを顧みずに相手を責め立てる人もいる。そういう人の場合、自分が悪いということを自覚していない場合が多いと思われる。

他人の痛みに対して敏感になるべきことはもちろんのことであるが、他人の痛みを感じ取るためには、自分自身もまた痛い思いをしなければならないということを忘れてはならない。誰かが傷ついているとき、自分もまた同じように傷を負っているはずだからである。それはつまり、自分が受けた苦痛を他人事とは思わずに、自分の問題として受け止めなければならないということである。

どんな状況であっても、他人に対する思い遣りを失わず、寛容の精神を持ち続けること。それが本当の強さなのだ。

この世に生きるすべての人間には長所があり短所がある。しかし、そのどちらをより強く意識するかによって、人生は大きく変わるのだ。

長所を強く意識することこそが、人生を豊かにする秘訣である。

愛されるということは、まず何よりも大切にされることから始まる。本当に愛する人とは、自分を裏切らない人のことだ。なぜなら、相手を信じることが出来なければ、相手に愛情を示すことなど出来ないからだ。

だからもしあなたが、相手を信じることを諦めてしまったら、もう二度とあなたのことを好きだと言ってくれる人は現れないかもしれない。たとえ世界中の人間があなたを好きになっても、あなたはその人を好きにはならないだろう。

あなたにとって大切な人が、あなたを大切にしてくれるとは限らない。だからこそ、あなたは自分の価値を見出さなければならない。自分にしかない何かを磨いていかなければいけない。そして、自分にしかできないことを見つけていこう。

自分の中に眠っている可能性を、自分で否定してはいけない。今はまだ見えなくても、いつかきっと光が見えてくるはずさ。

他人の言葉に耳を傾けよう。他人の意見を尊重することが大切だ。ただし、自分の信念を捨ててはならない。

この世の中には、「正義」というものが存在するのか疑問に思ったことはないだろうか。それはきっと、自分が正しいと思っていることが正しいとは限らないからだ。

例えば、誰かが「お前が悪い」と言ったら、それに従わなければならないのか？いや違うはずだ。もしそれが間違っていると思うなら、自分はこう思うと主張するべきだ。

また、誰かが自分の言うことを聞かないからといって、暴力を振るうのはおかしいのではないか？そんな人間がいるからこそ、争いが生まれるのだ。

しかし一方で、平和とは戦争がない状態を指すわけではない。「平和」という言葉の定義自体が曖昧な以上、そこには様々な解釈が存在し得るし、そもそも定義できないかもしれない。