※注意※
・赤青
・青さん病み
桃「あ、やっとりうら来た〜」
赤「嘘、りうら1番最後??」
水「りうちゃん遅ーい、僕でも来てるのに…」
黒「ほとけが唯一りうらに勝てるところやな…ふッw」
白「…関西人って思ったことズバッと言うよな…ww」
青「いやここ3人ブーメランやねんて」
赤「……!」
思っていたよりも、いつもと変わらない様子のまろに驚いた。
あのLINEの文面で分かるほど疲弊して、苦しそうだったのに。
赤「…まろ、いつも通り?」[耳打ち]
桃「まぁかろうじて、って感じはするけどね…」
「あいつ、隠すのと誤魔化すのが上手いからな〜…正直どの程度までかは分からん」
隣のないくんに耳打ちすると、同じくらいの声量でそう返された。
思い返せば、ひらりと躱されたことがあったような気がする。
水「てかなにすんのー?こんな衝動的に集まったけどさぁ」
黒「そこは考案者の初兎がなんとかするやろw」
白「俺ぇ”!?w」
赤「やーい言い出しっぺーww」
白「助けてまろちゃ〜んw」
青「うぉ…はよ決めろやしょにだw」
白「えぇっ…なぁいちゃ〜ん!w」
桃「こっちにも来んのかよw」
水「はいっ、いふくんのこれね」
青「ん、ありがと」
桃「ひゃ〜、寒…」
白「いむくんのコンポタに感謝すぎるわ」
水「全員貸し1つだよね??」
いむの奢りで買った、公園の傍にあった自販機のココアを受け取る。
他には俺のようなココアやコンポタを手にするメンバーもいる中、帰ったらそのカフェインで仕事をする気なのか1人コーヒーを手にしているまろ。
でも誰もそのことに対して口は出さない。
なによりも、まろを肯定してあげることが大事だと思っているから。
そこだけは皆一致しているみたいだ。
桃「っしゃ、そろそろ帰るかー…」
黒「もう2時?3時すぎてるんか? 」
青「あにきスマホ無いん?」
黒「急いで飛び出てきたから忘れてきてんねんw」
青「…そっか、災難やなぁ、w」
赤「…」
あ、今、まろ申し訳ないとか思っちゃったのかな
一瞬、顔が歪められたような気がした。
水「しょーちゃん、一緒に泊まろー??」
白「どうせ俺ん家やろ、嫌やてw」
水「え゙ぇ!?w」
なんだかんだ、適当に喋りながら皆で帰り道を辿って、駅前で全員が別れた。
桃「じゃあね、また明日!…って、今日か」
水「ないちゃんも早く寝てねー?」
白「確かに、まだまだ仕事しそうやしなw」
ナチュラルにまろにも規制をかけつつ、笑い飛ばす初兎ちゃん。やっぱ賢いな
黒「まろも、また後でな」
青「…あぁ、ばいばいっ、」
赤「……ぁ、」
駅のホームに入っていくメンバーと、2人並んで帰っていくメンバーと、駅横の道を歩いていくメンバーがいる中、俺はひとつの背中を追いかけた。
赤「…まろ、っ!」
青「ッぇ、…」
今日会ってから、初めて。
ちゃんと目を合わせた。
赤「…良かったらさ、…俺ん家、泊まらない?」
薄暗い街頭に照らされて、まろの顔がしっかり見える。
青「……ええの?」
その顔は、酷く青白く、月明かりの射さない暗い空のようだった。
青「…は、ぅッ、…」
赤「おわっ、! 」
俺の家に入るや否や、膝から崩れ落ちるまろ。
立つのも限界だったんだね、
赤「よいしょ、」
まろを俺に寄りかからせ、靴を脱がしてあげる。
だんだんと重たくなってくる右肩に、少しの嬉しさを感じた。
赤「まろ、お風呂どうする?入れそう?」
青「……はぃりたい、けど、…」
赤「…朝にしよっか、今日は適当にごろごろしてよ」
青「…そー、する、っ」
家に入って、皆の前にいた時の変なスイッチが切れたのか、先程より明らかに口数もスピードも落ちたまろ。
どれだけ頑張って気合を入れたらいつも通り振る舞えるのだろう。その努力は、俺には計り知れない。
赤「まろ、よくこれで家帰っても仕事しようとしたね…すごいなぁ、」
青「…俺、すごぃん、…?」
赤「うん、まろはすごいよ、偉い偉い…」
隣に座ったまま、りうらの腰に抱きついてきているまろをそのまま抱きしめ、赤ちゃんのようにゆらゆらと揺れてみる。
まろは嫌がりもせず、りうらの服をぎゅっと握って身を委ねてくれた。
気づけばまろは、りうらにくっついたまま寝てしまっていた。
流石にこのままだといけないと思い、軽くまろの荷物を整理したりと朝の準備をするために、一瞬まろから離れた。
するとまろは、りうらが離れたことで消えてしまった温もりを求めるように手を伸ばし始めた
赤「…ちょっとまっててね、」
温もりを探して彷徨う彼の大きな手を握って、声をかけてからさっと片付けに向かう。
あんなに大きな手なのに、その背中はとても小さく見えた。
青「っあ、りぅ”らぁッっ、」
赤「え!?まろっ!?」
青「ね”れなぃのっッ、泣 」
赤「…寝れない、?」
一通りやることを終わらせて、急いでまろの元に戻ったつもりだったが、待たせすぎてしまったみたいで。
赤「…最近ずっとそうなの?…ほら、おいでっ」
青「ん、…っ」
横に寝転んで、まろの方に腕を広げてあげる。
何も考えずにりうらの腕の中に収まって、ぎゅうっと抱きしめ返してくれた。
赤「大丈夫だよ〜…俺が一緒にいるからねぇ、…」
青「……、」
だんだんと服がしみてくる感覚。
あんなにも大人っぽくて、頼れる完璧な人間のようなまろにも、こんなに人間らしい所があると分かったら、
ちゃんと生きているんだと感じて、なんだか嬉しくなった。
赤「まろのことは、りうらたちがちゃんと見てるから、」
そんなに偽らなくても大丈夫だよ
青「…ん、…ごぇ゙んッっ、…」
赤「りうらは謝罪よりも感謝の方が嬉しいなぁ、?」
青「ぁ……、あり”がと、ぅ”…っ、」
赤「うん、…まろもいつもありがとね〜、」
君が安心出来ると思えるように
安心できる場所 になれるように
そばで寄り添い続けたい。
Fin.
余談
おぷちゃで僕受け派の民が大量発生しております
おまけにふらなりっていうね 殴ろうか()
お気をつけください🙄🙄(
もうそうだと口に出すやつはそう思う点を5個くらい上げてみろよねぇだろ!?と思ってます(?)
はーともコメントもいっぱいくーださいっ🥺🙌🏻
コメント
19件
そんな話してたんだ🙄 話のスピードついてけなくて既読だけつけてるけど🙄 まあでもなりちゃんは可愛いし可愛いし可愛いし可愛いし可愛いから受けだよね(?
赫青、意外といいな🙃 はまるかも笑 青ちが最高すぎる🫶🏻️🫶🏻️ 神作ありがと-!!🙏🏻🤍
言い忘れてた!! インスタ垢作り直しました!! 【 nari_san_5 】です!! DM是非どうぞ!!リクとかただの感想話に来てくれてもいいし!! あ、もしパクリ報告等あればこちらのDMかラインにお願いします!!