この作品はいかがでしたか?
209
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「ドッペルゲンガーさん?」
弧白 紬「っはぁ!」
辺りを見回す。
弧白 紬「….夢….?」
そこには、汗だくの自分がいた。
弧白 紬「そ、そうだよね…ドッペルゲンガーなんて居るわけ..」
弧白 紬「…あれ?..私って…なんで走ってたんだっけ?」
弧白 紬「そもそも…なんであの森へ行ったんだろう?」
弧白 紬「何で….?」
ジリリリリリリリリリリ
弧白 紬「はっ!まずい学校に遅れる!」
弧白 紬「いってきまーす!」
ガチャ
…
???「ふふふ….」
?%!&*:*%!%/%/
/%!%*:!%!%*/%!:;!
ガチャ
弧白 紬「っはぁ!なんとか間に合った~….」
???「今日は遅かったね、どうしたの?」
???「心配したんだよ~?」
弧白 紬「あ…澪と..雪那さん..」
黒田 澪「全く、紬ったらどんなに私が心配したと…」
黒田 澪[Kuroda Mio]
雪那 葵「なんだか汗だくですね。ハンカチ要りますか?」
雪那 葵[Setuna Aoi]
弧白 紬「ありがとうございます…!」
弧白 紬「…ってあれ?雪那さん、鈴音さんとは一緒じゃないんですか?」
雪那 葵「….,はぁ…何言ってるんですか?」
雪那 葵「もしかして頭でも打ちましたか?」
弧白 紬「….?あれ…?」
雪那 葵「あのね…そもそも私は鈴音なんて知りませんし。」
弧白 紬「私も知らない….」
雪那 葵「はあ….?」
弧白 紬(鈴音って….誰だろう?私…なんで鈴音って言ったんだろう..)
黒田 澪「そんなことより!紬!!!」
ドンッ(机を叩く音)
弧白 紬「ひっ!!(゜□゜;)」
黒田 澪「昨日深夜にあの森に行ったって本当!?」
弧白 紬「えっ…?森….?」
黒田 澪「今学校中で噂になってるよ!?」
弧白 紬(あれって…夢じゃなかったのかな…?)
弧白 紬「行ったかも…しれない..」
黒田 澪「なにその回答!?」
雪那 葵「弧白さん、今日は休んだ方がいいのではないですか? 」
弧白 紬「うーん…やっぱその方がいいかもしれません…」
黒田 澪「私も保健室まで付いてくよ!紬だけじゃ不安だし!」
弧白 紬「ありがと…澪…」
テクテクテク…
…
弧白 紬「….付いてきてくれてありがとう、澪」
黒田 澪「幼馴染みの体調がすぐれなかった時、付いていくのなんて当たり前だよ!」
弧白 紬「えへ…ありがと、今日は しばらくここで安静にしておくよ、」
黒田 澪「今、暑い?寒い? 」
弧白 紬「うーん…暑いかも」
黒田 澪「わかった!ちょっと待ってて!」
タッタッタッ
弧白 紬「….?」
黒田 澪「はい!」
濡れたタオルをおでこに乗せる
弧白 紬「うぇっ!?」
黒田 澪「えへへへ..」
弧白 紬「あ…冷たい…」
….
黒田 澪「….ねえ、ところでさ。」
弧白 紬「ん?」
黒田 澪「本当にあの森に行ったの?」
弧白 紬「え?…うん。」
黒田 澪「そ、その…なんともなかった?」
弧白 紬「な、なんともなかったって…?」
黒田 澪「だ、だって!あの森は呪われているんだよ!」
弧白 紬「呪われている….?」
黒田 澪「あの森は一度入ったらドッペルゲンガーが出て、会ってしまうと殺されて…」
黒田 澪「一生、そこに閉じ込められちゃうんだよ」
黒田 澪「いくらお札が張られているからって危険すぎるよ…」
弧白 紬「お札…..?」
ガガガガガガ…
???「うわっ!!」
???「大丈夫!?」
???「う..うん….あっ..」
千切れた縄が見える…
ガガガガガガガガガ…
弧白 紬「う”っ!!!」
キーーーーーン
弧白 紬(頭がっ…!!痛い…!!!)
黒田 澪「大丈夫!?紬!!!」
黒田 澪「…紬!!!!」
….
弧白 紬「….?ここは….?」
学校の校舎のようだが、窓ガラスは割れていて、そこらじゅうに血が舞っている
弧白 紬「なに….これ…..」
ガラガラガラガラ
弧白 紬「!?」
弧白 紬「貴女は….?」
???「なんにせよ、ドッペルゲンガーに会ったら自分と移り変わっちゃうんです。」
???「気づいたら自分がドッペルゲンガーに。なんてあるかもですね~。」
弧白 紬「だ…大丈夫…ですか…?」
???「なんにせよ、ドッペルゲンガーに会ったら自分と移り変わっちゃうんです。」
???「気づいたら自分がドッペルゲンガーに。なんてあるかもですね~。」
弧白 紬「様子が…おかしい…?」
ガタッ
弧白 紬「あ…ごめんなさi」
???「私だよ私!弧白紬の親友!清華夏夜! 」
弧白 紬「なんで…私の名前…!?」
???「私だよ私!弧白紬の親友!清華夏夜!」
弧白 紬「清華….夏夜….?」
弧白 紬「…なんか聞いたこと…」
弧白 紬「あ、あれ…?私….貴女達に会ったこと..」
???「無いよ」
弧白 紬「…!?」
弧白 紬「な、なんで私が….二人…!? 」
弧白 紬?「あはは…何とぼけちゃってるの?」
弧白 紬?「あなたが私の偽物の” ドッペルゲンガー“でしょ?」
弧白 紬「ドッペルゲンガー….? 」
弧白 紬?「そうやっていつも逃げてさ…現実見なよ。」
弧白 紬「私は偽物なんかじゃ…!」
弧白 紬「違うのに…..!!!」
弧白 紬?「はぁ….見てよ。」
鏡を見せる
弧白 紬「えっ……!?」
そこには、肌も髪も真っ白で、赤い瞳をした自分が写っていた。
弧白 紬「な…なにこれ….」
弧白 紬?「肌も髪も幽霊のような真っ白、血のような赤い目。こんなの” *ドッペルゲンガー”* に決まってるじゃないの。 」
弧白 紬「こ…こんなの私じゃ….ちが…..!」
弧白 紬?「大丈夫だよ。ここにいるみんな、あなたの味方だから。」
サァァァァァァァァァ…
黒い煙から赤い目をした女性二人が現れる
???「そうだよ、紬。私たちは味方だよ。」
???「安心してください。みんな、本当のことしか言ってませんよ。」
弧白 紬?「ね?ほら、早く..」
「” 逝きましょう?“」
手を握る
弧白 紬「….ッ….!!やめて!!」
手を振り払う
弧白 紬?「!!!!」
弧白 紬「私は…!帰るの…!本当の友達の所に!!」
弧白 紬?「く…!!何を…勝手に!!!」
弧白 紬(あそこからなら…!出られるはず…!)
ダッダッダッ
弧白 紬?「そうやっていつも逃げて…..いい加減諦めなよ!」
弧白 紬「私は諦めない…!本当の友達のところに行って楽しく過ごすんだ。」
弧白 紬「だから…貴方達には騙されない!」
サッ
弧白 紬?「はぁ…..全く…早くしないといけないのに…」
弧白 紬?「______。」
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…
弧白 紬「ん….?」
黒田 澪「…あ!!!!」
雪那 葵「起きました!!!」
弧白 紬「みんな….?病院…..?」
黒田 澪「紬ー!!!!」 抱き付く
ドサッ
弧白 紬「ぐはぁっ!?」
雪那 葵「はぁ…黒田さん..起きたばっかりなのに、弧白さんに迷惑ですよ。」
黒田 澪「あっ…ごめんごめん~…汗」
弧白 紬「わ、私は大丈夫ですよ汗」
雪那 葵「本当ですか?貴方、急に倒れただとか言ってましたが 」
弧白 紬「急に倒れた….?」
黒田 澪「そうだよー..!!なんだかずーっと苦しそうだし、目を覚まさなかったから..」
弧白 紬「苦しそうだった….?はっ…!!」
ガガガガガガガガガ…
弧白 紬「ぐわ”っ!!」
黒田 澪「….大丈夫!?また頭痛が!?!?」
弧白 紬「….!!う、ううん…なんでもないよ!..」
黒田 澪「..もー!心配かけないでよっ!!!」
雪那 葵「とりあえず、もう今日は早く寝てくださいね。」
雪那 葵「お医者様によると、体に異常は無かったそうなので。」
弧白 紬「ありがとうございます、!雪那さん!」
雪那 葵「ム….///….っもう帰りますよ!黒田さん!」
黒田 澪「わわっ!!ちょっと引っ張らないでよ葵~!! 」
パタン…
弧白 紬「….今日は大雨…か、最近ずーっと雨だなぁ。」
弧白 紬「澪達、大丈夫かな?」
弧白 紬「….ふわぁあ…眠いや。雪那さんが言ってたように、早く寝よう、」
…..
弧白 紬?「おかえり。」
弧白 紬?「….ふふ。当たり前でしょう?」
弧白 紬?「貴方はここに居なきゃいけないのだから」
弧白 紬?「…え?wなに言ってるの?逃げられるはずがないじゃないw」
弧白 紬?「……んじゃ、また会いましょうね。」
「ドッペルゲンガーさん?」
~第一話完~
「私って…誰?」
出演者
キャラクターモチーフ(声)
弧白 紬[こはく つむぎ]
白上 フブキ[しらかみ ふぶき]
+%/:!:/:/:?%![/#!)/:%/#!)]
白上 フブキ[しらかみ ふぶき]
???
アキ・ローゼンタール[あき・ろーぜんたーる]
???夏色 まつり[なついろ まつり]
雪那 葵[せつな あおい]
雪花 ラミィ[ゆきはな らみぃ]
黒田 澪[くろだ みお]
大神 ミオ[おおかみ みお]
主の言葉
読んでくれてありがとうございます。こちらの作品は主がホロライブERRORを見て思い付いた 物語です。ですので途中で止めたり、忙しくてなかなか更新されないされない可能性があります。 ご了承ください。問題があった場合、すぐに対処、削除致しますので、あった場合報告願います。 今回はあまり上手く書けなかった気がします。ですが、これからも読んでくれると嬉しいです。
コメント
5件
書くの上手すぎぃ... 時雨さんの書く小説すこ(?)