第8話
←michiruさん
めめに抱かれて、気持ちよくて、安心して、それでもまだ俺の身体の熱はなかなか引かなかった。めめに会えない間、何度も自分で自分を慰めた。そして一人でイクと決まって虚しくなった。それでもめめを求めてやめられなかった。
今日からはもう、一人じゃない。
💚「めめ、もっと、ちょうだい」
俺はめめにもう一度とねだった。
めめは驚いた顔をして、でも、嬉しそうにしてくれた。
いつもはめめの方が収まらなくて、何度も俺を求めるのに、今日は俺の方が収まらない。身体がふわふわして、腰が蕩けそうに怠くて、それでもめめをもっとたくさん感じたい。
🖤「阿部ちゃん、今日はえっちだね」
💚「違うもん。いじわる、言わないで」
🖤「乗って」
💚「え?」
🖤「俺の上に乗って動いてみて」
今度はめめの方がソファに寝転がり、手を握られ、優しく誘導されて、めめの腰のあたりに座らされた。初めて見る上からの景色に、俺は少し戸惑った。
💚「え、と……」
下腹部に力を入れためめの、あの部分が俺の腹にあたった。まだ完璧に勃っていない。握って、咥えた。睾丸のあたりもマッサージして、ゆっくり吸う。愛しい人の愛しいものは、可愛らしくて、どこも大好きだ。
時々腰が跳ねるのを見るのも楽しい。俺は自分がされている時のことを思い出していた。
めめの愛撫はいつも優しくて、そして、蕩けるように気持ちよかった。
十分に硬度を保った頃に、おそるおそるめめを自分の後ろにあてがう。
めめはにやにやしたまま、動かない。
💚「もう……」
めめは俺がたどたどしいのを喜んでいる。でも、俺も気持ちよくなりたいし、めめを悦ばせたい。ゆっくりと腰を下ろしていく。
ぐぐぐ…とまたあそこが開いていった。圧迫感が再び襲ってくる。自然と前が勃ち上がった。
たぷ、たぷ、たぷ。
めめのお腹の上で、出し入れする。
角度次第で、自分の気持ちいいところに当たる。めめと俺は両手を握り合っている。
めめの体温を感じる。息遣いが耳に届く。俺はちょっとずつ感じ始めて、腰をくねらせていた。
🖤「可愛いけど、動くね」
大人しくしていためめが、力強く腰を突き上げた。いきなり深いところにめめの先端が届いた。
そこからはもう、お互いに求め合って、必死に腰を振った。
第10話
→michiruさん
コメント
11件
そうだよね〜‼️会えなかった分を補う為に体温感じているんだよね‼️大切で大好きなお互い自分の半身だもんね⇒意味あってます? 泣けました。゚(゚´Д`゚)゚。
やだ〜(//∇//)あべちゃんったら💕