テラーノベル
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自己満です。
ご本人様には一切関係ありません。
地雷の方は曲がれ右。
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パチパチと瞬きをして目を開ける。時刻は8時。隣にはらっだぁがいなくてもうリビングにでも行ってるのだろうか。
昨日のことを思い出すと顔が真っ赤になる。
pn : 記憶消したい・・。
あんなに恥ずかしい思いしたのは初めて。このまま寝ていたいなと思ってまたダラっとしようとしたら寝室の扉が空いた。
rd : ぺんちゃーん、起きるの遅すぎ!もう朝ごはん出来たよ。
どうにも俺は朝は不機嫌なもので、今だけらっだぁの声が嫌いになりそう。
pn : ん、まだねたいの、
rd : あー、俺悲しい。ぺんちゃんと一緒に朝ごはん食べたかったなァ。ひとりで食べるかァ。
あまりにも一緒に食べて欲しいと言いたげに言われてしまえばそりゃあ断れるはずも無い。
pn : ぁーもう分かった!今起きるから。
朝だからか、少し不満気に身体を持ち上げる。それと同時に腰が痛くて仕方ない。
pn : い゙ッ・・・・・
なぜこんなに痛いのか。なんてすぐに分かってしまう。
rd : アレッ、ぺんちゃん大丈夫そ??笑
どう考えても心配してるような声色には見えない。
pn : ・・・らっだぁ、。助けてくんない?
らっだぁは少し迷ってから仕方ない!と了承してくれた。
よいしょと、肩を持ち上げて、リビングに行って一緒にご飯を食べる。そんな何処にでもある日常が俺にとっては幸せで仕方ない。この幸せが一生続くことを願うばかりだ。
rd : ぺんちゃん、まだ?
違和感はこの日から。最初の1〜4ヶ月程は初々しい感じがして、ドキドキしてたし、デートで時間に遅れるなんて事絶対になかったのに。
今日は20回目程のデート。もう数えてすら無い。
pn : ごめんごめん、!
そう軽く笑いながら謝る。
rd :まぁ、いいけど・・・
こうやってまた優しく許してくれるらっだぁに甘えてしまうが申し訳ないとは思っている。
でもね、
rd : ゴメン、仕事からの電話だ!
pn : それは出な?仕方ないし。
rd : ありがとう。
最初の頃は仕事からの電話なんて笑って切ってくれていたのに。仕事に嫉妬しても仕方ないと言うのに。なのに胸がズキズキと傷んでしまう。
いつ頃からだろうか、この日常が当たり前と感じてしまったのは。
料理をつくる頻度も、一緒にご飯を食べる頻度もどんどん少なくなっていき、ついには一週間に一度、土曜日だけ一緒に食べることになった。しかも義務的に。
ご飯を向かい合って食べる時も前まで弾んでいた会話もどんどん少なくなっていく。その時にはやけにテレビの音が大きくて、場を繋いでくれるのもいっつもテレビだった。
よく分からないが、どこかですれ違ってしまい、その差は大きくなっていく。
pn : らっだ、
勇気をだして話しかけようとした瞬間、
rd : ペんちゃんおやすみ、また明日
その言葉に胸がズキズキ痛む。
ある土曜日のこと。
rd : ねぇ、ぺんちゃん。一緒にお話しない?
らっだぁからのひさしぶりな誘い。何となく言いたいことは伝わってきた。
pn : あぁ、うん。いいよ。
もしかしたから今の声は震えていたのかもしれない。
rd : たまには思い出話もいいでしょ。
pn : そういうのもたまには話したいよね〜
驚くほどに穏やかな時間だった。
rd : 初めて会った日のこと、覚えてる?俺がぶつかっちゃった日。
pn : 覚えてるに決まってるじゃん笑、あの時はかっこよくて一目惚れしちゃったもんね〜笑
rd : 俺もだよ!すんごい可愛い子がいて、めちゃめちゃにやけちゃったんだから。
pn : その時、連絡先交換してください!って言われた時はビビったね、すんごい嬉しかったけど。
rd : あれは結構緊張したよ、まア、結果的にいい感じになったけど。
pn : だからこうして毎日幸せに暮らせてるもんね。
何故か素直に口が動く。日頃は言えない幸せという文字を口にして伝えることができている。
それを聞いたらっだぁは声を震わせ、目尻に雫を貯め、それが耐えきれず、すうっと、頬を蔦る。
rd : ・・・どうして、こう、、今更そんなこと言うかなあ。
今更という言葉がこの先はもう無いとそう伝えてるようで胸が痛み付けられた。
やっぱり無くしたくない。
pn : 俺たちさ、
またやり直そう。そう言おうと思った。互いにやり直したいとは思っていたとは思うから。でも、きっとらっだぁは、彼は、そんな俺が何を言い出すのか察したのだろう。言おうとした前にらっだぁの言葉が囀った
rd : お互い、忙しかったけど、充実してたね。楽しかったね。
涙に濡れた言葉は全て本心だと感じ取れた。
rd : いままで、可愛くて可愛くて仕方がなかったよ。ずっと心の支えになってたよ。たくさん、ありがとう。
その過去形で話す彼が嫌だと感じた。
rd : いっつもデートの時、電話でちゃってごめんね。でも、ぺんちゃんの準備遅いところ、俺嫌だったんだからね。
その諦めた口調が嫌だ と感じた。
rd : それでも、ほんとうに、本当に楽しかったよ。一緒にいられて、ご飯を食べられて、色んな事を体験できて、心から良かった。
離れることが心底嫌だと思った。
だから、引き留めようと。
pn : らっだッ・・・
それでも彼の表情を見て、もう引き返せないんだと悟った。
だからせめて、綺麗に終わりにしようと。
rd : 自分勝手でごめん。俺たちさ、別れよう。
pn : ・・・あぁ、
頷くことしか出来なかった。あんなに愛してくれていたのに。
こちらこそありがとう 。 と。
pn : たくさんの幸せをありがとう。出会ってくれてありがとう。あの思い出をありがとう。
俺からもできるだけ沢山伝えた。らっだぁよりも泣き虫だけど今回だけは泣かないようにしながら。
pn : 別れたこと、、、後悔させるぐらいすごく、可愛くなるから、な。
さっきまで我慢していた雫が服に染みる。
rd : じゃあ、待ってるね。可愛くなってたら、また、、
唇を噛み締めてから、
rd : やり直せたらやり直そう。
と。
rd : いままでありがとう。
pn : こちらこそ、ありがとう。
きっと、ありがとうを最後に言える関係に、悪いものはないと思った。
家賃を払ってくれていたのはらっだぁだったから、自然と家を出ていくのは俺となった。
俺だけの荷物をまとめて、思い出がたくさん詰まった家を出た。
気づいた時には深夜の線路沿いを歩きながら泣いていた。
中々定まらない手で親友に ” 終電を逃した ” とだけ送って。
そうしてどこにでもあるような、俺にとってはとても大切な、そんな恋が終わった。
まだ一応続きは出す予定です。
ここまで見てくれた方本当にありがとうございます。
コメント、ハート、出来ればしてください。
めちゃめちゃ下手でごめんなさい。
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コメント
2件

ええええ……めちゃストーリーかくの上手いです…!イッキ見してたんですけど全部好きです!!やっぱ悲しい終わり方になるのかな……?