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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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お店に入ると暑かった身体が店内の冷気で冷やされた。


アイスコーナーまで真っ直ぐ進み、アイスを選び始める。



「決まった?」

「もうちょっと、。黒川くんは?」

「俺はコレ」

と言って見せたのはバニラのアイス。


「お前は何で迷ってんの?」

「新作のみかんにするか、いつも食べてるチョコにするか。」

でもやっぱり新作のみかんにしよっかな、そう言って私はみかんのアイスを取った。

「んじゃ会計行くぞ」

「うん」


「いらっしゃいませー」

「……」

「。」

私が後ろで並んで待っていると

「お前も出せよ」

「え?」

「会計。するから」

「え、良いよ」

「いーから」

「…お願いします、」

黒川くんの押しに負けた私は大人しくアイスを出した。


「2点で280円になります」


「ありがとうございましたー」




「ごめんね、ありがとう」

「どーいたしまして」


なんか、年下の子に奢らせてしまったという罪悪感が、。

でもこれ以上言ったら黒川くんはきっと

『アイス一個くらい別にいーからさっさと食えよ』

って言いそうだし…。

やめておこう、




「ご馳走様でした。」

「暑さマシになった」

「ね。」


「ヒマになった」

「もうアイスも食べちゃったしね。

暑いし帰る?」

「いや、帰ったらもっと暑くなる」

どういうことだろ。

「マンジロウがいるから」

「…なるほど、?」

よく分かんないけど、そうらしい。


「じゃあどっか行く?」

「あそこ入るぞ」

「…?」





と言って入ったのはファミレス。


「何か食べるの?」

「まぁ。アイスだけじゃ足んねーから。」

まあそうだよね。男子なのもあるし。

「お前は?なんか食う?」

「私は良いかな」

「そ。」



黒川くんの注文したものが届いた。



私は特にする事もないので、黒川くんの許可(?)を得て夏休みの宿題をし始める。




「ちゃんとやるんだ」

「提出物はね。出さないと単位が」

「ふーん。俺もやろっかな」

「あるの?」

「あるけど。配られたの今日だし」

「え、遅」

「俺も思った」

と言いながら鞄から宿題を取り出した。



開いて1ページ目

「…全然わかんねー。」

「まだ1ページだよ?」

「わかんねぇもんはわかんねぇの。」

「授業聞いてないでしょ、」

「聞いてない」

どうやら黒川くんは授業を全く聞いていないようだ。


「教えろ」

「上から目線で…笑、」

「……」

「どこで止まってるの?」

「コレ」

まさかの1問目。

「確か…コレはココとかけてから、コッチと足すんだよ」

「……((カリカリ))」

「そうそう。出来たじゃん」

「…コレは?」

「コレは…………__。」











教えるのと教えてもらうの、解くのと解いてもらうのに夢中になったみたいで

気づいたら3時だ。

「疲れたねぇ。」

「久々だわ、こんなベンキョーしたの」

「もっとしなね笑」




勉強に疲れ、気分転換をするために、ファミレスから出た。










.Next

私の人生ノート____。 ✔️

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コメント

12

ユーザー

600~1600♡ 早めにとか言って見るの遅れた☆((煮ていいよ イザナ...そこ変われ(( 事故って無くって良かったァ!事故ったらまじでイザナの首〆る((〆られるだろ Uru師匠!約束、次は絶対1時間以内に見る!(多分)

ユーザー

まだ寒いけどアイスが美味しそう

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