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もしかしたらこれ、実話かも知れませんよ?
私は,死にたいと思っていた時期が有った
正直,今でも死にたいと思う事は有るし,
其れが変わるとは思わない。
だから,
そんな私の事を,
少し,話しますね?
start__________
私の家族構成は,
七つ上の兄,
母と父です。
私の兄は,色々な事が有り,鬱病に成りました。
別に,其れは私は悪いとは思っていません
逆に,”羨ましい”と,思った事が有ります
だって,自分は鬱病じゃないから,
何を言っても,
『ただの寝不足。』
『思い込みじゃ無い?』
の,一点張り,
私が,どんな思いで其の場に居たか,
どんな感情を,二人に向ければいいのか,
本人達は,微塵も分かってない様子でした
そしたら,病名が付けば,
少しは,考えてくれると思っていました。
でも,現実は違いました。
母は,何時も兄の愚痴を話していました。
私が,家族を大事にしている私が,
どんな気持ちかも知らずに,
そして,共感さえも,求めて来て,
何て言ったら良いのか,
言葉が出なかった。
表面では,普通だったと思いますが,
心の中では,戸惑っていました。
『此言葉で,兄を傷つけるかも知れない…』
そう思うと,息が苦しくて,
今にでも意識が途絶えてしまいそうでした。
私は,兄が大切です。
でも,前とは変わりました。
只の,反抗期,とかでは無く。
『信用が,出来なくなってしまったんです』
私の精神状態が,一番酷い時でした。
有る事が合ってから,母が,
恐怖の対象になっていたんです。
会うのすら怖くて,
足が思う様に動けませんでした。
大声何てもっての他で,
聞いたら,軽いパニックに成って,
目眩がしました。
其れと同時に冷や汗が滝の様に出ました。
怖かったんです。
又,殴られるのか,蹴られるのか,髪を引っ張られるのか,………と,
そんな時,兄に相談したんですね。
兄なら鬱病だから少しは分かってくれるかも知れない。
そんな淡い期待を持って,
話しました。
答えは,NOでした。
鼻で笑われました。
只の寝不足だと言われました。
其の後,母に言われました。
二人共,何方も家族だとは
思えませんでした。
だって,人生で初めて兄に真剣に相談したのに,
其れを
『只の寝不足だ』
の一言で片付けたんですから。
思える訳が有りませんよね。
此一件が合ってから,
私は,
どうしても,心の底で,
兄と母を,憎んでいます。
もう,あの
優しくて自慢の兄と,
心の底から大好きな母,
其の様な関係には,
もう二度と,
だって,
消えてしまったから。
消えたモノを,取り戻す事は出来ない,
だってもう,存在しないんだから。
あぁ……
あの頃観たいに,
兄と母を,心の底から愛したい。
end__________『戻らないモノ。』