休日を貰い、色々あって太宰と中也は
出かける事に────。
太宰「スタスタ」
中也「…で、どこ行くんだよ(歩きながら)」
太宰「ちょっと様子を見に」
中也「様子?誰の」
太宰「まだ躾が足りない犬の所だよ」
中也「?」
少し歩いていると断末魔が聞こえた
中也「!」
太宰「…スタスタ(断末魔が聞こえる方へ向かう)」
ドサドサッ
敵が次々と倒れていく
??「…」
目の前には黒いコートを着た
男の人が立っていた
太宰「いやぁ、凄いねぇ、1人で全員倒しちゃうなんて、流石だね芥川くん」
中也「芥川…?」
芥川「!太宰さん」
太宰「これはボスの命令で1人で来たのかい?
…それとも…自己判断か?
(声のトーンが少し低くなる)」
芥川「自己判断です、こんな奴ら僕1人で十分です」
太宰「…そうか(芥川に近づく)」
中也「太宰…?」
太宰「…ドスッ!(芥川の頬を思いっきりぶん殴る)」
中也「なっ!?」
芥川「っ!ドサッ(殴られた衝撃倒れる)」
太宰「スタスタ、グイッ(胸ぐらを掴む)
君の実力は認めてあげる、だけど君はボスの命令を無視した、これは許されない事だ、馬鹿な君にもこれくらい分かるよね?」
芥川「…っ」
中也「てめっ、いくらなんでもやりすぎだろ!
(太宰の腕を掴んで)」
太宰「言ったよね?まだ躾の足りない犬だって」
中也「こいつは犬じゃねぇ、人間だ」
太宰「犬だよ、命令を受けても部下を連れていかずに1人で向かい、敵を排除する、情報を聞き出したくても全員殺すから聞き出せない、また1から集め直しだ、殺すならもう少し考えながら殺してほしいよ(呆れ)(手を離す)」
芥川「っ…ゲホッゲホッ…」
中也「おい、大丈夫か?
(芥川に近づいて背中をさする)」
太宰「これは君の事を思って言っているんだ、分かるよね?」
芥川「…はい、申し訳ありませんでした…
(下を向いて)」
太宰「はぁ、処理班も居ないのか、全く…」
太宰は携帯を出して処理班を呼び出した
太宰「これで良し…処理班を呼んでおいた、
ここへ来るのにそこまで時間はかからない筈だ」
芥川「…有難う御座います…」
太宰「はぁ…これから任務に行く時は部下を連れていくんだ、それとボスには僕から伝えておく、行くよ中也、スタスタ…」
芥川「…承知しました…」
中也「ちょっ、おいっ!タッタッ(追いかける)
お前いつもあんなことやってんのかよ…」
太宰「そうだよ(ニコッ)」
中也「少しはあいつの気持ちも考えろよ」
太宰「考えてるよ……あの子には生きてもらわないと困るんだ…」
中也「ならどうして」
太宰「あの子はまだ能力を完璧に使いこなせてない、あのままだといつか敵に殺られて終わりだ、、それにあの子は………(止まって下を向く)」
中也「?なんだよ」
太宰「そんなに長く生きられないんだ」
中也「!それってどういう…」
太宰「本人に聞いたんだけど…生まれつき心臓が悪かったらしい、短ければ1年、長ければ2年くらいは生きれるだろう…」
中也「そうなのか…」
太宰「大切な人は皆僕の前から消えていく、、織田作がそうだった…次はあの子も僕の前から消えるって思うと…すごく、怖いんだ……
(手が震える)」
中也「…」
太宰「ねぇ…中也……君は僕の前から消えたりしないよね…?僕を1人にしないよね…?
(涙目で声が震えている)」
中也「…あたりめぇだろ、俺はてめぇの相棒だからな、てめぇが死ぬまで生きてやるよ
(手を握る)」
太宰「っ…うん…(涙を流しながら微笑む)」
中也「…(頭を撫でる)」
だから 俺の前から
居なくならないでくれ 太宰 ──。
──── 続く ────
裏側
太宰「ごめんね芥川くん頬痛くなかった!?」
芥川「いえ、これくらい平気です!」
中也「お前強ぇな…」
太宰「本当はこんな事したくなかったんだよ?でもこのクソ作者がそう書いちゃったから
(芥川の頭を撫でる)」
芥川「!✨️(太宰さんに頭を撫でられた)」
中也「てめぇはいつも泣いてるよなw泣き虫かぁ?w」
太宰「五月蝿いなぁ、僕だって泣きたくて泣いてる訳じゃないよ、それくらい考えたら分かるよね?あ、脳筋馬鹿だから分かんないかぁーw」
中也「んだとてめぇ💢」
太宰「え?何?やんの?(ニコッ)」
中也「あぁ、やってやるよ💢(ニコッ)」
芥川「コホンッ、あの2人は気にしなくて大丈夫だ、えっと…(カンペを見る)
いつも見てくださりありがとうございます
これからよろしくお願いします、、
最後に…3人から一言……なるほど、、
これからも太宰さんと中也さんを宜しく頼む」
太宰「ほらほらやってみなよーw」
中也「くっそっ!」
芥川「太宰さん、中也さん、作者から皆に一言
言って欲しいとの事だ」
太宰「ん?一言でいいんだね?」
芥川「はい」
太宰「大好き(ニヒッ)」
中也「は…」
芥川「グハッ(吐血)」
太宰「!?芥川くん!?」
芥川「太宰…さん…最高…で…s(尊死)」
太宰「え、ちょっ!死なないでぇぇ!?」
中也「てめぇ…後で覚えてろ…(ボソッ)
…あー、えっと、皆いつも見てくれてありがとな、なんか最近内容が題名と離れていってる気がするんだが……まぁそこは気にすんな、これからも宜しくな!(ニッ)」
それではまた次の話でお会いしましょう──。