コメント
3件
ふわぁぁぁ!!皆んなで可愛いすぎるでしょ!!!!もう!けどこのまま不穏に……? 今回もとても面白いです!有難う御座います!
にコメ!新作来たァァァッ!!! ここあ様のヘタリアの物語面白いので大好きです!!
新作ありがとうございます!ここあさんのお話が本当に大好きで、毎日の楽しみが増えました😌
⚠総受け。総菊
DV 。 暴力。 BL注意。人名。
18 あり。
とにかく注意。
『 好きなんだ 。 君が 』
『 俺にお前の全てくれないか 。』
『 君が欲しい。 全部。
君が欲しくてたまらないんだ。』
「…君たちに 、菊を渡す気はないよ 。」
もうAM:6:00というのに、まだ日が上がっておらず、息が白くなっては真っ黒な空に消えていった。
日本の冬は、こんなにも寒かっただろうか。
今日は 、12月23日 。明日のクリスマスに向けて
菊の家でパーティをするつもりで、
菊 、イヴァン、アルフレッド、俺、アーサーで集まっていた。
そして、俺ら3人とも、菊に恋をしていたことだ。
昨夜の話。
菊は自室で寝ていて、客人用の所に3人で寝ている時、
いきなりアルフレッドの奴が口を開いたかと思えば、修学旅行の恋バナとは程遠い、楽しい雰囲気ではなく、睨み合うような話だ。
「…勘違いしているようだから言ってやる。
俺も 、恐らくこいつも、
菊を渡す気はねぇよ。」
「もちろんだよ♪」
「 … HAHA。僕明日告白するからね。よろしく。
それじゃ!!𝑮𝒐𝒐𝒅 𝒏𝒊𝒈𝒉𝒕 !!」
「は!?!?お、おい!?ばか!!寝るな!!
おいそれどういうことだよ!!!!」
「奇遇だね!僕も明日言おうと思ってたんだよね〜!」
「はぁ!?!?!?」
気がつけば2人とも目を閉じて幸せそうに寝やがった。その後を追うように俺もさっさと睡魔に堕ちた。
朝起きるとまだ2人は寝ている。
台所の方に足を運べば、菊が朝早くからコトコトと何かを作っている。
彼は俺に気がついていないようで、あくびをしては、カクンカクンと首が下を向いたり、戻ったりして忙しそうだ。
なんと愛おしいのだろう。
「𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑚𝑜𝑟𝑛𝑖𝑛𝑔 。菊 。」
そっと彼にバックハグをして彼の頬にキスをした。
寝ぼけていて、キスに気づいていないようだ。
「ん…はい、ぁ、おはようございます、」
声が微かにかすれている。
「 あの…アーサーさん…?
すぐ朝食の準備をしますから…… 。」
「……もう少しこのままでもいいか、?」
俺も寝ぼけているのか、彼に甘えてみた。
「…しょうがないですね 。笑」
もっと…攻めてもいいかな 。
ほんの少しの好奇心と、イタズラ心で彼の耳たぶを甘噛みしてみた。
「んッ !ぁッ 、こらっ!!笑」
彼は腰をビクリと震えさせて色気のある目と、
声を発しては、頬をほんのり赤く染めた。
朝立ちなんて、紳士らしくないなと反省してはもっと…と欲張り精神が出てしまった。
だがこれ以上はダメだ。菊を…
「なぁ、菊…俺……」
「ん?」
「いや、なんもねぇや。笑」
今言うのは、紳士らしくない。
ちゃんとした時に、ちゃんとした場で。
ちゃんと伝えたい。だからこそ、ここで言うのはやめた。
「Hey !菊!!…と、アーサー。
𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑚𝑜𝑟𝑛𝑖𝑛𝑔!!!」
「アルフレッドさんおはようございます笑」
「なんで抱きついてるんだい?」
「寒かったようで 。笑」
「へぇ…?僕も寒いんだぞ、!! 菊〜!!!」
「こたつご用意しますね 。笑」
彼はいそいそとコタツの準備しに言った。
「……君。本当はそんなに寒くないだろう?」
「はっ笑 。 そんなこと言ったらお前だって。」
「……抜けがけなんて許さないからね。」
「全部聞いてたのかよ 。」
「当たり前さ。菊には盗聴器があるからね。」
「気持ち悪いな。ストーカーじゃねぇか。」
「壁にびっしり菊の写真を貼り付けてる君には
言われたくないけどね。」
喧嘩が始まりそうなので、俺は黙って睨みつけては布団を片付けに行った。
菊は渡さない。俺だけのものだ。俺だけの。
俺のもの。俺に全てを…。
部屋に戻るとイヴァンがニヤニヤとこちらを見つめていた。
「んふふ♪君は独占欲が強めなんだね。
朝からあんなに甘えちゃって♪」
「…お前も起きてたのかよ。全部聞いてたのか?
趣味悪ぃな。 」
「…少し、不安になっただけだよ。」
「 …あ?」
「…ふふ♪君に渡すつもりはないし、別にいいんだけどね!!!笑
君の物に彼がなっても、僕は手を出すし♪」
「…悪趣味だな。」
「なぁ、イヴァン、俺よりもやばいのはアルフレッドじゃねぇのか 。」
「…彼は君なんかよりもずーーっと酷いよ。
独占欲は強い、なんなら強引だ。
悪趣味だし、君なんかよりもずっと厄介。
もしも菊くんが彼の方にいくとなると、
更に厄介だね。手も出せない。ま。無理にでも出すけどね。例え、
菊くんが嫌がっても。」
「お前もお前で厄介だと思うぞ。」
「それは僕自身でもわかるよ。」
彼と話しているうちに布団を片付け終わって、
イヴァンと2人でアイツらの元へ向かった。
「やぁ。菊くん。доброе утро」
「はい。おはようございます 。イヴァンさん笑」
「今日は冷えるね。」
「あなたの家には負けますよ。笑笑」
「それもそうだね。」
さっさと朝食を終わらせ、昼にはパーティを無事成功させた。