テラーノベル
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次の日。
「奈海、それ持つよ」
「え?大丈夫だよ」
「いいから」
慎太郎は、奈海が持っていた荷物をヒョイッと持ち上げた。
「ありがと、慎太郎」
奈海が笑う
その瞬間。
「…..っ」
慎太郎の胸が、ドクンと鳴った。
「….どうしたの?」
「いや、なんでもない!!」
慎太郎は慌てて前を向いた。
少し離れたところから、その様子を見ていた樹。
「….お前さ」
「ん?」
「今日、やたら奈海のこと見てね?」
「は!?」
「さっきからずっと」
「見てねぇし!」
「いや、めっちゃ見てる」
「…….」
慎太郎は黙った。
自分でも気づいていた。
奈海が誰かと話していると気になる。
奈海が笑っていると嬉しい。
昨日、高地と話しているのを見たときは、なぜか嫌だった。
「…..なんなんだよ」
樹が不思議そうに見る。
「慎太郎?」
「….いや、なんでもない」
慎太郎はその場を離れた。
一人になったところで、壁にもたれる。
「奈海が大事なのは、昔から」
幼なじみだから。
ずっと7人だったから。
そう思っていた。
でも。
「じゃあ、なんでこんなに気になるんだよ」
奈海の笑顔が頭に浮かぶ。
胸がまた、ドクンと鳴った。
慎太郎は小さく呟いた。
「…..俺、奈海のこと好きなのかな?」
その答えは、まだわからなかった。
でも、今までとは違う気持ちが、自分の中にあることだけはわかっていた。
雪村 麻耶🦇🩷 。🦅🖤
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#SixTONES
コメント
3件
ああ〜〜〜!!慎太郎、自覚しちゃった!!?😭💕 「奈海のこと好きなのかな?」って自分に問いかけるシーン、胸がぎゅってなった!! 幼なじみなのに急にドキドキし始めるの、リアルすぎてやばい…🥺 樹の「めっちゃ見てる」もナイスツッコミだよ笑 このモヤモヤ期がたまらんのよ…次どうなるの!?早く続き読みたい!!📖💫