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一緒奈々ちゃんと思った私をぶん殴ってください
スタート
〜Re side〜
俺は3日かけてある程度魔法が使えるようになってしまった
kanata「りーくん、よかったね!ベルのおかげでクールタイムも短くなったみたいだし」
Re「嬉しくねぇよ💢」
すっごい笑顔で言われた。悪気なさそうなのが逆にムカつくんだけど。
末吉「まだ?」
kanata「まだ」
Re「お前が言うな」
kanata「やだあぁあ!りーくんが死んじゃう!」
末吉「死なねぇよ、ごめんなりーちゃん、こう言うやつだから」
Re「し っ て る」
まぁ、かなたは秒で落ち着いたから末吉について行ってある村に行った。そこはなんでか知らないけど、甘いにおいがした。末吉に何か聞くと
末吉「催淫のやつの匂いじゃね?」
ってすごい適当な返事を返された。まじでこいつ、いつか殺してやろうかな。まぁ話を戻す(?)か。俺も末吉も医療知識ないから鈴に症状とか送って調べてもらうことにはなってる。俺に魔術教えるならそれくらいしてって言ったら研究できるから逆に送ってくれって言われた。向こうにしか利点ねえじゃねぇかこれ。村の診療所的な場所に行くと夢がいってた人がいた。その人はこの村の医師らしい。
奈々「ようこそお越しくださいました。はじめまして。わたくし、久家奈々(クゲナナ)と申します。この村の医者でこの診療所で働いております。種族は天使です。まだ天使としては半人前ですが。夢様からはお話は聞いております。末吉かき様と五十嵐莉緒様ですね。我々村の住人ために足を運んでいただき感謝いたします。」
すごくというか行きすぎたレベルで丁寧な人だった。一応その人に体調不良が出てる理由を聞いてみた。
奈々「わたくしも原因を調べてみたのですが、わたくしの知識では検討もつかないような細菌が患者の体内に確認されました。空気感染するようなものではないため、恐らく食事から感染するものかと思われます。ですが前例の公害などで確認されたものではないので何か他に原因があるのではないかと。年齢、性別、種族、職業に共通点はございません。」
末吉「りーちゃん、りーちゃん」
Re「なんだよ」
末吉「鈴の方が良かったよなこれ」
Re「俺に言うな」
奈々「鈴殿とお知り合いなのですか?」
Re「え、まぁ、最近話すくらいだけど……」
奈々「鈴殿はわたくしの友人で、よく相談を受けていました。彼女のお姉様は見つかったのでしょうか。」
俺は思った。世間って狭いなって。
Re「見つかったと言うか現れたと言うかまぁ、今は一緒にいるみたいすよ…」
奈々「そうなのですね。安心しました。では患者のところにご案内します。ここから少し距離がありますが大丈夫でしょうか。」
Re「全然大丈夫す」
奈々「承知しました。」
距離があるっていっても100mくらいだった。広いなここってのが率直な感想だけど。
奈々「ここです。わたくしが入った時一度襲われかけたのでご注意ください」
だって、すっごい入りたくない。でも入らないわけには仕事できないから末吉を盾にして入った。いや、末吉が先に入っただけです。うん
Re「……これは…」
奈々「ここは中症化してる方の場所です。症状としては、発熱が主です。重症化すると呼吸困難に陥り、死に至ることも…」
重症のところに案内されなかったのは俺らへの配慮なのだろう。情報も集めないといけないから話して問題ないか奈々さんに尋ねた。
Re「ここの患者さん達とは話せるんすか?」
奈々「お勧めはしません。話すなら軽症の方のところにご案内致します。いかがなさいますか五十嵐様。」
Re「うん、おねしゃす」
さっきいたところから10mくらいのところに案内された。奈々さん曰く軽症の人が多いから広いところにいてもらってる。でもいつ重症化するかわからないから、本当は全員のことを個室に案内したかった。場所がないということらしい。
Re「ありがとうございます」
奈々「いえ、何か御用でしたら、先ほどいた診療室にいらっしゃってください。対応いたします。」
患者さん「………あの…どちら様ですか?」
Re「あ、えと」
末吉「冒険者の末吉かきとこっちが五十嵐です。ギルドからの依頼でここにきました。少し聞きたいことがあるんですけどお時間大丈夫ですか」
患者さん「はっはい!大丈夫です」
さすが大人としみじみ思った。でも俺だけ苗字のみは違うだろ
患者さん「聞きたいことってなんですか?」
Re「えと、その病気?を発病する前なんか変わったことってありました?」
患者さん「すみません、あまり覚えていなくて……特にいつもと違うことは……あ!たしかに誰かに肩を叩かれたのは思い出しました。曖昧ではあるんですけど…」
Re「そうすか……あれ?今は症状は大丈夫なんすか?」
患者さん「今は落ち着いてます。お気遣いなく」
他の患者さん達にもそんな感じのこと聞いたらみんな、あまり覚えていないが誰かに肩を叩かれたのは記憶にあるor思い出した、そんなことを言っていた。その誰かが大事な気がする。というか犯人なのではないかと思う。ところで末吉は最初の自己紹介からずっと黙ってる。なんか喋れよ()
コンコン
奈々「はい、どうされましたか」
Re「報告というかなんすけど」
数分後
奈々「ふむ、なるほど………すみませんがそのような人物の話は聞いたことがありません。わたくしが患者様に聞いても話していただけませんでしたし」
やっぱりそうだよなー。どうするのが正解なんだろうか。
おわり