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#さのじん
藍月。
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コメント
2件

うわぁ…風邪なのに球技大会行く勇斗の執念、仁人の「俺のせいかな」が刺さりまくりました。あの「好き?」のやりとり、絶対伝わってないのがまた切ない…。倒れるシーンは本当にドキッとしたし、仁人がポカリ持って行く優しさ、好きです。続きが気になりすぎます!お大事に…と言いたい気持ち🙏
球技大会当日
勇斗「ゴホッゴホッ…」
「行ってきまーす…」
勇斗ママ「・・・待ちなさい」
「どこに行く気?」
勇斗「・・・え?」
「どこって…学校に決まってんじゃん…」
勇斗ママ「決まってんじゃん…
じゃないわよ馬鹿!」
「あんた39℃でしょ!?」
「そんな身体で学校なんて行ったら死ぬ!」
勇斗「・・・今日は絶対行かなきゃ
ダメなんだよ」
家から出る
勇斗ママ「ちょ、勇斗!!!」
「もー!!倒れても知らないからね!!」
勇斗「はぁ…はぁ…」
「見に来てくれるって言ってたし…」
<教室>
仁人「あ、勇斗おはよ」
「今日遅かったな…って、え?」
「・・・もしかしてだけどさ
風邪、ひいた?」
勇斗「えっ…な、なんで分かった…?」
仁人「いや、それそれ」
「冷えピタ・マスク・謎のスポーツドリンク(アクエリでもダカラでもないやつ)」
「風邪ひいた時の三種の神器じゃん…」
勇斗「あ…で、でも大丈夫!!」
「絶対球技大会優勝するから!」
「そのために来たんだし!!」
仁人「・・・俺のせい、かな」
勇斗「ん?なんて?」
仁人「・・・」
「勇斗はさ、俺の事、」
「好き?」
勇斗「急に何!?」
「も、もちろん好きだよ?」
仁人「・・・そっか」
仁人は、そう言い終わると横に向けていた
体をくるっと前に戻し何も言わなくなった。
・・・まさかキモかった…??
嫌でもいつも言ってるけど
そん時の返しの感じでもなかったし、
こんなこと聞いてくるの初めてだしな…
ど、どうしよう…
勇斗「あばばば…」
仁人「・・・別に深い意味はないってば…」
「ただ聞きたかっただけ」
仁人は俺の方に顔だけちらっと向いてから
ちょっと申し訳なさそうに言った。
勇斗「あ、そっかそっか…!(単純)」
「良かった…」
仁人「・・・なんでそんな
嬉しそうにすんだよ…」
「俺なんか好きなったって、
なんにもなんないのに…」
仁人が何か言ってたけど、
俺は聞こえなかった。
多分今日の試合頑張れよ的なやつ
じゃないかと予想している!!
勇斗「😊」
仁人「絶対伝わってないし…」
仁人side
ホームルーム後
勇斗「じゃあ行ってくるな」
仁人「行ってらー」
勇斗はフラフラで更衣室に向かった。
さっきも大丈夫!とか言いつつ
顔真っ白だったし…
・・・ってなんで
俺が心配しなきゃなんだよ。
そもそも俺は別に勇斗がどうなろうが…
《もちろん好きだよ?》
仁人「・・・」
「一応、ポカリを持ってってやるか…」
<体育館>
仁人「おーおー…今年も本格的だな」
勇斗「・・・」
仁人「あ、勇斗」
「勇斗〜」
・・・ん?あいつ、
俺が手振ってんのに全く気づいてないな?
いつもだったら大型犬みたいに
近づいてくるのに…
勇斗「・・・あっ」
「仁人!!!!」
ブンブンブンブン
仁人「おー…」
気のせいか…?
ただ集中してただけか。
ピーッ
審判「そろそろ試合始めます!」
「よーい。始め!!」
ホイッスルが鳴った途端。
全員が猛スピードで走り出し、
さっそく俺のクラスが1点目を
先取していた。
仁人「よくあんな動けるよな…」
当の俺はスポーツドリンクを制作中。
球技も、走るのも苦手な俺にとって
バスケは地獄の競技だ。
まぁでも、このバッシュの高く短い鳴りも、汗を流しながら戦う高校生も、
実はあんまり嫌いではなかったりする。
やるのが嫌なだけで。
10数分後
俺のクラスのチーム、
つまり勇斗のチームが残り3分のところで
逆転された。
仁人「おいおい…やばくないかこれ?」
勇斗「はぁ…はぁ…」
メンバー「ドンマイドンマイ!!」
「切り替えてこ!!」
「行けるよ!!」
「・・・勇斗?」
仁人「・・・?」
勇斗「・・・っ」
バタンッ
仁人「勇斗!!!!!!」
ピーッ!!!!!
審判「誰か養護の先生呼んできてくれ!!」
仁人「・・・やっぱり俺のせい…?」
「俺が、あんなこと言ったから…?」
倒れた勇斗と目が合った。
𝐞𝐧𝐝☕︎︎𓂃 𓅇