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少し落ち込んでいると
阿 「この後お昼食べに行くけどめめも一緒に行かない?」
目 「行くッ!!めっちゃ行く!!」
阿 「ふふっ笑うん!行こう(^^)」
食い気味の俺の返事に阿部ちゃんは笑っていて
少し恥ずかしくなったけど
まだ阿部ちゃんと居れる事が
嬉しくて舞い上がってしまう
だが心躍るのもこの時までだった…
カットが終わり待っている2人のもとに向かう
先に終わった阿部ちゃんと佐久間くんの
楽しそうな声がずっと聞こえてまたザワついた
目 「おまたせ」
佐 「れ〜ん!遅いよー俺っちと阿部ちゃんのデートの時間が無くなっちゃうじゃん٩(๑òωó๑)۶」
阿 「デートじゃないでしょー笑」
佐 「俺はデートのつもりだし(-д☆)キラッ」
阿 「なにそれ笑」
阿部ちゃんとまたいちゃつく佐久間くんに
嫉妬と焦りが入り混じり会話に割り込む
目 「あー、ご飯行こ?」
阿 「そうだね〜お腹ペコペコ」
佐 「俺っちもー(>ω<)」
何を食べようかとなり
佐久間くんおすすめの蕎麦屋に行く事になった
店に着き阿部ちゃんの横に座ろうとしたが
先に佐久間くんに取られてしまった
仕方なく阿部ちゃんの向かいの席に腰掛ける
メニューを見ながら目をキラキラさせどれにしようか
悩んでいる阿部ちゃんが可愛いくて
メニューを見るフリをして
ジーっと見ていたら目が合った
阿 「めめ決まった?」
目 「まだ決まってない。阿部ちゃんは?」
阿 「う〜うん十割蕎麦か期間限定の蕎麦かで迷ってて」
目 「じゃあ俺期間限定の方にするから阿部ちゃん十割蕎麦にしなよ。そしたらどっちも食べれるじゃん」
阿 「えっ!いいのーめめありがとう(〃∇〃)」
ご飯を終えこれから買い物に行く2人を見送った
見えなくなるまで…だから見えてしまった
俺が居るから隠していたのだろう
さっきまでとは違う佐久間くんの眼差しに
阿部ちゃんを見つめる佐久間くんの目は
とても優しく愛おしそうだった…
佐久間くんも阿部ちゃんの事が好きなんだと
嫌でも分かってしまった
気付きたくなかった…
嫌な予感がする
心のザワザワがより一層酷く影を落としていった