TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

のべりす短編集

一覧ページ

「のべりす短編集」のメインビジュアル

のべりす短編集

2 - 第2話 のべりす学園--寂しい別れ

♥

115

2024年10月11日

シェアするシェアする
報告する






「のべりす学園---寂しい別れ」




水蓮「…‪(ŧ‹”ŧ‹”‬」



最近は、やけに忙しく いろいろな事を忘れ


大切な事までも忘れかけていた……



水蓮「…ご馳走様でした……」



朝食のカレーライスは、


何時もよりも しょっぱく 感じ


制服に着替えている時でも 頭の中は、微かな霧が掛かっていた




水蓮「…おはよう御座います」


何時もは、沢山の人の声で溢れかえった教室


今日は、やけに静かだった



そりゃ そうだ

今日は、紗奈さんがこの学園を離れ

遠いところへ行ってしまうのだから







紗奈「…皆さん……今まで有難う御座いました」


彼女は、深々と頭を下げ


目からは、大粒の涙が溢れそうだ


お別れ会が終わり 教室にいる人たちは、紗奈さんに色々な話をして帰って行った


そこに残されたのは、私と紗奈さんの二人だけ


あまり話した事が無いせいか…気まずい空気が漂う


そんな中


私の頭の中に一つの単語が浮かび上がってきた


〖お別れ会〗


この人間界の行事は、あまりにも哀しすぎる


本の世界で生きるもの達は、


何時までも仲良く居られるのに


なんでこんなに残酷なのだろうか…


机に一粒の水溜まりが出来た






嗚呼……そうか…私 泣いてるんですね



普段は、我慢して泣かないようにしてる


でも…お別れっていう単語は、


もう二度と会えない気がして


足掻いて足掻いても


どうにもならない現実



「また……会えますよ」



「え………?」


頭上から太陽のような優しい声が聞こえ


私は、少し驚いた


紗奈「……きっとまた会えます…!絶対に…!」



彼女だって泣いてるのに


なんでこの声で


こんなに安心出来るのかがよく分からない


紗奈「…これ…受け取って貰えませんか?」


私の手に載せられたのは、一輪の赤薔薇


紗奈「…花言葉とかは……


あんまり関係無いんですけど…私が水蓮さんに


持っていて欲しいなって思って…」



水蓮「…そうですか…」


私は、目元を指で拭いた


ほんのりと甘い香りに


お日様のような心地の良い色合いに微笑んでしまう


水蓮「…ふふっ 泣いてすみませんでした 」


何時もは、軽く閉じている瞳を少し開けた


水蓮「…それでは……また会える日を楽しみにしておきますね」


私と紗奈さんは、軽く微笑んだ


微かにオレンジ色を残した教室で















《紗奈さんへ 》


最近 時の流れって早すぎるなと思っていた


矢先に 紗奈さんの卒業の日が来てしまいました


この投稿を見てくれていたら とても嬉しいのですが…


結構遅くに投稿してしまったので 見てくれているかは、少し不安です…💦


結構昔の話になるのですが…紗奈さん……実は、私の昔のアカウントで 参加型に参加してくれた事があるんです


私も昔のアカウントでは、色々とあったので思い出したくは、ありませんが…


このアカウントでちゃんとした話せれてとても嬉しかったです


私は、あまり文を書くのは、元々得意じゃないので


この手紙も変な文だな感じるかもしれませんね

😅💧

それでも…私と話してくれて有難う御座いました 🙇🏻‍♀️´-

ちゃんとした贈り物を送ることが出来なくて申し訳 御座いません🙇‍♀️💦


何処か違う場所で 頑張っている紗奈さんの事を私は、全力で応援します!📣📣📣


それでは、また会える日を楽しみにしています!😊🥰


「またね」です!



この作品はいかがでしたか?

115

コメント

2

ユーザー

もちろん見ます! お手紙と小説、ありがとうございます!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚