テラーノベル
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夜中2時。
カメラに映っていた“その子”に誘われるように、二人は旅館の地下室へ向かうことに。
薄暗い廊下を抜けた先にあったのは、小さな祠。
そして、その前に落ちていた──一冊のビデオテープ。
表紙には、手書きの文字。
「“夢は、まだ終わっていない”」
「……ミナミ、これって……あの子?」
「ちょっと待って……私、この内容、知ってる」
「は?」
ミナミは小さく震えながら言った。
「このテープの内容……小さい頃に夢で何度も見たんだよ。“映像を撮りたい女の子”が事故に遭う夢」
「もしかしてミナミ、お前……あの子となんか、繋がってるのかも……?」
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