コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「失礼しまーす、あっのあさん!」
電話でじゃぱぱさんを呼び出してから数分後、じゃぱぱさんがやってきた
「病院に来てって言うからびっくりしたけどお医者さんは?
それに呼び出した理由って……」
「……単刀直入に聞きます、
じゃぱぱさん、あなたは小人症ですか?」
ついに聞いてしまった…じゃぱぱさんは目を丸くしている
これで間違ってたらどうしよう…
「……そうだよ、俺は小人症」
!やっぱり……ていうか妙に素直ですね
「それでさ、なんで知ってるの?俺が小人症っていうこと」
「それは私が巨人症だからです
だから、治療法を知ったときに聞きました」
「やっぱり、そうなの?」
じゃぱぱさんは前から知っていたような反応を見せる
「分かってたんですか?」
「小人症の治療法を知ったときからね だいたいのあさんと同じ
のあさん急に背が伸びてきたから、もしかしたらってね」
「そうですか……それで…あの…」
「キス…?」
そう、巨人症と小人症を治すには、
巨人症の人と小人症の人がキスをしなければならない
「俺は……いいよ、キス___好きな人とできるから」
じゃぱぱさんの顔が赤くなっている
今が夕方だからかもしれないけど……
「好きな人……私?」
「そうだよ」
そう言ってじゃぱぱさんは私に近づいてきて……
キス、してくれた もちろん唇に
なら、今しかチャンスはない
じゃぱぱさんに告白するタイミングは__
「じゃぱぱさん……私もじゃぱぱさんの事、大好きです!
だから、その……じゃぱぱさんの彼女に…」
「もちろん!」
「やった……!」
その時涙が流れた
これは、助かった事による安心感?
いいや、きっとじゃぱぱさんと付き合えた事による嬉し涙____
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
えとside
こうしてのあさんとじゃっぴは付き合う事になった
二人の奇病も治って、すっかり幸せそう
奇病がきっかけで付き合う事になる__こういう恋もあるのかな……
巨人と小人 END