いつ見ても自然は美しい。
叉として同じ姿を見せず、刻一刻と姿を変える。
誰かを口説くのも一興だがやはり僕にとっては自然が愛人なのだ。
可笑しいと言われればそれまでだけど人に見立てたらそう思ってしまう。
人は虚しいものだよ。
幾つもの女を使っては捨てる、それで終わり。
自然にはそれがないのさ。
まるで思いを馳せている人にアプローチしてるかの如く千変万化姿を変える。
木で考えれば木葉は徐々に焦げていって、いつかは散る。
その散った葉は”垢抜けた”とでと言おうか、容姿を変える。
そして年を越してまた葉を現す。
今度はもっと生い茂って。
飽きないのだよその姿、容姿に。
日ノ本:「♪~♪」
自然に見入っていると遠くから声がした。
色々混じってる。
低い声とか、子供かな?ピュアな子もいる。
パ:「日本!!」
ポ:「おーい!」
フィ:「ポケットハンドなんて珍しいな 」
日ノ本:「あ~みんなは…親日国だったね」
パ:「日本?」
日ノ本:「どうしたの?パラオちゃん♪」
パ:「あ?え??」
きょとんとしてるの可愛いな♪
日本はこの可愛いさに気づかないのかね。
ポ:「日本だよね?」
フィ:「のはずだが?」
日ノ本:「ポーランドくんとフィンランドくんもどうかした?」
はは♪面白いな。
でも苛立ちも感じる。
こんないい人たちに囲まれているのに日本は有難いと思わないかな?
彼はちょいとばかし抜けてるみたいだね。
日ノ本:「なに?それとも……」
ポ:「ひぇ?//!」
日ノ本:「誘ってたり……する?」
腰に手を当てただけでこの反応。
そそられるんだ♪いつもからかって来るのにいざこちらが仕掛けると動けなくなる。
ポ:「ち、近いよぅ…////」
日ノ本:「かっわいい♪!」
隣でムッとしているパラオの姿が目に入った。
パ:「ポーランドばっかりずるい!!パラオにも!!!」
日ノ本:「え~パラオちゃんにはちょっと刺激的じゃない?」
パ:「子供扱いしないで!」
上目遣いで言われては持たない。
なだめても収まってくれないので接吻をしてみると、ぽかんとフリーズした。
パ:「は………///?へ…////…?」
日ノ本:「これで満足?」
パ:「はぇぇ////」
フィ:「お、おいパラオ!大丈夫か?!」
日ノ本:「刺激的って言ったんだけどねぇ」
また遠くから呼ぶ声が聞こえた。
日:「やっと見つけ……パラオ?!」
日ノ本:「いいとこだったんだけどな」
フィ:「日本がふたり?!」
日:「パラオになにしたんですか?!」
日ノ本:「ちょいと接吻しただけだよ」
いざこざが起こりそうなことを予期したのかポーランドが間に入った。
ポ:「ここじゃなんだし家でゆっくり話そ」
日:「そ、そうですね」
パラオを抱き抱えながら家へと向かった。
コメント
5件
日本が2人、、、 3pするしかないよなぁ!!?