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宮侑 ガラッうえ、なんやこの匂い……うぉえっ…ヒュッカヒュッ…ヒュッヒュッヒューッカヒュッヒュッだっ…れかっ…ヒュッヒュッたすけ……っヒュッカヒュッ

プルル

宮侑 ポチッヒュゥッカヒュッヒュッヒュッカヒュッ

角名 …え、大丈夫、?角名だけど、意識あったら返事して、!

宮侑 助けっ…ヒュッカヒュッヒュゥッ

角名 吸い過ぎ、!息長く吐いて、!大丈夫だから、!

宮侑 ヒュッカヒュッヒュッカヒュッ

角名 吸って、?

宮侑 ヒュッ

角名 吐いて

宮侑 フーッ

これを何度か繰り返し

宮侑 すまんな、角名

角名 いや別に大丈夫だけど…どうしたの?

宮侑 いやな、まずあいつのお父さんがあいつに手出しとった。キモいな

角名 うわぁー…

宮侑 んでそのキモ親父がふろん中入って、今俺が入ろうとしたんやけど、どうもそういうことした後の匂いで気持ち悪かったん!

角名 それめちゃめちゃ嫌だね…

宮侑 んで、過呼吸なったわけ。

角名 …ふーん、まぁ…そのお義父さんがいないとき妹さんはどうだったの?

宮侑 普通に年相応の女子って感じ、でもなかなか敬語は抜けへんかったわ

角名 小さいころからそういう事させられてきたんだろうね、敬語が身に沁みちゃったんでしょ。

宮侑 気の毒やんなぁ…

角名 まぁ俺はとりあえず侑が無事でよかったよ

宮侑 お!貴重なデレか⁉

角名 やめて、そんなんじゃないから、

宮侑 むぅ…

角名 じゃ、明日学校でね、

宮侑 おん。またな

プツッ

宮侑 まじで角名命の恩人や…


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