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あぁ、ウグッ最高すぎやしませんか( ゚∀゚)・∵. グハッ!! 本当に大好きッッもう言葉に言い表せないよΣ(゚Д゚)中也さんっ可哀想、、太宰さんも罪悪感があった所も好き、芥川さんが中也さんの事好きなのも太宰さんが中也さんの事好きなの大好き過ぎてやばい、芥川さんと中也さんの視点色々好き(´vωv`*)太宰さんの視点もしっかり作ってて最高過ぎる!?本当に神作
めちゃくちゃ素敵です💕
芥中
太中
芥中◀︎太
過去捏造
キャラ崩壊
口調迷子
中也ボロボロ
前回の続き
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中也視点
あれから数ヶ月、芥川もだいぶ落ち着き、妹の銀に引き取られて行った
家に帰ると誰もいないのが少し寂しく感じたが、芥川が居なくなって1年くらい経つとそれにも慣れてきた
それに、芥川が前のように過ごせるくらい回復したことの方が嬉しかったし、 懐いてくれたようで、偶に話しかけてくるようになった
でもそれとは裏腹に、俺の体調は悪くなる一方だ
食事も喉を通らずに吐き出してしまうし、夜もほとんど寝れない
顔色もだいぶ悪くなってきたから化粧で隠した
任務で何度か化粧をした事があったし、かなり上手くかくせた
体調が悪いのはまだ我慢出来るが、仕事に行くのが嫌になってきた
あんな拷問を受けたのに、まだ俺を疑っているヤツらがいる
太宰を尊敬してたヤツらは俺の太宰に対する態度が悪かったせいで太宰は居なくなったんだとか言ってる
ソイツらからのアタリも強いし、太宰が残していった仕事やら何やらを片付けるのに忙しかった
太宰が居なくなって作戦もあまり効率が良くない物ばかりになった
俺はそれを完璧にカバーしなくちゃいけねぇし、それが出来ないと周りから「太宰なら〜」と口煩く言われる
マジでうるせぇ
俺だって置いてかれた身だわ
自分だけ被害者ズラしてんじゃねぇよという気持ちは出来るだけ抑えないといけない
またうるさく言われるからな
そんなこんなで周りの重圧に押し潰されそうになりながら今日も山積みの書類を片付ける
休まずに数時間続けてやっと半分終わった
中「はァ…」
大きなため息をついて部屋を出る
気分転換に外を歩こう
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街に出ても、仕事や周りに言われた言葉の事ばかり考えてしまって、全く気分転換にならなかった
それどころか、体調が悪くなってきた
数十分も経ったし、また仕事をしなくてはならない
「戻るか…」と、踵を返すと後ろから聞き覚えのある声がした
?「待ってよクニキダクゥン」
勢いよく振り返る
そこには太宰が居た
服装も雰囲気も全て変わった太宰は長身眼鏡にちょっかいを掛けている
中「は、」
散々俺に迷惑掛けて置いて行ったクセにもう新しい仲間まで作ってんのかよ
太宰とそいつを見ていて段々と吐き気と嫌悪感が込み上げてくる
俺は足早にそこを去った
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部屋に戻って仕事をしようにも、先程の出来事が頭をよぎり、全く進まない
そこで俺は何を思ったのか、自分の部屋を出て、昔太宰が居た部屋にフラフラと向かった
部屋に入り、太宰の机の前に立つと、自然としゃがみこんでしまった
誰もいない部屋を見て
「俺は置いてかれた、相棒なんかじゃなくてただの駒だった」
そう実感した
そうすると涙が止まらなくなった
俺を人間にしてくれた太宰はもう居ねぇんだな
中「まじで死ねよ、糞太宰」
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芥川視点
数ヶ月間すると、僕の体調も大分よくなり、元の生活にもどった
中也さんとの生活が終わり、寂しく感じる自分に驚いていた
中也さんを見かけると話し掛けるようになり、段々と距離が縮まったが、何故か壁があるような気がして、 中也さんは忙しいのだ、そう自分に言い聞かせていた
それでも矢張り違和感があり、それを 解明しようと同僚に「中也さんの事だが…」と話し掛けた
名前を言うとソイツは「俺あの人嫌いなんだよね〜、太宰幹部が出ていったのって、アイツの態度のせいだろ?」と言った
芥「は、?」
ソイツは笑いながら続ける
「正直、ちょっと強いだけでなんも出来なさそうだし(笑)首領のお気に入りだからまだここに入れるんだよ(笑)」
目の前が真っ赤になった
貴様如きが中也さんの何を知っている?
中也さんの努力も強さも優しさも!!
何も知らないくせに!!
気が付くと僕はソイツの首を絞めていた
「カヒュッ、なん、で」そう呻くソイツに怒鳴りつける
芥「貴様如きが!!あの方を知ったような口を聞くな!!」
首を絞める力を強める
ソイツは真っ青になって死んだ
荒くなった息を抑えながら死体を処分した
何で自分はあんなことをしたんだ、と思いつつも仕事に戻ろうと歩いていると、フラフラ歩く中也さんを見かけた
話し掛けようと追いかけていたが、ピタリと自分の足が止まった
中也さんが太宰さんの居た部屋に入っていく
何故か胸がもやもやした
そして、覗き見なんてあの方に無礼だ、と思いつつも好奇心が勝ち、扉を少し開いてその様子を見ようとした
中也さんはしゃがみこみ、自分の肩を抱きしめて震えていた
泣いていたのだ
小さく太宰さんの名前を呟きながら、鳴き声を、嗚咽を必死に抑えようとしている
その時、初めて自分の恩師である太宰さんに嫉妬心と嫌悪感が芽生えた
それと同時に、自分が中也さんに異常な好意を抱いて居ることに気づく
気づくと自分にも嫌悪感が湧いてきた
今迄中也さんはどんな思いで僕の面倒を見てくださっていたのだろうか
何故自分は中也さんがこの状態になるまで気付けなかったのか
様々な疑問と嫌な感情が混じり合う
やがて、それに耐えられなくなり、扉を閉めた
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???視点
数年前、“僕”にとってポートマフィア最後の夜
相棒である君の部屋にこっそり入った
すやすやと眠る君の綺麗な顔を見ていたら胸が苦しくなった
君とまだ一緒に居たい
僕が出ていったら君はどんな仕打ちを受けるだろうか
きっとあの人の事だから、とても長く辛い拷問をされる事になるだろう
罪悪感が込み上げてくる
君は僕を信じてくれていたのに
裏切ってごめん
?「ごめん、ずっと愛してるよ さよなら」
絶対にまた会いに来るからね『中也』
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ここまでです!!
一応この『優しい貴方』は次で完結……
の予定なんですけど、もしかしたら2話あるかもしれません……!!
他のカプ見たい人、ほんっとすみません( ..)՞
なるべく早く終わらせます
ご視聴ありがとうございました
さよなら!