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ワンクッション!

この小説には以下の要素を含みます。

・擬人化

・勝手な設定が盛られている

・私の妄想全開&推し優遇

・オリキャラ

・軽い暴力表現

・「ゆっくり育てていってね!」のネタバレ(ダンジョン行きますので未プレイの方はゆく育をちょっとでもプレイするか開き直ってからどうぞ)

以上のことが許せる女神のような心の持ち主様はどうぞお進み下さい。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。

それではどうぞ。



魔法少女「『ウォーターカッター』!」

水の刃が空を切る。魔法少女、雷神、そして風神は、先日見つけたダンジョンに赴いていた。

風神「怪我はもう大丈夫そうだね」

魔法少女「はい、おかげさまで!完全復活です!『ライトカッター』!」

今度は光属性だ。

雷神「私も負けてられないな……『サンダーバレット』!」

さらに雷神の雷の光も加わって、洞窟の中であるにもかかわらず綺麗な光が満ちていた。

風神「……もう……魔力使いすぎて倒れないでよー?」


剣豪「くっそ……何でこの俺が……」

一方、神社では剣豪が不服そうにそう呟いた。

――

雷神「新しい洞窟だけどさ……どう考えても3人が限界じゃない?狭いし」

少し前のこと。雷神がそう言ったことが発端だった。

剣豪「確かに……じゃあお前留守番な」

雷神「ちょっと剣豪君!この私を置いて全員生きて帰れると思ってるの!?」

剣豪「何言ってんだお前!そもそも俺があいつらを引き戻すために手伝って貰ってるんだぜ!?俺が行かなくてどうするってんだよ!?」

あーだこーだ、止まる気配がしない。

風神「あの……それなら私が留守番……」

魔法少女「もー、公平にジャンケンするよ!それ以上言い合いするなら私と風神さんで行くから!」

風神の声を遮り、魔法少女がグーをつき出す。そして……

――

剣豪「くっそ……何でこの俺が……」

公平なジャンケンの結果、今に至る。

剣豪「(こうなった以上は仕方ねえな。素振りでもしてくるか)」

そう思い、剣豪が木刀を持って外に出たその時。見知ったゆっくり達と目が合ってしまった。

狂戦士「師匠!」

剣豪「あっ……ヤベ」

剣豪の弟子達だ。

剣士「師匠!道場行ってもいないからみんなで探したんですよ!」

剣豪「悪かったって……」

騎士「まあまあ落ち着いてよ剣士ちゃん……」

狂戦士「ねー師匠!今度手合わせしてくれるって言ってたじゃん!今からやろうぜ!」

剣豪「……ここだとお前神社壊すだろ?道場帰ったらやってやるから……待て待て!大剣しまえ!……ああもう!仕方ねえなっ!」

暴れだした狂戦士の頭に、どこからか取り出した木刀の一撃を食らわせる。

狂戦士「あだっ!」

剣豪「全く……ちょっとは落ち着けっての」

狂戦士が倒れる。

重戦士「それで、急に道場空けてどうしたんですか?」

重戦士が口を開く。目を回した狂戦士が足元に転がっているが、いつものことなので無視を決め込む。

剣士「あっ!それ私も知りたいです!」

剣豪「ああ……ほら、反応速度とゆゆゆが消えたのは知ってるな?」

騎士「はい……急なことでびっくりしたこと覚えてます」

剣豪が話し始めると、騎士も頷く。

剣豪「あいつらの居場所知ってるって奴が出てきたんだ。最近ダンジョン地方でモンスターが大発生してるだろ?そこの親玉にあいつらが操られてるって聞いたんだ。それで……」

剣士「……なんか、師匠らしいですね。」

剣士が言う。

騎士「そうだ、僕たちにも手伝わせて貰えませんか?」

狂戦士「良いね騎士!だってどうせあの二人連れ戻すまで師匠戻ってこないだろ?手合わせして貰えないのは私も嫌だ」

いつの間にか起き上がっていた狂戦士。

剣士「確かに!」

重戦士「……まあ、そうでしょうね」

剣豪「俺は別に構わねえぜ。あとはあいつらがどう言うか……だな。」

雷神「さて……そろそろ良い?」

そこに、ダンジョンから帰ってきた3人が現れる。

剣豪「帰ってきてたんだな。こいつらを仲間にしたいと思うんだが……俺の弟子だ。」

雷神「良いじゃん!剣豪くんの弟子でしょ?絶対強そう!」

雷神がそう言う。しかし、隣の風神はあまり進まない顔だ。

風神「大丈夫だけど……そうなるとここじゃ狭いね……」

雷神「あっ……」

魔法少女「うーん……この辺で大きめの建物……あっ!そうだ!『ワープ』!」

魔法少女がそう叫ぶと、皆は全く知らないところにいた。この場にいない、冬乃も含めて。

剣豪「どこだ……?ここ」

魔法少女「ちょっと前に友達がやってた温泉宿が潰れたんだ。ここはその建物なんだけど……ここなら人間界とも繋がってるし、いいと思うの!ね、冬乃ちゃん!」

冬乃「いやどこですかここ……全く話についていけない……えっ別に人間界に帰りたい訳では……」

風神「それ……良いの?」

魔法少女が言うと、風神は心配そうに口を挟む。

魔法少女「まあまあ!許可はあとで私が取っとく!あっ!ついでにここで依頼を集めてお金を取るってのはどう?人数多いし!」

この何気無い一言が、剣豪達の新たなスタートとなるのであった。

雷神「良いじゃん!」

剣豪「冒険者ギルドみたいなことをやるってことか……ま、こいつらの小遣い稼ぎにもなるだろ」

魔法少女「決まりだね!」

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